ないもの探し

2010年01月16日 | Weblog

 日向で本を読んでいると、あまりにも暖かいので、持続しません。そのうちに、知らず知らずのうちに夢の世界を遊泳しているのです。ハッとして目が覚めてまた読むのですが、また宇宙遊泳を始めてしまいます。無料ですが、どこへ行くかは分かりません。

 思いきって、本をおいて背もたれの上に頭を乗せて熟睡体制に入ると、皮肉なもので電話が鳴ったりして、瞬時に強制的に地球に連れ戻されるのであります。


 

 宇宙旅行ばかりしているわけにもいきませんので、午後は大きなホームセンターに行ってきました。あるものを探したのですが、ありませんでした。私は、ときどき変なものが欲しくなります。たいていは、探してもありません。

 変なものと言っても、タイムマシーンのようなものではありませんし、宇宙服でもありません。たとえば、鉄の棒を畑の土に打ち込み、竹の竿が刺さりやすくしたりしますが、鉄の棒が金づちでたたかれるので、頭がだんだんめくれてきてしまうので、それを防ぐキャップのようなものなど探します。とうとう見つかりませんでした。

 今回は、それとは違うものですが、値段の高い物ならいくらでもあるのですが、安くないとダメです。できることなら手作りで。そこに面白さがあるんです。


 

 ここは、元の飛行場跡です。敗戦の後、米軍が娑婆苦じゃなかった、射爆の演習に使っていた跡地のごく一部です。なので、敷地は大変大きいです。

 いちおうパノラマのように、一か所からぐるりと撮ってみました。お天道様が邪魔をして、逆光の画面が多いのが残念です。



 

 これで、270度くらいです。元々は、ホームセンターが基本なのですが、それにショッピングモールが加わり、それに一つの建物の中にいくつもの映画館が入っている映画館が加わったので、かなり大きなものになりました。ホームセンターだけでも、この地域では一番の大きさです。

 今日は土曜日なので、混雑するのにきまっていますから、行きたくなかったのですが、熱の冷めないうちにと思って思い切って行ってみました。が、予想に反してそれほどでもなかったので、ホットコーヒー、じゃなくってホッとしました。

                           


 


     電柱が苦しゅうござると言っとるぞ
     何ゆえにこんなに電線必要か
     無い物を探す楽しさ変な癖
     欲しいものある時ゃ人見えず                 人が人と見えず
     予想だにしなかったものを買ってくる              鶏の餌安かった
     ロケットは無くても行ける宇宙旅
     暖かく天気さえ良けりゃすぐ行ける
     物欲が渦を巻いてるショッピング
     この広さ夜はどれほど寂しいか
     寒くても家に居られぬ人多し
     せっかくのマイホームは留守多く
     混んでると思って出たが肩すかし
     肩すかしこんなすかしなら喜んで
     ラテンジャズ思わず体泳ぎ出し
     
     
 

散策

2010年01月15日 | Weblog


 毎朝、寒さの記録を更新しています。朝ですから、寒暖計など見る余裕などありませんが、凍り具合で分かります。今朝は昨日より凍っているところが多いです。昨日は一昨日より多かったです。かと言って、そんなに蛇口が多いわけではありませんけど。

 しかし、いったんお日様が昇ってしまい、風さえなければ暖かい良い日になります。今日は大丈夫でした、そよ風以下の風しか吹きませんでした。


 

 いつものコースをウォーキングしたのですが、たまには別なところにも行こうじゃないかということになり、午後は偕楽園に行ってきました。

 まずは、私たちが結婚式を挙げた常磐神社にお参りしました。ここは、黄門さんが祀ってあります。偕楽園のとなりにあります。


 

 梅は、まだ数は少ないですが、咲いていました。


 

 紅梅も咲いていました。この木にはたくさん咲いていました。もう、時期なんですね。


 

 園内の好文亭という建物です。偕楽園の偕という文字は人と皆で、共にという意味だそうで、皆いっしょに楽しむべえという意味なんでしょうね。水戸藩は水戸に偕楽園、江戸には後楽園があるわけです。


