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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

須賀敦子さん

2015-06-01 07:48:10 | 文学
昨日の、蓮沼純一さんの講演は芦屋生まれ、西宮育ちの翻訳家・エッセイストの須賀敦子さんのことだった。

気になりながらわたし申し込んでいませんでした。
200人、満席だったようで良かったですね、蓮沼さん。
須賀敦子さんの本は、わたしそんなに読んではいませんが、興味はあります。
芦屋市生まれとあります。翠ヶ丘なんですね。我が宮崎翁のお家のご近所というわけだ。しかし翁との接点はありません。
須賀さんは戦前にすでに西宮へ転居しておられる。翁は戦後に芦屋へ。

また改めて須賀さんのものを読んでみよう。
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「人に言葉あり」⑪

2015-04-14 12:08:04 | 文学
昨日の神戸新聞夕刊の出久根達郎さんの「人に言葉あり」が良かった。
出久根さんの文章はいつも素晴らしく、胸を打ちます。
お読みになってない人は、出来ればお読みください。



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「阿部知二研究」

2015-04-05 08:37:40 | 文学
昨日、姫路文学館学芸員の甲斐史子さんからお送り頂いた冊子です。
 阿部知二研究会の機関誌です。中身は濃くて100ページ以上あります。
甲斐さんはこれに私的に協力しておられるとのこと。
研究会の理事にもなっておられる。
で、この冊子に文章を書いておられるのだが、
今回、『KOBECCO』2月号にわたしが書いた「阿部知二」を引用しながら「神戸新聞記者宮崎修二朗との交流」と題して書かれた一文の校正刷りをお送り下さった。
読ませて頂くと、姫路文学館がオープンしたころの宮崎翁の関わりなども書かれてあり、これはわたしの知らないことで勉強になりました。
いずれにしても、「触媒のうた」がお役に立てるということでうれしいことです。
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「おたくさ」Ⅱ-17

2015-03-23 12:16:45 | 文学
鈴木漠さんからお贈り頂きました。


連句と詩の雑誌。連句については鈴木さんは全国的にも著名な方。
わたしなんぞが足許にも及ばぬ勉強をしておられます。
この一冊、貴重です。正に手づくり。限定220部。
そんな貴重なものをわたしごときに申しわけありません。
表紙に詩が一篇載っています。

在間洋子さんの「祈りの形」です。

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出久根さん受賞!

2015-03-13 08:38:39 | 文学
うれしいなあ!
出久根達郎さんが文部科学大臣賞受賞とのニュース。
文部科学大臣は偉いとは思わんけど、受賞者は偉いですもんね。

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「野火」

2015-02-16 08:59:17 | 文学
昨日の合評会で、出石の清水裕明さんに初めてお会いする。
出石ということで親しみがわき、お話をちょっと。
出石は城下町である。昔は静かな鄙びた城下町だったが最近は少し様子が変わって観光地として賑わっている。
清水さんはそこの小人町という所にお住まい。
出石には姫路と同じように城下町特有の地名が多い。

清水さんが加入しておられる同人誌を頂戴した。
『野火』とあって驚いたが、これはあの高田敏子さんが主宰しておられたのとは関係ないだろう。
「但馬文学会」とある。
目次です。
随想、詩、創作とあり多彩な内容だ。
同人名簿欄には知ったお名前もチラホラ。そして、但馬特有の、椿野、仙賀、國谷、田垣など懐かしさを感じる名字が。國谷という名字だが、NHKのニュースキャスターをしておられる國谷裕子さんは大阪出身ではあるが但馬と関係があるやに聞く。また仙賀だが、兵庫県の文化団体「半どん」の会のお世話をなさっていた、今は故人の仙賀松雄さんは、但馬神子畑出身と聞く。

さて、清水さんの作品。
 「離れていく、もの」です。
昨日の「火曜日」に発表されていた作品はちょっと難解な詩だったが、これはまだ解ります。でもいかにも現代詩だ。緊張感のある言葉運び。この緊張感が訴える力を強めている。
ちょっと気になるのは、昨日の合評会でも先生から指摘のあった、行変えなどによる助詞の強調。この手法は以前、伊勢田史郎さんが効果的に使っておられたが。読者の読みの流れをちょっと止める作用がある。

しかし清水さん、「火曜日」に入会して、たった4号目で終刊とは残念でした。
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『夙川帖』

2014-11-15 09:48:02 | 文学
新居さんがプレゼントして下さいました。
わたしもちょっと気になっていたもの。
しかし買わずにいた。
『夙川帖』という小冊子。250円。
夙川周辺が舞台になっている文学作品を写真とともに紹介しているもの。
手に持って歩くにはいいが、残念ながら字が小さい。
写真とかぶっている所は特に読みにくい。若い人向きということですね。
でも、小説などから的確に文章を抜き出してあって興味深く読めます。
取り上げられている作家は、
谷崎潤一郎、井上靖、岩谷時子、遠藤周作、田辺聖子、野坂昭如、宮本輝、村上春樹。
大きさはハガキ大。前に神戸文学館で頂いた「文学散歩」と同じ大きさ。
写真右上が『夙川帖』、「文学散歩」は神戸文学館で頂いたもの。これは今ももらえるのかな?

