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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「父の道具」

2021-06-11 08:44:51 | アート・文化
画家であり装幀家、ほかにも古書籍研究家(?)など多彩な顔を持つ林哲夫さんの作品展。


古い道具には生命が宿っていますね。

生き物といってもいいような。

これと同じようなお父さんの道具を展示した催しを、以前神戸のギャラリー島田でも見せてもらって面白かったのですが、
今回はわたし、ちょっと行けません。残念。

『コーヒーカップの耳』
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「希(こいねが)う春」

2021-05-12 08:35:01 | アート・文化
可南さんからご案内をいただきました。

「可南つちびちと展」 ~希う春~



詳細は→←クリック。

「おかわりないですか」と添え書きしてくださってます。
前に芦屋ルナホールでのドリアンさんの会でお会いしてからだと、いろいろありました。
今回もまだ行けそうにありません。
色んなイベントに出かけたいのはやまやまなのですが。

『コーヒーカップの耳』

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高橋惠子水彩画展

2021-05-07 08:35:56 | アート・文化
案内状をいただきました。

 

高橋惠子さん? だれ? と思いました。
案内状の表の空きスペースにメッセージを添えて下さっていて、
《お体はすっかりお元気ですか?
お店はもう開かれましたか?》
とあり、詩誌「別嬢」の詩人、桂木恵子さんのことでした。
以前、詩集を送ってくださってます。
いい詩集でした。『小さな窓から』
水彩画を描かれるんですね。
案内状の絵も素晴らしい。80号だという。こんなに大きな水彩画もあるんですねえ。
姫路なら、孫もいるし、行って実際に見てみたいけど、
やっぱりワクチンを打ってもらってない今は、まだ出かけられないなあ。残念。

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荻原一青と樽谷富蔵とわたしの娘

2021-04-29 09:30:59 | アート・文化
昨夜のこと。
『歴史と神戸』345号、城郭画家荻原一青のことを読んでいた。



《荻原一青は、尼崎出身の城郭画家である。》と始まる、「城郭画家・荻原一青の事績と生涯」(辻川敦)が面白かった。
一青の生涯も面白いのだが、書き手の辻川氏の文章も読みやすく興味を引くように書かれている。
そうしてわたしが読書している横で家内が大阪の娘と電話で話をしていた。
丁度その時、わたしはこんなところを読んでいて思わず声が出た。

1968年1月、市立労働福祉会館で個展「新春名城画展」が開催されると、これを観た尼崎文化団体協議会会長の樽谷富蔵(樽谷包装産業社長)が一青の画集刊行を発案し、郷土史家や尼崎商工会議所関係者らに協力を呼びかけた。その結果、薄井一哉前市長や先述の岡本静心など10人からなる出版世話人会が発足し、出版資金が集められた。樽谷自身150万円を拠出している。》

なぜ声が出たかというと、娘は結婚前、この樽谷包装産業に勤めており、社長と会長(富蔵氏の孫と子)の秘書をしていた。
そして、その縁で今の伴侶を得、幸せな家庭を築いている。
なんという偶然。
樽谷家は尼崎の文化に大いに貢献したという話はこれまでにも聞いていたが、なるほどだった。
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荻原一青

2021-04-27 09:41:59 | アート・文化
今朝の神戸新聞文化欄。



城郭画家、荻原一青のことが。
『歴史と神戸』の特集を記事に。
わたしの手元にも届いているがまだ読んでいなかった。
これは読まねばなりません。
今号は全ページ荻原のこと。
最初のページにこんな記述が。
《荻原一青は、尼崎出身の城郭画家である。》と始まり、《しかしながら、その事績に対する評価は、失業対策労働に従事しつつ城を描く”ニコヨン画家”という、やや興味本位で正当性を欠くものであった。》
荻原についてはわたし、知りませんでしたが、これはちゃんと読まねば。

追記 「歴史と神戸」4ページ。《成長し、尼崎城址に建つ尼崎第一尋常小学校に通いはじめた一青は、孤独で内向的な少年だったようだ。吃音癖があったので、そのことも影響していたのかもしれない。前掲の『城郭』掲載回想記には、こんな一節がある。
 子ども心に此の(尼崎城の)城跡が好きだった。貧しい姿の私は腕白少年達にいつもいじめられた。寂しい私は一人ぼっちで石垣に登って寝ころんで白い雲を眺めていた。》
これはわたしが先日読んだ重松清さんの『きよしこ』の世界だ。

