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「鉄道開通時に阪神間にできた土木構築物」

2018-08-22 13:33:53 | 西宮のこと
「歴史と神戸」329号に興味深い写真が載っている。



高橋健司氏による「鉄道開通時に阪神間にできた構築物」と題された記事。 
サブタイトルが 《英国新聞に紹介されたイラストより》 というもの。

上の写真「阪神国道東川付近」(昭和20~30年代)だが、わたしは初めて見る写真です。
SLが煙を吐いて走っている。
ボンネットトラックが写っている。
懐かしい景色です。
どこからの提供?と思ったら、やはり「西宮市情報公開課」だった。


この記事の冒頭にこんなことが書かれています。

《明治二年(1869)、日本最初の鉄道の一つが京都・神戸間に敷設されることが決定した。(略)沿線には日本人が初めて目にする土木構造物が出現した。そして、明治七年(1874)五月十一日、新橋・横浜間に遅れること約一年七ヵ月で大阪・神戸間が開業し、路線には西ノ宮駅と三ノ宮駅の二駅が設けられた。》

知らなかった。大阪神戸間には、西ノ宮駅と三ノ宮駅だけだったと。

そして、そのあと、明治九年に英国で発行された新聞に、西ノ宮、尼崎、芦屋などに建設された橋梁やトンネルなどの精緻なイラストが掲載されていると。
これはそれの紹介記事の中で参考に載せられた写真です。
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「キセキの葉書」

2018-06-09 13:26:52 | 西宮のこと
映画を観てきました。



鈴木紗理奈主演の「キセキの葉書」原作・脇谷みどり。クリックnishinomiya-style.jp/blog/2017/06/25/15864

満席でした。
上映前に原作者の脇谷みどりさんが舞台挨拶をされました。



ユーモアにあふれ、しかも心動かせられるスピーチでした。

素晴らしい映画でした。
オープニングがいきなりJR西宮駅からでした。そしてすぐにFMさくら放送のスタジオへ。
わたしも何度か収録に行ったことがあるスタジオと事務所。
そう、この映画は西宮が舞台。主なロケ場所は武庫川団地です。
身近な場所がふんだんに出てきて余計に親近感がわきました。

主演の鈴木紗理奈が自然な演技で良かった。
いつもバラエティー番組に出ている紗理奈しか知らなかったが、女優さんとしてこんなに素晴らしいとは思わなかった。
見直しました。

終わって、ロビーで原作本を買わせていただきました。



署名をして頂いたのですが、名刺を差し出し、名前を書いてもらいました。
すると、一言添えて下さいました。

他の人にはご自分の署名だけだったのに。
ありがたいことでした。
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『かくて緑は残った』

2018-06-06 16:18:36 | 西宮のこと
この前、甲山のことについて書いた。https://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/e/d5292dc0c7db97d8ce1e3a8ef25271de
頂上の樹木をなんとかしてほしいとの希望を込めて。
それはなかなか難しいとの情報があった。
そして、この本を教えて下さる人があり、図書館から借りて読んだ。

『かくて緑は残った』(辰巳信哉著・(財)日本造園修景協会兵庫県支部・2002年)
難しい法律的な話は飛ばし読みで、わたしの興味を引くところだけを読んだ。
なるほど、甲山周辺の緑が残ったのは、多くの人の努力があってのことだったとわかった。
複雑な事情が幾重にも入り組んでいる。
周辺の国有地が危うく民間業者に払い下げられそうになったことも知った。
ロープウェイが計画された経緯もわかった。もし、実現していれば、頂上からの景観は今も守られていたでしょうね。
さて、どちらが良かったのか?やっぱり実現しなくて良かったとは思います。
失うものはもっと大きかったでしょうから。
でもやはり、頂上付近の樹木を整備して(全部じゃなくていいのだから)展望スペースを確保してほしいとわたしは思うのです。
それでこそ、甲山は西宮のシンボルではないかと。
子どもから老人までもが登山を楽しめて、達成感を味わえる。そんな山になるのではないかと。

これは昭和38年の甲山頂上での写真。
下界が微かに写っています。今では樹木が邪魔をして一切見えません。

この本では「甲山森林公園」の中に展望台が設置されているとあり、写真も載っているが、甲山の頂上からのパノラマとは比べるべきもありません。
そう、この本では、甲山頂上付近のことには触れられていません。
あくまでも甲山森林公園を中心にしての話。
それはそれで、大変有意義なことであり、素晴らしい財産が市民に残ったとはいえますが。

