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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

かにかくに祭

2015-11-08 19:17:20 | 文学
テレビのニュースで「かにかくに祭」のことをやっていた。
吉井勇が祇園を歌った短歌に因むということで。
その吉井勇の直筆ハガキがあります。

宮崎翁から吉井勇の短歌、使用許可願いへの返信です。
「応挙寺の歌どーぞつかって下さい 五日夜」でしょうか。
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穏やかに厳しく

2015-11-02 11:20:07 | 文学
今朝の神戸新聞「読者文芸」欄のエッセー部門選評。

選者の三浦暁子さんが伊勢田史郎さんのことを書いておられる。
「私も伊勢田さんの穏やかさと厳しさを見習いたい」と。
同感です。
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「天の夕顔」

2015-10-24 09:18:05 | 文学
昨日、鳴尾の明和病院に受診に行く時、今津駅で週刊新潮を買って行った。
一応待ち時間のためにバッグには文庫本を入れていたのだが…。
さみだれのような待ち時間に読むのには週刊誌がいいかと。
やはり病院では検査などであっちこっちで何度も待ち時間。
パラパラと見ていると読書のページに『天の夕顔』のことを評論家の川本三郎さんが書いておられた。
随分昔の小説である。
その作者、中河与一と宮崎翁のこと、『KOBECCO』今年の5月号に書いたとこでした。
しかし川本さんが文章の最後に書いておられる「戦時中の発言がGHQに問題視され、原作者の中河与一の名はクレジットから消された。」という話は知らなかった。
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「伊勢田史郎さんお別れ会」

2015-10-12 20:25:01 | 文学
7月にお亡くなりになった伊勢田史郎さんのお別れ会に行ってきました。
神戸の生田神社会館です。

昔、もう30年も前に、足立巻一先生を偲ぶ初めての会が開かれたのもここでした。

社務所の玄関にはその足立先生の、畳一畳ほどもの大きさの書額がかかっています。
わたしはここに来る度にお会いします。
 ←クリックして下さい。
入口には「関係者以外立ち入り禁止」の札がありますが…。

伊勢田さんのお人柄を表して、実に大勢の出席者でした。


その名簿。120人です。 ←クリック。

久しくお会いしなかった、たくさんの人とご挨拶できました。
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「六甲」10月号

2015-10-09 14:28:34 | 文学
田岡弘子さんから短歌誌「六甲」10月号が届いた。
田岡さんの作品です。二段階クリックでどうぞ。



前号に続きユーモアを感じる作品です。
わたしはこんなのが好きですねえ。

他の記事では、「『兵庫讃歌』が生まれるまで⑩」を坂野訓子さんが書いておられます。

そして鈴木漠さんが「連句茶話(53)」を。

どちらも読み応えがあり、勉強になります。
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「西宮文学案内」

2015-10-03 10:02:55 | 文学
「西宮文学案内」という講座がある。


これの第3回目「夙川ゆかりのヒロインたち」というのにネットから申し込んでいた。
なかなか返事がこないなあ、と思っていたらやっと来た。

応募者が多くて抽選になっていて当選したのだった。
12月19日、午前中は将棋教室の予定が入っているが、午後は今のところ空いている。
なにとぞ重要な用事が入りませんように。
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おもしろい短歌

2015-09-04 16:05:10 | 文学
いつも「六甲」という短歌誌を田岡弘子さんからお送り頂く。
田岡さんは「六甲」では指導的なお方。もうベテランです。
わたし、短歌は門外漢なのですが、今回掲載の田岡さんの短歌に笑ってしまいました。
短歌を読んで笑ってもいいのでしょうか?



プラネタリウムを見ての作品のようですが、いいですねえ。
「星の舟、星の林と連想す 地球に星霜経たるわたくし」
これなんか好きです。

そして、その後の二首。
「聞けば百三十七億年かかるとふ宇宙の涯へ行くのは止めた」
思わず声を出して笑ってしまいました。

続いて、
「宇宙旅行はまもなく行けます行きませうお代は四十五億円です」
何というユーモア。短歌にこんなユーモアがあったとは!

しかし最後はビシッと、
「日本標準時子午線通る地に住みて私の生の刻刻古りぬ」

いやあ、今回の田岡さんの作品、素晴らしかった。
といってもこれは、わたくし門外漢の感想です。
コメント (2)
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石野伸子さん

2015-09-02 16:13:22 | 文学
こんな案内状が届いた。
講師のお一人に興味がある。
石野伸子さんである。
昔、二度ばかりお会いしたことがある。
その時にこの人、なかなかのお人!と思った。
目の付けどころがちがうと(生意気でスミマセン)。
その後、やはり彼女は大活躍。一時は東京でも活躍された。
著書も何冊かある。
しかし長くお会いしていない。いえ、お便りは最近一度交わしましたが。
12月19日、今のところ空いている。
取りあえず申し込んでおこう。
あ、スミマセン。川内厚郎さん、小西巧治さんともわたし面識はあります。しかし、10月12日はちょっと…。
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「岡田淳の世界」

