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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

第6回「こんなことしています。友・悠・遊」展

2016-08-16 16:38:37 | アート・文化
山田先生から案内状が届きました。


山田先生というのは、わたしの長男の小学一年生の時の担任教師です。
その後、何年もしてからまた用海小学校に校長として赴任して来られたのでした。
長男一年生時から親しくお付き合いさせて頂いてますので、かれこれ35年ほどになります。
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’16「名筆研究会展」

2016-07-01 20:22:23 | アート・文化
「名筆研究会展」に行ってきました。
今年のテーマは「手」ということでした。

会場を先ず一めぐり。
そして、再度初めから鑑賞します。
いつもながらの正面の村上翔雲師の遺作が素晴らしい。筆の毛の一本一本がまるで刃物でもあるかのような字です。それでいて決して堅いというわけではない。

中でもこの書に魅かれました。ちょっと理由があって。

テーマが「手」ということですが、難しいですね。
「手」は短い言葉ですが、強い言葉でもあると思います。
料理しにくいと思うのです。
会場を回ってみて、「書」はなるほど素晴らしいのですが、これはと思える詩にはなかなか出会えませんでした。
言っときますが、これは未熟なわたしの偏見です。あまり当てにしないで下さいね。
一篇だけわたしがいいなと思った詩がありました。
榎本美津子さんの書、「手」。

中村泰三という人の詩です。力強い詩ですね。

こちらは注目の六車明峰さんの書。

増田まさみという人の俳句かな?俳句にしたら季語がないので詩かな?しかし五、七、五になってますので、なんらかの句でしょうね。でも川柳でもない。
わたし、この句、解りません。
読む人がそれぞれにイメージを結べばいいのかも知れませんが。
わたしは適当なイメージも湧きません。わたしの感性が貧しいのでしょうか?
ただ、六車さんの「書」には感心。
どのような筆で、どのような筆運びをすればこんな風に書けるのでしょうか。
余程の力量がなければ書けないでしょうね。大きいからというだけではない迫力を感じました。
しかし六車さん、この句をどのように解されたのかな?口では伝えられないイメージが湧いたでしょうか?それがこの「書」でしょうか。しかしわたしには解らないです。
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「名筆研究会展」

2016-06-30 11:43:53 | アート・文化
「名筆研究会展」の記事が神戸新聞に。
←クリック

昨日から始まっているのでした。←クリック

「名筆」は、わたしがいつもお世話になっている六車明峰さんが常任理事をなさっているところ。
六車さんは機関誌「名筆」の編集もなさっている。

これは覗いてこなければ。
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『久里』37号

2016-06-24 12:03:45 | アート・文化
思いがけぬものが届いた。

『久里』(神戸女子民俗学会)とある。
わたしは知らない。

贈って下さったのは、この春まで西宮郷土資料館の学芸員だった細木ひとみさん。
今は富山県の立山博物館の学芸員さん。
「西宮町の一心講(行者講)の活動と地蔵盆」というタイトルで書いておられる。
そういえば以前彼女にお話しをしたことがある内容だ。写真も提供した覚えがある。
←二段階クリック。

左ページの写真、うちの父親が真ん中に写っている。昭和33年だから、ほとんどの人が今は亡くなっている。



細木さん、あの時、録音も録っておられなかったと思うけど、よく詳しく書いておられる。
多少、事実と違うところがあるが、大した問題ではない。こうして「西宮一心講」のことが書き残されるのはうれしくありがたいことです。
細木さん、ありがとうございまいした。
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JR敷地内の地蔵さん

2016-06-17 17:36:45 | アート・文化
「今津歴史塾」へ行ってきました。

今回は「阪神武庫川線物語」
豊富な写真を基にしての講座でした。
テキストには古い貴重な写真がいっぱい。
しかし、中でわたしが注目したのは、この写真。
最近のものです。←クリック。
矢印の所にお地蔵さんの祠が写っています。
これはJR敷地内です。
昔、このすぐそばに踏切がありました。
多分そこで事故があり、犠牲になった人の供養のためのものだったと思われます。
その後、道路は立体交差になったのでした。
そして、JR敷地内に地蔵様は取り残された。
今ではだれも世話をする人がないのでしょう。
2013年に発行された『西宮の地蔵』にも記載がありません。
一度、郷土資料館の職員さんに中に入って調べてみてほしいですね。
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長壽講

2016-06-15 19:07:55 | アート・文化
図書館へお借りしていた本を返却に行ったのだが、帰りに郷土資料館の前にある講座のお知らせ看板に「圓満寺…長壽講」という字が見えて、おやっ、と思った。
これは修験道のことだろうと思ったのである。わたしには興味がある。
もう講座は始まっている時間。しかし取りあえず部屋へ行ってみる。
扉は閉っているが、覗くと係員が開けて下さった。そして「申し込んでおられますか?」と。
「いえ、今、下で看板を見て」と答えて「だめですか?」と帰ろうとしたら、「もう半分ほど済んでますが、席がありますからどうぞ」と言って下さった。

