今日は本来なら、鳴尾小学校での将棋教室の指導に行く日。
しかし、木津川計さんの公演と重なってしまい、将棋教室は勝さんにお願いして、
わたしはフレンテホールへ。木津川さんからの年賀状でもお誘い頂いていたので。
よほどのことがない限り、将棋教室を休むことはないのだが、勝さんなら大丈夫と思ってのこと。
さて、木津川さんの公演。
今日は猛烈に寒く風も強く、荒れ模様の天候で観客は少ないのでは?と心配したが、
時間が近づくにつれ、超満員とは言えずとも、ほぼ満席になり、自分のことのようにうれしかった。
公演後には計さんもそのことをおっしゃって、喜んでおられた。

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語られた「曽根崎心中」も良かったが、そのあとの「文学とは」の話が、これまた素晴らしかった。
木津川さんの真骨頂。ユーモアを交え、笑を誘いながらの感動もの。
西宮フレンテホールでの公演はたしか4回目だと思うが、その中でも最も感動させられた。
取り上げられた文学者の名前は、近松門左衛門以外に、以下の通り。
与謝野蕪村、
井上俊夫、水上勉、谷崎潤一郎、織田作之助、志賀直哉、小松左京など。
途中、意外な展開があったりして驚かされた。
小説とは「偽」を書くもの。字を分解すれば「人のため」と。そのためのフィクションであると。しかし決して「嘘」、虚ろな話であってはならない。
水上さんに直接聞いた話として、襤褸の中の錦糸一本のような人を書くんだと。それは自分の罪滅ぼしであるのだと。
正確ではないかもしれないが、そのような話をして下さった。
大いに勉強になり、大いに感動させられました。
また、木津川さん、大変お元気そうで良かった。
帰りにロビーでご挨拶し、DVDを買わせてもらってサインして頂いた。