 

 このような門があちこちにあります。ここから下に降りて行くと日だまりのできるところがあり、その一帯は梅が早く咲きます。


 

 天気が良かったので、景色もきれいに見えます。千波湖を見下ろすことができます。この右手も公園になっています。下には、旧6号国道などの道路が交差し、また常磐線も通っています。

 千波湖からは間に道路や線路があっても、歩道橋を渡って風景を楽しみながら常磐神社や偕楽園に来られます。


 

 千波湖畔では、吉村 昭原作の 「 桜田門外ノ変 」 の映画のセット作りが盛んに行われていました。


 

 もう完成間近のものもあります。どれが桜田門なのか。映画が出来るのが楽しみです。

 かなり歩いたので、今日は一万歩はかなり越えたと思います。漫歩しながら万歩越えですね。 まだまだ紹介したい写真がありますが、後日少しずつ紹介しようと思います。

 
     逍遥し偕楽園を楽しめば冬の寒さも知らず過ぎけり
     町内に梅の名所はあるけれど梅見のころは遠慮するなり
     何もない平時の頃が好きなのでイベント時期は遠くから見る
     千波湖は今日も人かず多かりき善男善女に皆見えるなり
     千波湖は人も野鳥も多いとこ互いにゆずり道通るなり
     「 崖急に梅ことごとく斜めなり 」 正岡子規の水戸で詠める句
     紅梅も白梅もはや咲きにけり春はすぐそこのような気がして
     さはあれど今朝の寒さはきつかりし蛇口を包む手のひら痛み
     寒梅の時期の一歩前が良し人も少なめ喧騒もなし
     不景気にしたは銀行が張本人罰金払えと大統領は言う
     四億円そんなお金がちょい動く政界リッチで庶民貧困
     五右衛門さん浜の真砂より数多いそれは盗っ人ばかりではなし
     国内の求人数が減っているその分よその国に求人
     


大霜

2010年01月14日 | Weblog


 昨日は結局は雪も降らず、干し芋のよく乾く日となりました。今日も良く乾きます。空には日航機が羽田か成田に向かって飛んでいるのが見えます。日本航空のような会社はナショナル・フラッグ・キャリア というのだそうですね。国の国旗を背負って、つまり国を代表する航空会社なんですね。

 私がまだ生徒・学生の頃、兼高かおるという人が世界を旅する番組がテレビでありました。あの頃は、白黒テレビで見ていましたが、今のように映像があふれている時代ではなかったので、たいへんおもしろい番組だなあと思って、よく見ましたね。

    

 協力jしてくれた航空会社は複数あったと思いますが、パン・アメリカン航空会社が印象的でした。アメリカを代表する航空会社かなと自分で決めていたのですが、その会社はもうとっくの昔に無くなってしまっています。

 日本航空は、ぜひ無くならないで欲しいです。体質改善をして、力強く生まれ変わって欲しいです。

                          

 
 

 さてと、今朝の様子です。雨が降った翌日の朝ですから、思いっきり霜がおりました。完全に夜空は晴れていましたからね。


 

 ビオトープの水も、ごらんのとおりに氷です。その手前の霜柱の高いこと。寒くて冷たくて、ちょっと近づきたくない雰囲気です。冬だからしかたがない。これが来月いっぱいは続くんでしょうね。

 池の金魚は、しがっこも張ってどじょっこだの鮒っこだの天井っこ張ったと思うべな~~~♬



 

 玉ねぎは、さっぱり育ちませんね。寒さにやられて、姿を消したものも少なくありません。ある程度苗が大きくないと無理なようです。

 
 

 朝のうちに、野良仕事はしてしまったので、お日様が高く昇ってからは、こんな椅子に座って日向ぼっこをしながら本を読みました。が、やっぱりいつの間にか夢の世界で遊んでいました。

 この椅子は手作りなのですが、角度がちょうど合っていて、とてもゆったりした気持ちになります。とうぜん眠気も催してくる設計になっています。偶然ですけど。

 日だまりは暖かくて、暑いくらいになりますから、風邪などは引きません。おまけに、外ですからかえって強くなれます。


 