若い女性の学芸員さんが講師だった。
やはり西宮の修験道の歴史だった。
それならわたしは結構歴史の証人である。
講師の早栗佐知子さんはかなり勉強をしておられるようだが、やはり教えてあげたいようなことがわたしには多少ある。
聴衆の中で、修験道を実際にやっていたのはわたしぐらいだろう。しかも、西宮のかなり古い時代を知っている。写真や資料もある。
そこで、講座が終了してから、ちょっとお話しをした。
話の中に出てきた「長壽講」のこと。
「住江の公園に長寿講と刻まれた石碑がありますよ」と教えて上げた。
あわててメモを取っておられた。
帰ってきてから、前に撮った写真を見てみたら「戎長壽講」と刻まれていた。





今日の正式の講座名は
「西宮市郷土資料館 平成28年度第1回歴史講座
明治・大正の祈り人
ー圓満寺臨江庵と阪神間の長寿講をめぐってー」
長いタイトルだ。
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小川三夫さん

2016-06-13 08:52:04 | アート・文化
昨日娘のとこからもらってきた新聞。
 6月4日の「朝日新聞・be」
小川三夫さんが3面へも続けて大きく載っている。
小川さんは日本を代表する宮大工の棟梁。
これまでテレビや新聞などあらゆるメディアに度々登場しておられる。
「たけしのアート・ビート」というNHKの番組に出られた時のビデオがある。
二人が薬師寺を訪ねての対話が興味深かった。






実は、小川さんは遠縁にあたる人。
親戚の冠婚葬祭などで席を隣にすることがあり、興味深いお話を聞く。
以前、わたしの知り合いの新聞記者が興味を持っておられることを知り、紹介したこともある。それは3回ほどにわたった大きな記事になったのだった。
また、この人の娘さんの晴れ着をわたしの娘の成人式にお借りしたこともあったり。

著書もたくさんある。これ以外にもあるのだが、今見つからない。

さて新聞記事。
これまでお聞きした話や、著書に書かれていることが書かれていて、わたしにはそれほど目新しいものではないのだが。高校生時代の修学旅行で奈良にやってきて、宮大工になろうと決心した話から、苦労の末、日本を代表する宮大工になり、そして多くの弟子を育て上げた話まで、手際良く取材されている。
こんな言葉がある。弟子についての話。
「いい子ばかり採ったらあかんのよ。いい子も、そうでない子も両方必要なんだ。似たような人間ばかりの集団は、あと一歩という時、誰も足を踏み出そうとしないんだよ」
「最初に熱く語るやつほど、すぐに辞めるな。(略)『日本の建築はボクが背負っていきたい』なんて言うのは採らないよ。『毎日、木に触ってるのが楽しいんです』というような子じゃないとな」

他にも面白い話が。

またお酒の席で話が聞きたいなあ。
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坪井清足氏

2016-06-10 08:03:40 | アート・文化
先にお亡くなりになった考古学者の坪井清足氏の記事が今朝の神戸新聞に。
←二段階クリックで

この人の父親も釣鐘博士として有名だった学者さんの良平氏。
今日の記事の写真にタバコをくわえた清足氏が写っている。
実は良平氏もヘビースモーカーだったと。
それによるエピソードをわたしに話して下さったのは、西宮の碩学、故田岡香逸氏のご子息の田岡春夫さん。今年の春先のことだった。
それをわたしは原稿にし、ある所に送った。
「載せさせて頂きます」ということだったが、そろそろ掲載誌が出るだろうか?
面白い話なのだが。
そしてまた、清足氏のことをもう一度聞かせてもらえれば、また新しい随想が書けるかもしれない。春夫さんは、清足氏のことも「おっちゃん」と呼んでおられたということだ。
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「こうべ版画シティ『梓の会』展」

2016-06-01 11:49:29 | アート・文化
洸人さんの個展を観たあと元町まで行き「こうべ版画シティ『梓の会』展」を観に行った。
由良佐知子さんからの案内によって。


由良さんは元「火曜日」同人の詩人でもあります。
彼女の作品。
「はじめまして」
「まどろみ」ユーモラスでやさしい絵ですね。

こんなのも。「寿齢」リアルです。

カレンダーの絵も。

そして、わたしが最も彼女らしいと思った作品。「樹齢」です。「じゅれい」と読むのが2点出てました。なんか思いがあるのでしょうか?