甲山森林公園は昭和48年に開園しています。
この写真は、「甲山森林公園」でのもの。昭和54年です。みくるま池の橋の上。背景に甲山が写っています。
このころはまだ、頂上付近には樹木が茂っておらず、素晴らしい景色が楽しめたのでした。
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大石可久也さんと甲山

2018-05-22 09:12:25 | 西宮のこと
今朝の神戸新聞。

大石可久也さんの訃報記事です。
この人とはお会いしたことはなかったが、思い出があります。
この表紙絵は大石さんです。
イナズマの甲山が描かれています。
かつての甲山はこうでした。
今は頂上付近は樹木が成長して緑一色です。
この『市民文芸集』は昭和58年発行のもの。
35年前です。
中に初心のころに書いたわたしの詩作品が載ってます。
タイトルが「甲山」。
イナズマの甲山の頂上から下界を見下ろした描写もあります。
西宮の町がパノラマに見えて素晴らしい展望でした。
戦後の一時、ここにロープウェイを作る案が市議会で議論されたこともあったのです。
それは実現しなくて良かったと思うのですが、それほどの絶景ポイントでもあるわけで。

一昨年、孫を連れて頂上へ上がりましたが、下界は全く見えず、わたしはがっかりしました。
子どもには格好の登山コースであり、下界が見えた時の達成感は素晴らしいものだったのに。

西宮市さん、頂上付近の樹木を整備して下界が見えるようにしてくださいませんか?
ぜひとも実現していただきたいです。
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ようかい?

2018-04-24 15:22:54 | 西宮のこと
今日の神戸新聞夕刊の「イイミミ」欄にこんな話が。

稲美の人の「”ようがい“やのに」です。
正にわたしの住所。
ことあるごとにアピールしているのですが、初めての人には無理ですね。
「用海」は元々「要害」だったのが、時を経て「用害」になり、そして今の「用海」になったのです。
その、由って来たる歴史を知らない人には、とても「ようがい」とは読めませんね。
偶然ですが、そのことに関連した原稿をわたし、5月号「宮っ子」用海版に書きました。
間もなく発行されますので、またご紹介いたします。
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108票差!!

2018-04-16 08:10:29 | 西宮のこと
昨日立会人を務めた西宮市長選挙だが、108票差で石井氏が当選と。
まあこれで「今村市長が、今村市長が」と言われることがなくなり、やれやれです。

4/16(月) 0:30配信 神戸新聞NEXT
108票差、西宮市長に石井氏 元民主党衆院議員、自公推薦候補ら破る
当選を決め、万歳三唱をする石井登志郎氏(中央)=16日未明、西宮市上甲子園4(撮影・風斗雅博)
 今村岳司・前兵庫県西宮市長(45)の辞職に伴う同市長選は15日投開票され、無所属新人で元衆院議員の石井登志郎氏(46)が、元兵庫県議の吉岡政和氏(43)=自民、公明推薦=ら無所属新人の5人を破り、初当選を果たした。石井氏と吉岡氏はわずか108票差で、結果判明は16日未明までもつれ込んだ。投票率は37・52%で、2014年の前回選挙より1・11ポイント上がった。
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西宮市長選挙

2018-04-15 21:36:20 | 西宮のこと
西宮市長選挙でした。

投票は午前7時から午後8時まで。
しかし今回も立会人でしたので、拘束時間は早朝6時45分から夜9時まで。
途中、食事などで4回の休憩がありますが、しんどいことです。
もう今回で卒業にさせて頂こうと思っています。

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西宮八景

2018-04-12 14:25:04 | 西宮のこと
先日入手した『阪神電気鉄道沿線名所案内』(明治41年刊・昭和51年復刻版)を見ていて、おや?と思ったこと。

「西宮八景」というのがあって、曰く、

「天神社の春雨 二ツ橋の紅葉 海清寺の晩鐘 東の濵の観月 戎の森の鴉聲 砲臺沖の怒涛 夙川堤の帰牛 香櫨園の暮雪」

とある。
今なら考えられない情景が含まれているが、二ツ橋の紅葉が西宮八景に入っていることに驚きだ。たしかに戦前、東川堤にはハゼの木があり、その紅葉を愛でて人出もあり赤い毛氈の茶店も出たとの話も残ってはいるが…。
他の資料で見た「西宮八景」とはまた違っているんですよね。
その時代時代で変わったということでしょうか?