      一枚の木の葉天空空っ風
      この寒さこの空っ風この日向
      たい肥積み朝から湯気立つ我が背中
      この霜を踏みしめ歩くこの気力
      ミステリー見始めてしまったら百年目
      管制塔未完成塔で大混乱
      はい王手逃げ切れるかな詰将棋              幹事長対検察
      その大金庶民の金の一部なの?
      天上は大風吹くも下静か                   毬つき出来ます
      東北道吹雪で車のカーリング
      これ睡魔も少し待てや更新中
      肌を刺す冷たい風さえなかったら
      大地震大地が揺れては術もなし
      
      
  補) 天上大風    良寛さんの書
 
              
      


風が強かったです

2010年01月13日 | Weblog


 予報は当たりますね。風でした。カゼ は カゼ でも、風邪よりははるかに良いです。わが家はあまり風は当たらない方なので助かっています。今時の風ですから、冷たい。つまり寒いです。


 

 カメラを向けているとなかなか強い風が来ないものですね。この竹は、端っこにあるので、普段は逆の方向に傾いています。ですので、かなりなびいているはずです。

 降ったあとの強風なので、埃が立たずに済み、助かりました。たい肥にするために積み上げている乾いた木の葉に、まる一日中降った雨が十分にしみ込んだことと思います。しばらくは、風呂の残り湯を運ぶ必要もないです。


 

 今朝は7時ごろは雨が乾いた音に変わったので、庭を見ると霰が降っていました。これくらいで、積もるほどではありませんでしたが、まもなく青空が見えてきました。

 子供の頃、試しになめてみたんですが、買ったアラレと違って甘くはありませんでした。甘いアラレが降ると良いのになあと、真剣に願ったことを覚えています。

 蛇口をひねるとジュースが出ると良いのにと思ったものでしたが、今ではそれは蛇口ではありませんが、まあ似たようなものからジュースでもコーーひーでも出るようになっていますから、実現化されていますね。甘い物の乏しいころ育ったので、お菓子の国の話はうらやましかったです。


 

 WINDOWS7にしてから困っていることがあります。それは、対応するソフトがまた付いてこられない状態でいることです。特に、フリーソフトはまだです。大体は、VISTAに使えるソフトは何とか使えそうなのですが、me とか、XP 時代のものは、ダメなものがあります。

 そんなわけで、今のところは対応している録音ソフトが無いので、ネット・ラジオが録音できないでいます。もっとも、パソコンの後ろのライン・アウトからケーブルでラジカセのライン・インに入れてCDに録音させれば良いんでしょうけど、それも面倒です。まあ、遊びですから、急がずに適当にやることにします。


 

 

      旅人になぞらえて行く風の中
      羽ばたけどさっぱり進まぬアホカラス
      何の用あって飛ぶのか急ぎかい?
      車押す婆さんと喋る風の中
      霜の朝平気で仕事耳付き帽
      たい肥積み他人が見たら下らない
      それぞれの価値感互いに違うもの
      空高く世界に羽ばたけ日航機
      若者を元気にしてや新政権
      期待させがっかりさせるな新政権
      日本を背負って立つは肉食系
      サッカーで世界に勝てる?草食系
      予報なみ当たってほしい宝くじ      
      空くじの多い気のする多空籤


三角点

2010年01月12日 | Weblog


 珍しく雨になりました。雨は良いのですが、これが雪に変わると、道路状態が変わり心配です。雪のやんだあとが少し不便になります。

 それに寒い。空気が冷たい。キーをたたく手が寒くてちょっとつらい。冬だから仕方がないとはいえどもやはりちょっとつらい。我慢しましょう。ハイハイ。と独り言。


 

 まだ、降りださないうちにウォーキングに行ってしまって良かったです。今日は、マスクもしました。耳を覆う帽子もかぶっていますから、完全に誰だか分かりません。近くには、郵便局も銀行の支店も、キャッシュカードを使える店もないので、出来心は起きませんでした。おっとぶっそうな。 