他の作家の作品ではこんなのが。なんかユーモラスでした。腕前もなかなかのようですね。

そして、この版画の会ではわたしが以前から好きな作家、稲継次郎さんの作品。









純和風です。しかしこの人、以前はイタリアなどヨーロッパの風景を描いておられた。
わたしと家内が見ているのを解説して下さったのが山崎忠厚さんという人。
その人のお話しによれば、稲継さんは年を重ねられて、海外への取材旅行が出来なくなり今は日本の風景を描いておられるとのこと。
わたしはもっとお若い人だと思っていたのでびっくりしました。
しかしやはりいい絵ですねえ。質感があります。
外国人に好まれるとか。さもありなん。
その解説をして下さった、山崎忠厚さんの作品。
「山荘の秋 三つの窓」です。
聞けば、六甲にある山荘だそうで、あの有名建築家ヴォーリズの手になる建築物だと。今も会員は利用できるのだという。
そして「元気なたまねぎ」タイトルがいいですねえ。
由良さんには会えませんでしたが、山崎さん、親切に色々教えて下さいました。
ありがとうございました。

あ、ほかにも気になる作品がありました。



橋本定男さんという人の版画です。神戸や美山など、わたしの好きな絵です。
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木津川計さん

2016-05-31 08:20:04 | アート・文化
今朝の神戸新聞に木津川計さんが。
←クリック(二段階)
木津川さんは、わたしの書くものをラジオで紹介して下さった方。

これは『コーヒーカップの耳』を読んで下さった時のもの。
この後も『ライオンの顔』や『きよのパーティー』など何度も。
ありがたいことでした。
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第27回「今津歴史塾」

2016-05-20 18:15:03 | アート・文化
今津の「初音屋」さんでの「歴史塾」。
「初音屋」さん、創業39年だそうです。

うちの「喫茶・輪」より10年古い。
でもよく頑張っておられる。

今回は「武庫川を渡る(3)」と題して、幕末から明治大正へかけての渡しの様子の勉強でした。

主に武庫川の「髭の渡し」についての話。
江戸時代にタイムスリップさせてもらったように聞かせてもらいました。
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坪井清足氏

2016-05-10 09:03:13 | アート・文化
←二段階クリック。
昨日の神戸新聞夕刊から。
最近書いた原稿の中で、このお名前を使いました。
なのでちょっとびっくり。
こんなに偉い人だったとは!
その原稿は、ある歴史の雑誌に送ってあるのですが、まだ発表されていません。
坪井清足さん。
この人のこと、恥ずかしながらわたしはその原稿を書くまで全く知りませんでした。
でも、私の知り合いのお父さんの研究仲間が、梵鐘研究家として有名だったという坪井良平氏。そして清足氏はその息子さんになるんです。
ああややこしい。解りませんよね。
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白鳳の石仏

2016-05-05 09:06:17 | アート・文化
今朝の神戸新聞の記事。
←クリック(二段階)

「町を見守る白鳳の石仏」と題して、「日本最古の石仏の一つ」と紹介されている。
わたしアッと思いました。
記事の中に名前は出てきませんが、この石仏を世に出されたのは、「甲陽史学会」(今もあります)の田岡香逸氏、高井梯三郎氏、宮川秀一氏らだったのです。
そのこと、前にも書いたかと思うのですが、足立巻一先生の著書『石の星座』に詳しく載っています。「播磨の古法華寺」という項に「古法華寺の石仏をはじめてたずねたときの、ふしぎな感動を忘れがたい。」と始まるその文章は感動的です。いかにも情にあつい足立先生の文章です。みなさんに読んで頂きたいなあ。
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金澤翔子さんの書

2016-04-29 10:30:48 | アート・文化
昨日の取材先には須田刻太さんの作品だけではなく、色んな素晴らしいものがありました。
これは、ダウン症の書家、金澤翔子さんの「飛翔」。

翔子さんの大きな作品を以前、京都の建仁寺で見たことがありました。
力のある書ですね。
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酒垂(さかたる)神社

2016-04-13 14:21:04 | アート・文化
先日城崎へ行った折り、豊岡の法花寺まで足を伸ばした。
そこには「酒垂神社」というのがあって、お参りしてきた。

お酒の神様である。


「大関」「白雪」はあったが「日本盛」の菰樽は奉納されてなかったなあ。
ということで、酒都西宮とも多少の縁がある。
昔、西宮の歴史考古学者の田岡香逸さんも調査に行かれた記録がある(三田の酒垂神社かも?というより、三田でしょうね)。

世話をされている人のお話を聞くと、「鳥居が老朽化して来ていて、修理しなければならないが…」とおっしゃっていた。結構な費用がかかるそうです。
西宮の酒造業界には「ポン」と出す力は今はないのでしょうね。
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