2015-08-27 16:09:32 | 文学
神戸文学館へ行ってきました。
今日は暑い。
わたしこの夏は、外出時に傘を持って出ることにしている。
いや雨ふりの日じゃないんです。
今日のような烈日の日に。
折り畳み傘を日傘にするんです。
これはいいです。
行き違う男性は傘なんて持っておられません。
汗ふきふき影を選んで歩いてはります。
なんか気の毒。わたしは影を連れて歩きます。
ホント楽です。
あ、文学館の話でした。
これです。

岡田淳さんは今人気絶頂の児童文学者。
西宮で教師をしておられたこともある。
わたしの孫、kohも大好き。
ということでkohを連れて行きたかったのだが、わたしも忙しいし、kohも色々忙しくてなかなか日程が合わず、このままだと行きそびれてしまうのでわたし一人で行ってきました。
王子動物園の隣です。動物園は、こう暑いとさすがに人が少ないですね。観覧車も誰も乗ってません。

 

展示品はまた改めて紹介します。
わたしの目的はこの展示だけではなく、館長さんにちょっと用事。
少しお話しして帰ってきました。

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「阪神間文学にみる大戦下の街と暮らし」

2015-08-23 07:54:36 | 文学
昨日表題の講演が北口の大学交流センターであったとの神戸新聞の記事。

蓮沼純一さんが講師をなさった。
わたし残念ながら行けませんでした。
21日の「今津歴史塾」も。
8月はとなりのお地蔵さんのお世話などで忙しいのです。
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「阪神間文学にみる大戦下の暮らし」

2015-08-04 08:43:19 | 文学
一昨日の新聞から。



こんな催しがあるとのこと。
講師は蓮沼純一さん。
「輪」にも度々ご来店下さる人です。
行きたいけど、22日ではわたしは無理だ。
残念。
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「一人ふえて、夏ビール」

2015-08-01 07:39:59 | 文学
玉岡かおるさんのエッセー、「一人ふえて、夏ビール」というのが大きく今朝の新聞に。

自らの骨折をこのようなエッセーに昇華させる腕前(プロだから当たり前?)と心根。素晴らしい!
用事する家内に全文読んで聞かせてやりました。
ほろりとしますね。
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某新聞社記者さん

2015-07-14 19:39:43 | 文学
今日お見えになった某新聞の女性記者さんは、文学に関心がお有りで何人もの共通の人とのつながりがあった。杉山平一先生もご存知だったし、安水稔和先生にも取材を経験しておられるし、季村敏夫さんとも心安いと。そしてもっと驚いたのは、岩田一平さんとも縁があったのです。まあ岩田さんは彼女のその新聞社の先輩でもありましたので当然といえば当然なのですが、その縁というのが面白いものでした。他にも共通の話題が多く、すっかり話が盛り上がって…。しかし社から電話が入って帰らなければならなくなり、「また来させて下さい」と言いながら名残り惜しげに帰って行かれた。
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「黄色い人」

2015-07-10 09:17:56 | 文学
今朝の神戸新聞。
遠藤周作の「黄色い人」(西宮市のカトリック夙川教会が舞台)の背景についてのリポート。
この記事の終わりの方に蓮沼純一さんのお名前が。蓮沼さんは何度も「輪」にご来店下さっている人。
≪遠藤文学に詳しい西宮芦屋研究所の蓮沼純一さん(64)は「遠藤にとって、甘く、苦い思い出が詰まった土地。離れようにも、離れがたかったのでしょう」と語る。≫
しかし「西宮芦屋研究所」て?
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短歌は難しい?

2015-06-09 17:35:12 | 文学
いつも「六甲」という短歌誌を代表の田岡弘子さんからお贈り頂いている。


以前、宮崎修二朗翁が連載のページを持っておられた縁で。
今は宮崎翁に代わって、坂野訓子女史が『兵庫讃歌』を読むというタイトルで書いておられます。
そして、『半どん』発行人の鈴木漠さんも「連句茶話」というタイトルで書いておられる。わたしには馴染みの深い冊子です。
しかし、メーンの短歌は難しいです。
わたし、浅学の上に門外漢なので。

そんなことでこのブログで紹介することはこれまでなかったと思うのですが、今回ちょっと。
巻頭のページを。

二人目に田岡さんの歌が8首出ています。
なにも難しいことはありません。読めば内容は解ります。
情景がよく見える。陰影も工夫されている。心の奥も推し量れる。そして少しの謎。
田岡さんはもうベテランの歌人です。
しかしね、今号の作品の中に、どうもわたしリズムよく詠めない歌が。
「何とかぼそい脚に地球を蹴りてゆく小鳥をり今を生きる同士よ」
どこで区切ったらいいのでしょうか?
ダイナミックで繊細で、いい歌だと思うのですが。


追記(6月10日) 何度か詠んでいるうちに、こんな感じで読みましたが…。
「何とかぼそい 脚に地球を 蹴りてゆく 小鳥をり今を 生きる同士よ」
いつも宮崎翁がおっしゃっている言葉がある。「短歌は何度も口に乗せなくてはいけません。何度も声に出して詠むのです」と。しかしこれでいいのかな?
コメント (2)
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