 
 

 先月は、つくば市にある国土地理院に見学に行ってきた話をしました。これは、その時に撮った写真の一部です。地図をつくるための航空写真を撮っていた飛行機です。

 

 その国土地理院の設置している、三角点が私の町内の神社の境内にあります。この三角点は  

     

のように、国土地理院の三角点データに出ています。( 表中、一部私が削除した部分があります )

 この表で見ますと、私の住んでいるところは、海抜がほぼ29mくらいのようです。温暖化現象で海面が上がってくると心配です。29m上がることは無いかなあと思っていますが。でも海面が上がると、浸食により、台地が削られる可能性がありますからね。 

 杞憂であればよいのだがと思っています。
 
 
          

 二万五千分の一で表示された地図も見ることができます。○しるしは小さいのが四等、大きいのが三等三角点、◎が二等、三重○が一等だそうです。

 このブログをご覧になって興味を持った方は  http://sokuservice1.gsi.go.jp/
にアクセスして、自分の地域の三角点を確かめて見ると面白いと思います。

 【基準点検索入口】をクリックして、先に進むと自分の地域にたどりつけます。


                             


     寒さをも忘れさせたぜ三角点
     このデータブログに取り込む苦労せり
     三角点自分の住むとこ少し知り
     このところ運動不足でやや心配          
     口元が少しさびしい炬燵入り
     つまみぐい体重増える大敵ぞ
     本テレビさすがに飽きた雨の午後
     このアクビ今日何度めのアクビやら
     干し芋は二枚目までが良いところ
     それ以上食べたらあとで苦しむぜ
     支持率の下がりっぱなし大統領
     支持率の下がるは我が国同じなり
     金もない中でやれるはしれたこと
     無い袖は振れぬと昔は言ったはず
     成人の女性よ振袖振ってくれ
     

 


 


寒い成人の日

2010年01月11日 | Weblog


 今日はまた、かなり寒い成人の日となりました。全国的に曇りか雪のようですね。午後2時の気温は5℃です。湿度は70%以上あるようです。成人式に出た若い人たちは、まあ大変でしょうが、雨などに降られるよりはまだ良いでしょう。

 キーを打つ手が、とても冷たく感じます。背中が寒いです。炬燵にいてばかりでも仕方がないので、ウォーキングに行ってきましたが、目の前に広がるのはまさに典型的な冬景色です。面白みがありません。でも、じっくり見ていると面白いものが見えてくるのかも知れませんけどね。こんな日は 「 心ここにあらざれば 」 です。これぞというようなものは、何も見えません。


 

 こんな暖かそうなところを見つけて、ここにじっと昼寝をしているようです。藁は暖かいですからね。この下の方には、そのうちにおいしいものが潜りこんでくるかも知れませんし。つまり、ネズミの一家ですよ。


 

 ブロッコリーは、まだ大丈夫でした。わき芽のはずなのですが、かなり大きくなっています。こんなに育ってくれるとうれしいですね。さっそく朝食に出ましたが、何になり、何に盛り付けされたのでしょうか。 答えは サラダで皿だ。 


 

 自家製の干し芋ができました。硬くなりますので、袋に入れておきます。寒いからカビは生えません。もっとも、生える前に食べちゃいますけど。

 買ったものと比べても、違いはありません。それは作り方が上手なのではなく、芋がおいしいからです。2枚くらいでちょうどで、それ以上食べると苦しくなります。干してあるので、腹に入ってから膨れますからね。


 


     
     干し芋や出来る前からつまみ食い
     干し芋や昔のものはまずかった
     曇天に寒さを加うこの景気
     寒いぞと文句を言うは人ばかり
     小鳥など平気な顔で電線に
     犬はまた何事もない顔をして
     こんな日はサウナでゆっくり過ごしたし
     夏と冬たして2で割りゃ良い具合
     そんなにはうまい具合に行きやせぬ
     今日もまた更新中に居眠りを
     

 

 