『完本・コーヒーカップの耳』
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『名筆』600号

2021-04-21 10:43:22 | アート・文化
いつもお世話になっている明石市の書家、六車明峰氏からお贈りいただきました。



4月号ですが、通巻600号とのことです。
凄いことです。ざっと50年間の発行。

この表紙の書(村上翔雲師)に「おっ」と反応しました。
八木重吉の詩「幼い日」です。
昔、書いた文を思い出しました。
←二段階クリック。
兵庫県現代詩協会の会報(2002年11号)に書かせていただいたもの。このころはよく依頼を受けて書いてましたが、最近は忘れられています。
掲載の写真もわたしが撮ったものですが、モデルになってくれた子は今どうしているだろうか?もう20歳は過ぎているのだろう。

そして、『名筆』の「子供詩書優秀作品」のページ。



いいですねえ。
特にわたしがいいと思ったのは、
《しもばしら ふんだら かりっと ビスケット》
《ストーブに 大きな やかん うたってる》

情景がありありと見えて、さらに感触が伝わってきます。
「しもばしら」は小学一年生の山本知怜さん。「ストーブに」は何年生か分からないけど上山春風さん。
字についてはわたしはわかりませんが、選者の中西さんが山本さんの作品を「筆の穂先を使って、小さい文字が紙面に上手に治まっている。」と評しておられます。
子どもの詩(俳句)は邪心がなくていいですね。

『完本・コーヒーカップの耳』

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「西宮芸術文化協会総会」

2021-04-16 17:12:56 | アート・文化
20年前に、ちょっと考えるところがあって退会していた「西宮芸術文化協会」ですが、今回、改めてお誘いを受けて入会しました。
今年度の総会が今日、市民会館中会議室でありました。
例年なら総会後に懇親会が催されるのですが、今年は(昨年も)なし。
会長の今竹翠さんが挨拶で「このコロナ禍の中、勇敢にもご出席いただいて…」と。
人数はやはり少なかったですが、委任状も含めて総会は成立。
20年前とはほとんど顔ぶれが替わっている様子でした。
まあ、みなさんマスク姿なのでよくはわかりませんが。
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井上青龍の写真

2021-03-13 11:13:14 | アート・文化
先日ご来訪くださった中野文廣さんがお持ちくださった本、『IRRESISTIBLE STEPS 1956-1988 井上青龍』がいい。

戦後の釜ヶ崎などのスナップだが、なんとも味わい深い。



ちなみにカメラマン、井上青龍は徳之島の海で撮影中に事故で亡くなっている。
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小磯良平・大野コレクション

2020-12-23 08:51:40 | アート・文化
今朝の神戸新聞にきれいなページがあった。



「至高の小磯良平  大野コレクションのすべて」というのが12月24日~3月21日神戸市立小磯記念美術館で催されると。
この記事を読んでいて、「おっ!」と思った。
《初めて広島市の大野石油店本社3階にある大野ギャラリーに足を踏み入れた時の衝撃は、強烈であった。小磯良平の名品が何室にもわたって掛けられ、まさに小磯美術館ともいえる感じだった。》(神戸市立小磯記念美術館長・岡泰正)。
大野石油会長のコレクションだという。これにピンときた。
わたしがこの10月に入院したW病院の313号特別室にかかっていた絵が、たしか大野石油店所蔵だったのでは?と。
これです。


貧乏性のわたしは「本物か?」と疑って額裏を調べてみた。写真撮ってます。
←クリック。
《作品紹介として、「西洋婦人」 1970年 パステル 所蔵 大野石油店 》
やはり!
なぜこの絵がW病院の病室に?
もしかしたら、大野石油の社長か会長がこの部屋に入院されたことがあるのかな?
その縁で、ここに貸しおかれているのか?
そんな立派な部屋に、わたし一週間入院してました。
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「名筆」12月号

2020-12-20 08:49:11 | アート・文化
六車明峰さんから「名筆」12月号をお送りいただいた。 



表紙の書は、生前「名筆研究会」を主宰し指導しておられた関西書道界重鎮の村上翔雲さんのもの。
八木重吉の詩ですが、これは何で書かれたものでしょうか?
もしかしたら割りばし?
趣がありますねえ。重吉の詩にぴったり。