この本『阪神電気鉄道沿線名所案内』ですが、「著名醸造家案内」など珍しい資料と写真がいっぱい載ってます。
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西宮権現平桜

2018-03-18 18:57:30 | 西宮のこと
今まで気づかなかった。
fumiを連れて行った公園にこんなプレートが。

「西宮権現平桜」
14年前からあったのだ。

咲くころにちゃんと見に来よう。
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西宮市長選挙

2018-03-06 23:17:04 | 西宮のこと
西宮市長選挙の立会人の依頼が来ました。

4月15日(日)だそうです。
市議会議員の補欠選挙も一緒です。
長く立会人をやってきましたが、今回をもって引退したいと思います。
長時間(朝7時から夜8時まで)、途中3回の休憩はありますが、なにもしないで座っているだけのことが辛くなりました。
せめて半日にしてもらえれば大分楽なのですが。
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『学力を育てる』を読む。

2017-11-24 18:13:00 | 西宮のこと
カテゴリーを「西宮のこと」にしたが、本のことでもある。

志水宏吉著『学力を育てる』(岩波新書・2005年)
もう10年以上も前の本だが、この著者、志水宏吉さんのご家族のことはよく知っている。

この本、プロローグに20ページ余を費やしている。
ご自分の家族のこと、小学中学高校時代のことを結構詳しく書かれている。
小学校はうちの隣のY小学校。中学はわたしの卒業校でもあるH中学。
そのころのことが生々しく、また生き生きと描かれている。
読んでいて親しみが持てる。

本来この本は現場の教師向けに書かれたもの。
なので難しい教育論は飛ばしながら読ませてもらった。それでけっこう楽しかった。

あ、もうちょっとご家族のことを書いておきましょう。
←二段階クリック
わたしご本人とは面識がありません。 
しかし上のページ(写真)に出てくる人の多くと関りがあります。
もう昔にお亡くなりになった祖父母様のお顔、覚えています。信仰心の篤い人でした。
わたし、大峰山の行者講の講員でもありました。
土用行、寒行で門付けに回りました。
その中の一軒にこのお宅がありました。
夜、ほら貝を吹き鳴らしながら門口に立ちます。
わたしはほら貝を吹けません。ほかの行者の担当です。
わたしはお経の前の前読み担当で、「大和の国は大峰山、高祖神変大菩薩の功力(くりき)をもって唱え奉る御経(おんきょう)には、摩訶般若波羅蜜多心経」と、大きな声で唱えます。
すると戸が開いて中へ招き入れてくださいます。そして、訪れた一行が錫杖を振り鳴らしながら声を揃えて般若心経一巻を上げます。
玄関の板の間にお年寄りから子どもさんまで、ご家族がずらりと並んで正座して、わたしたち行者が唱えるお経を頭を垂れて受けてくださいます。
その中にきっと宏吉さんもおられたのでしょう。
そしてお経が終わると、後(あと)読みです。「ただ今の功徳(くどく)をもって当家家内安全商売繁盛、並びに火難水難病難盗難悪魔退散を祷り奉る~」とまた大きな声で唱えます。わたしの声は若いころはよく通ったのです。
こんなことを今また久しぶりに思い出しました。

志水さん宅は、まことに気持ちの良いご家庭でした。
帰りには、お布施と合わせて、訪れた行者の人数分のタオル(のし付き)を持たせてくださいました。
タオルは会社へのお客様のために常時用意しておられたのでしょう。
お経の間に家族のどなたかが、人数を確認して準備しておられるのです。
見事なものでした。
家によっては、邪魔ものが来たように扱われることもありました。
中には戸を10センチばかり開けて、片手でお布施を差し出して、受け取るとすぐにピシャリと戸を閉めてしまわれる家なども。
あの門付けというのは、人の心がまことによく見えるものでした。
振り返って、自分のありかたを考えさせられるものでもありました。
一年に2回だけのことでしたが、志水さん宅のことはいまだに忘れません。