大根むき花

2010年01月10日 | Weblog

 関東地方は、全国的にこの時期には一番晴れの多いところなのだそうです。天気予報の時間に、晴れの日数の全国上位ランキングをやっていましたが、関東地方の町のあちこちが上位に挙がっていました。一位は確か宇都宮と前橋だったかな。水戸は三位くらいでした。

 どうりで、毎日まいにち晴れですよ。曇りの日もありますが、午後から晴れてしまったりということが多いです。気持ちも晴々しくなります。同時に、気にもしていませんが、異常乾燥注意報も出っぱなしなのでしょうね。布団干しは、いくらでも出来ます。


 

 NHK水戸放送局から、再び大根むき花の放送がありました。大根を材料に、花を作ります。これは私の町内の誇る伝統文化です。


 

 私はこの保存会には入っていないので、詳しくは分かりませんが、このようにして作っていく技法もあるんですね。まるで、昔のを包丁で切っているような感じ。すごく根気の要る作業のようです。


 

 これは菊の花だとか。切り終わってから、いったん水に浸すと瑞々しさが長持ちするとか。

 

 あやめ。大根がこのような花に変身。何十年もの積み重ねた経験が必要なのだとか。


 

 ぼたん。これらの花は、この部分だけではなくて、これをアオキの枝につけ、牡丹の苗全体を表すように仕上げて出来上がりなのだそうです。

 大きな花を作るのには、普通の大根では細いので、聖護院大根が良いのだそうです。

 結婚式のようなおめでたい席に飾られて来たのだそうです。それにしても、手間のかかる飾りです。
 
                              

       大根をきれいな花に化かす技
       このほかに囃子の伝統もありまする
       もうひとつ独特料理もありました
       その料理「長屋の花見」に似た造り        落語「長屋の花見
       今はもうやる人絶えて名前だけ
       青空の下でせっせとウォーキング
       ウォーキング金もかけずに健康に
       ここにきて蕎麦の禁断症状が
       そばつゆの秘伝の製法知りたくて
       そば打ちをやりたいけれど手の怪我が
       もう少し、爪がはがれて落ちるまで
       野良仕事怪我のない時ゃないくらい
       鉈ナイフのこぎり釘にチェーンソー
       納豆と餅のくみあわせも食べたいな
       
 

本は楽し

2010年01月09日 | Weblog


 ウォーキングは、極力暖かくして出かけるのが良いと分かりました。耳を隠せる帽子をかぶったり、マフラーをしたり、手は手袋もいいですけど、袖の中に手も入れてしまうと、とっても暖かいです。暖かいと楽しくなります。どんどん歩きたくなります。

 その気になって、あまり遠出をすると、帰りが疲れて嫌になります。何度も反省しました。猿と同じです。特に、雨など降りだしたら大変。何せ、スピードを出すと言ったってたかが知れてますからね。ちっとも楽しくなくなってしまいます。


 

 村上春樹の 「 ねじまき鳥クロニクル 」 という本を先達て読んだのですが、そのねじまき鳥とは、どういう鳥なのか。これではないかというのが見つかりました。

 ネジをまいているような声を出すと書いてありますが、たぶんそれは声ではなくて音ではないかと思います。キツツキの類の鳥かなと、今日ウォーキングをしていて発見しました。


 

 木を細かく口ばしで突っついている音は、柱時計のネジを巻く音にそっくりです。村上春樹が具体的な音を言っているのか、あるいは頭の中で考えた音なのかは分かりませんが、もし聞いたことのあるけど何という鳥が出している音なのか分からなくて、それを材料にえらんだのなら、たぶんそのキツツキ類の出す音かなと思います。


 

 今日の写真は、ウォーキングの途中で撮った写真ばかりです。もっと被写体はいろいろありますが、なにせ感覚が鈍感なので、良い被写体を逃しているかも知れません。

 最初のは千波湖、二番目は火の見やぐらと防災無線のスピーカー柱、三番目は自動車修理工場です。 畑の材料が乏しいです。


 本は好きです。小説はいろいろな想像もできない世界に私を連れて行ってくれるし、ドキュメントものは、「そうだったんだ」 と思わせてくれます。歴史物は、因果関係を明白にしてくれ、今まで疑問に思っていたことをパッと解決してくれることが多いです。「ねじまき鳥クロニクル」は、私の描いている世界の、そのまた向こうにある世界を見せてくれました。