今号の紙上ギャラリーは短歌誌「六甲」とのコラボ。明石市、稲爪神社境内での秋の書展より。
稲爪神社にはわたしもお参りしたことがあり、名筆の書展を見せていただきましたが、この紙上ではわからない大きな作品で、迫力があったように覚えています。

このコラボもすでに5回目だと。
これの始まりについては、わたしがちょっと触媒役をさせていただいたのだったかな。


下段右の書は六車さん。岩本倭子さんの歌。
六車さんのお便りには、「あまり短歌らしくないところが好きです。こう言うと、岩本さんにしかられるかもしれませんが…」と。
大体「六甲」ではこのような馴染みやすい短歌が多い気がわたしはしています。


これは六車氏の淡路市文化際に出品されたもの。
お便りにはこうありました。
「かなり古い本画箋ばりの色紙に、これまた古い墨を磨り、淡墨にして書いたところ、思いがけない効果が出ました。」と。


難しい言葉ですね。「ザットウと読む。意味は澤山集まってくること。」とあります。これも六車氏の担当。

そしてこれ。

六車氏の条幅です。実際に見たらもっともっと素晴らしいのでしょうね。

六車氏は、わたしが「神戸っ子」に連載しているページに長年、書によるカットを添えてくださっている人です。
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「エール」最終回の「栄冠は君に輝く」

2020-11-27 10:10:51 | アート・文化
【 栄冠は君に輝く 】
今朝の朝ドラ「エール」、最終回は出演者によるコンサートだった。
その中の「栄冠は君に輝く」について。
作曲はもちろん古関裕而だが、作詞は加賀大介。
そして、補作したのが富田砕花。
何か所か重要なところを補作しているが、わたしが特に印象的だったのは、二番。
元詞は「青春のほのほをかざせ」だが、砕花師の補作はこうだ。
「青春の賛歌をつづれ」。
そして、三番の「緑濃き棕櫚の葉かざす」も砕花師の補作。
一昨年、芦屋市立美術博物館で、「富田砕花展」が行われたときに、その生原稿(撮影禁止)を筆写してきたのだった。
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林哲夫展

2020-11-16 11:45:13 | アート・文化
林哲夫さんから二つの個展案内状を頂きました。

林哲夫作品展「草枕」。


これは奈良で。

「林哲夫書店開展」。


こちらは神戸で。

体調次第ですが、もしかしたら神戸に行けるかも。
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「まんまるの祈り」

2020-10-08 21:01:39 | アート・文化
可南さんから「つちびと」展のご案内を頂いた。





「おかわりないですか?」と添え書きして下さっている。
実はちょっと”お変わり”が…。
で、多分行けないんですね。残念。
可南さんお許しを。ご盛会を祈っております。
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「あのときこんな店があった展」

2020-09-24 08:09:28 | アート・文化
林哲夫さんの著書『喫茶店の時代』に関連しての展覧会。
「あのときこんな店があった展」があるとのお知らせ。




そして関連の冊子。

『「喫茶店の時代」タイムライン』。
喫茶店に関する歴史が書かれている。
紀元前1066年 周武王に茶が贈られた(『華陽国志』)。から始まって、
2015年 国際コーヒー機関が10月1日を「国際コーヒーの日」に制定。まで3000年余の歴史一覧。
よくもこんなに調べられたものだ。
主要参考文献が記されているが、50冊に上る。
そして写真図録を見るのが楽しい。

上に乗ってる豆本『珈琲哲学序論』(寺田寅彦著・UCCコーヒー博物館発行)はわたしの所蔵。


マッチラベルの写真。「喫茶輪」のマッチがないのは残念。

さて展覧会だが、わたしは日程的にちょっと微妙。
できたら行きたいのだが。

こちらもよろしく。『完本コーヒーカップの耳』

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村上翔雲師の書が博物館に

2020-08-22 20:48:09 | アート・文化
8月1日の神戸新聞明石版です。
書家、村上翔雲師の書が明石の文化博物館に収蔵されたと。
良かったです。
翔雲さんとは何度かお会いしました。
わたしの詩も何点か書にしてくださっています。
宮崎翁も評価しておられた書家です。
ご一緒に『ひょうご野の書』という本も作っておられます。
名著だと思います。
コメント (2)
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