宏吉さんのお父さんは今もご健在ですが、何年か前まで選挙投票所の立会人を一緒に務めました。
お母さんも信仰心の篤い人で、うちの隣の地蔵祭りの手伝いを毎年加勢してくださいます。
叔母さんもお母さんと一緒に手伝ってくださいます。
宏吉さんのご子息が幼稚園の時にはわたしが審判をする将棋大会に参加してくれました。
その後、宏吉さんが東大の先生になって東京に行かれた後も、東京で将棋を続けているとお聞きしました。
今はもう立派な人になっておられるのでしょうねえ。
これだけの関りがあるのに、このような本を出されていることをつい最近知ったのでした。
迂闊でした。
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オバマが絶賛!

2017-08-06 14:04:46 | 西宮のこと
8月10日号「週刊文春」にこんな記事が。

この小林久隆氏はわたしの知人(故人)のご子息です。
顔写真、もう少し面長にすればお父さんにそっくり。
いつもこの息子さんを自慢にしておられました。
「親が自慢せずにだれが自慢するんや」とか言って平然としておられました。
うちの店にもご夫婦で何度かお見えでした。
ご生存中は毎年年賀状を交わしていました。
お元気ならばどれほど喜ばれたか。
この記事、3ページにわたって詳しく夢のがん治療のことが載っています。
今後、楽天の三木谷社長が支援して事業化に進むようです。
ガン患者には朗報です。
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用海幼稚園

2017-05-07 21:07:29 | 西宮のこと
今夜、勤労会館で用海地域の団体協議会総会がありました。
そこで聞いた情報。
用海幼稚園が今年度入園の子どもが30人に満たず、これで3年連続の30人未満。規定で2年後には休園になるのだと。まあ実質廃園ですね。
うちの子ども二人が昔お世話になり、そのうち長男の時にはPTA会長をさせて頂いて、いい経験が出来たのでした。
まことに淋しいことではありますが、これも世の流れでしょうか。
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わたし怒ってます。

2017-04-29 17:57:59 | 西宮のこと
わたし、怒ってます。
西宮市立中央公民館館長からのこのお達し。




わたしがこのお達しを見たのは一昨日。
約20年前に「用海将棋会」を立て上げました。
しかし、都合で代表を他の人に替わって頂いてます。
なので目にするのが遅かったのです。
一読、驚きました。
「次回更新時に一部手続きの見直しを検討」とあります。
読んで頂ければわかりますが、「使用区分が重複する場合は抽選も」と。
公平のためだという。いかにもお役所仕事だ。
どこかから不満が出たのでしょう。それでこんな安易なことを考える。
しかしね、考えてみて下さい。
20年前にわたしたち将棋会が公民館グループとして認めて頂く時には、空いている区分(時間・場所・部屋)の中から、自分たちに少しでも使いやすい(なるべく多くの会員が出席できる)時間などを希望して定まったのです。
あくまでも空いている区分の中から。
そしてそれに馴染んできたのです。
われわれは「木曜日の午後6時より、用海公民館二階和室」と、もうすっかりと馴染んでいるのです。
それを無視して、他の新しいグループが同じ区分を希望したら抽選にするというのです。
更新ごとに変わるなんてことになるんです。
新しく立て上げようとなさるグループも我々がそうしたように、空いている区分の中から少しでも条件のいい区分で始めればいいではないですか。
なんでも公平公平と我を通そうとするのは恥ずかしいことではないでしょうか?
まだ決定ではないのでハッキリと申しておきます。
こんなバカげた公平には大反対です。協力できません。
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薄田泣菫の園歌

2016-11-29 18:10:08 | 西宮のこと
図書館に行った帰りに浜脇幼稚園に寄りました。
薄田泣菫作の園歌が書かれた軸装を見せてもらいました。
想像していたよりもかなり大きなものでした。

書は泣菫のご子息の薄田桂さんが昭和41年に書かれたものです。
かなり傷んでいました。「今のうちに修復しておかなくてはなりませんね」と園長先生とお話したことでした。
さすがに泣菫が作った園歌です。素晴らしいものです。
今歌われているのは戦後に山村順さんが作詞したもので、それはそれでいいのですが、格調の高さにおいては泣菫に遠く及びません。
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