 ドラマや映画も楽しいですね。でも、それらは場面が作者によって決められてしまいますが、本の世界は自分で風景を描くことができます。


 


      ねじまきの謎ときしたようで気持ち良し
      冬の日はあったかくして出かけよう            標語みたいな 
      軽トラで田舎のドライブまた楽し
      軽トラで走れば誰も怪しまぬ
      退屈をせぬうち冬は日が暮れる
      たくあんがあるとお代わりしたくなり
      今日もまた更新中にひと眠り
      野良仕事まだできない時のもどかしさ
      雪国を越えてきた雲ちぎれ雲
      じっとして炬燵にいると腹が減り
      寒い日は炬燵の中が天国じゃ
      ながい坂越えたら来るか良い景気
      正月にお願いしたこといつ叶う
            

      


が~~~~ん

2010年01月08日 | Weblog


 不思議なことに、凍っていて一番寒いはずの朝が一番動けます。朝の仕事を終えて、一休みすると寒さを感じてしまって動き出すのが億劫になります。

 どうしてなのか。たぶん、やらなければならないという、覚悟があるかどうかの違いかなと思います。


 

 冬に強いほうれん草。食べすぎるとシュウ酸というのが腎臓に結晶して、結石になるという話です。私は一度、シュウ酸の結石ができて入院したことがあります。

 やけ火箸を腹に突っ込まれたような痛さで、脂汗がでて畳の上をのたうちまわりました。病院までの時間が長く感じました。シュウ酸で醜態を見せてしまいました。薬で石が溶けカチッと外にでて終了。

 テレビからの知識ですけど、カルシウムと一緒に接種すると良いのだそうです。カルシウムがシュウ酸にくっついて、大きな粒になり吸収されにくくなるのだそうです。そんなにうまくいつもカルシウムが取れるわけではありませんけど。

 こんな話になっちゃうと、ほうれん草がおいしいなんて話はしずらくなっちゃいますね。


 

 子供の頃から感じていること。それは、木はいつも同じところにいて、よくもまあ退屈しないなあということ。たとえ退屈でも動けないんだからしかたがない。という結論でいつも終わりになります。

 木は芽を出すけど目は無い。まいにち何をどう感じているのでしょうか。不思議です。気になります。


 

 一昨夜のお月さんです。下弦の月は遅く出るので、撮りにくいです。ガチガチに凍っている中を外に出て撮りました。

                            

 さて、話は変わって昨夜のことでした。にわかに催したので、トイレにいって瞑想にふけりながら座っていた時、とんでもないことを思い出してしまったのです。「あっ。明日は人間ドックの日ではないか。」 ーーーーーさて、困ったのが検便の材料。もう、すっかり水に流れてしまったではありませんか。水に流して済むものと済まないものがあるということが、この時ほど身にしみて分かった時はいまだかつてありませんでした。「ありゃーーーーっ。ドーシヨーっ  」 ・・・・・ でも、ここで武蔵は少しもあわてず、リターンマッチに挑戦したのでありました。で、みごと成功。

 それからが大変です。問診票を二枚書いて、健康保険証やら何やら必要なものを急いで用意して、急いで寝ました。」 でも、でも、体がコーフンしてしまったので、眠れるかどうか。でも、そこが私なのです。すぐに眠っちゃいました。

 日ごろの訓練はたいせつですね。私のモットーは、「 いつでもどこでも 」 です。もちろん眠ることです。

 
 

 で、今日は何事もなかったような顔をして出かけ、何事もなく無事に検査がおわりました。ホッとしました。一時、大いにあわてただけに、終わったときの安心感は計り知れないほどの大きいものがありましたよ。しかしまあ、よく思い出したこと。我ながら感心しましたね。