『夙川帖』ですが、サブタイトルに「幼き日の文豪たちが見た風景」とあります。
もうお亡くなりになっている作家はいいとして、ご健在の人にはどんな反応があるでしょうか?
少なくとも、田辺聖子さんは「それはやめて~~~っ!!!」と仰るに違いない。
「文豪」この言葉の響き。宮本輝さんも村上春樹さんも野坂昭如さんも困られるのでは?
「剣豪」「酒豪」など豪のつく人は、なんか寄りつきにくいイメージですもんね。
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姫路の街

2014-10-30 17:29:51 | 文学
今日は朝から姫路の街をチャリで走り回りました。
何カ所かに行く予定を立てていたのだが思っていたより遠かった。

姫路は文化施設が充実してますね。
姫路文学館は想像していたよりはるかに素晴らしい施設でした。


飾磨の街は落ち着いた街でした。

飾磨駅。

お借りしたチャリです。一日借りて、100円。若い係員に「ボランティアですか?」と聞くと「いえ」と。「姫路市交通計画室」というのが運営しているようなので、市がやってるんですね。
自転車はちょっと小型だったのでスピードは出ません。でも、見た目以上に走りましたよ。バランスも良かったし。
しかし疲れた。地図上ではそれほどと思ってなかったがかなりの距離を走った。
明日の「今津歴史塾」の秋の遠足は事前にお断りしておいてよかった。とても足が持たない。
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文体

2014-10-18 17:03:17 | 文学
宮崎邸からの帰り、翁に本を持たされました。

『幕末酒徒列伝』(村島健一)の正続二冊。
この村島氏、文章のセンテンスが短い。
これで文体の「勉強をして下さい」というわけです。
小さな字で二段組みの本である。
かなり読み応えがありそう。
まだまだ勉強です。
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「五百旗頭」

2014-10-18 09:00:27 | 文学
昨日、お医者さんの待ち時間に『わが心の芳水』(後藤茂)という本を読んでいて「あっ」と小さく声が出た。
明治38年に発行された文芸誌『白虹』の埋め草に「播磨青年文士相撲番附」と言う記事があると。
前ページ記載には横綱として内海信之があり、以下

この中の、前頭8枚目にある「五百旗頭龍水」に「えっ!」だった。
五百旗頭は非常に珍しい姓である。滅多にお目にかかれない。
しかし、つい最近、神戸新聞でお目にかかっている。
五百旗頭薫さんだ。 
凄いですね。40才で東大大学院教授だ。
祖父から3代続く学者の家系だと。
どうなんでしょうか?関係ないでしょうか?名字が名字だけにね。
ところで五百旗頭薫さんとは、わたし、ほそ~い線で微かに繋がっています。いや、お話をしたことはありませんよ。
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庄野潤三の短編小説

2014-10-15 17:39:30 | 文学
先日ちょっと書いた、庄野潤三の、ある短編小説を探している話。
昔から小骨が刺さったように気になっているのだが、大したことではないのだ。
短編で美しい小説という。題名が分からない。内容も漠然としか分からない。これではなかなか見つからないのは当たり前。
しかし本人が、いつかその内分かればいいと思っているから熱心に全集を読むこともしない。
最近、一冊の短編集を図書館から借りてきて読んだ。

『屋上』です。
全て読んだが、「これだっ!」というのはなかった。
強いていえば「双眼鏡」にその雰囲気はあるかな?という程度。
それかも知れないし、違うかもしれない。
歯切れの悪いこと書いてますが、いつか見つかった時に探している理由をはっきりと書きます。
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有本芳水

2014-10-14 08:23:28 | 文学
これまで名前ぐらいしか知らなかった有本芳水だが、このところその関連書を集中的に読んでいる。

『芳水詩集』は350版を重ねたという。
詩集としては空前絶後だろう。
こんな凄い人が兵庫県におられたのだ。
そして宮崎翁と深い交流があったのだ。
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柏木さんの久坂葉子

2014-10-05 12:36:53 | 文学
昨日の神戸文学館での話。

柏木さんです。
久坂と同年生まれというから、もうご高齢です。
柏木さんは、ほとんどお話しなさらず、司会進行の今林さんと久坂研究会の義山さんが進めるという形でした。
しかし要所でポツンポツンと話されて、それで充分といった感じでした。
新しく魅力的な話は、わたしにとっては無く、知っている話ばかりでした。
久坂の書いたものはほとんど読んでましたので仕方ないですね。

でも、柏木さんの生のお声を聞けたのでヨシとしましょう。
文学館のお庭の木にきれいな赤い実がついていました。

隣は王子動物園です。

昨日は、午前は大阪の孫の運動会。
午後は神戸文学館へと大忙し。
歩数は8000歩を超えてました。
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久坂部羊さん

2014-09-18 14:40:15 | 文学

今日の神戸新聞夕刊の随想欄に久坂部羊さんが「島尾敏雄の旧宅」と題して書いておられる。
中に久坂葉子に関する記述もあって興味を惹かれた。

Img767

というのも、島尾、久坂はどちらも昔、宮崎修二朗翁が懇意にされてた人。
そのこと「KOBECCO」に書かせてもらいました。
久坂は2012年2月号と3月号に。そして島尾は今年2014年1月号に。
久坂部さん、読んで下さってはいないだろうなあ。

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「六甲短歌会」

2014-08-06 10:46:34 | 文学

今朝の神戸新聞に「六甲短歌会」の田岡弘子さんが。

Img694

「六甲短歌会」は長く山本武雄さんが主宰してこられた短歌会。
その縁で宮崎修二朗翁が連載を持っておられる。
そのまた縁で、鈴木漠さんも書いておられる。
いつも田岡さんからお贈り頂いていて、彼女とは書簡を交わす仲。
しかし、これまでお会いしたこともないし、お姿を知らなかった。
新聞にはお写真が載っている。
しかしこの三人のうちどの方なのだろう。
多分、真ん中の人だろうな。
お初にお目にかかります。
今後ともよろしく。

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