 とにかく、期日が決まって用紙が届くのが何カ月も前のことですから、忘れてしまいますよ。間にはお正月があったし。それに私の第一の特技は忘れることですから。危なかった。


     検査日を忘れて流すとこだった
     眠れぬ夜童話を作り楽しもう
     象さんが緑の丘を上って来
     白い雲お花ばたけがありました
     そのうちに続きは夢で見られます
     検査棟若い看護婦さん多く居り
     無味なとこ花がたくさん咲いたよう
     検査棟牡丹や芍薬(しゃくやく)満ち溢れ
     寒い日も病院内はあったかい
     昨夜のこと看護婦さんは知らぬめえ
     変なものグリグリ塗られエコー撮り
     逆立ちや左右に回れといわれたり             バリウムX線胃検査
     平穏な日をすごそうと思ったに
     病院で食べた朝食うまかった
     空腹はいちばん優れた調味料
              Hunger is the best sauce. 空腹にまずいものなし 
     ともかくもドックが終わって安心し
                        
     

 


農閑期

2010年01月07日 | Weblog


 「天声人語」に農閑期のことが出ていました。冬は農業は暇になるので、学べということで古い時代の中国では冬の間だけ寺子屋のようなものが開かれたのだそうです。

 また、雨の日と夜と冬は本を読むのに適した三つの時ということで「三余(さんよ)」という言葉があったそうです。

 私など、冬は読書が良いのですけど、睡魔が襲ってきて長時間は続けて読めません。いつも「睡魔せん」と自分に謝っています。


 

 わが家は県道から近いところでは3~40mくらいしか離れていないのですが、とても静かです。時々、脇の小道を車が通るくらいで、遠方の音はわずかにしか聞こえず、大方は鳥の声などが聞こえてくるくらいです。

 特に冬は静かです。時間が止まっているような感じがするときもありますが、やがて夕方になるので、時間は止まってはいないようです。

 読書には向いているんですけどね~。眠たいのを払いのけるという祈りみたいなのがねぶた祭りなんだと聞いたことがあります。「ねぶた」は眠たいという意味らしい。睡魔といいますから、眠気は一種の魔物なんですね。その魔物を、あの祭のときに登場するバカでかい武将に追い払ってもらうのでしょうか。

                            


 

 川べりにニンジンが捨てられていました。出荷に漏れたものでしょうか。もったいない。一握りのニンジンを出荷するのに、かなりの量のニンジンが規格に合わないと、捨てられます。

 わが家などでは、これは調理はもちろんのこと、ジュースなどにして飲んでしまいますね。どうしても処分できなかったら、たい肥に混ぜてしまいます。腐らせて2~3年もしたら肥料になってしまいますよ。


 

 落ち葉は良いですね。カサカサと落ち葉を踏んで歩くというのは、遠い子供の頃を思い出すし、あるいは何かリスでも出てきてドングリを探すシーンを想像するような童話の世界に入って行ったり、あるいは非日常的な、たとえば堀辰雄ではないですが、軽井沢の林の中を歩くなんてことを思ったりと、いろいろなことを思います。

 でも、ここはわが家の裏です。すぐ近くでそのような想像の世界に入れるのは、ほんとにささやかなことですが、一つの幸せかななんて思ったりしています。

 


     冬の日は自分の息の音を聞き
     本開き五分もすれば睡くなり
     いつの間に眼だけが行を追っている
     そのうちに夢の世界に遊ぶ我
     選別し見目良い野菜が出荷され
     一方で廃棄野菜の多いこと
     規格とはやがて資源の無駄使い
     財務相退かなきゃ絶対気が済まぬ
     横やりが入れば悔しい思いする
     党圧に押されっぱなしの政府かな
     日の出てるうちに歩け陰る前
     太陽光パネル取り付け雨漏りに              雑な工事で雨漏り
     健康と時間は何より欲しいもの
     七草のかゆをおかわり寒い朝


らっかせい

2010年01月06日 | Weblog


 正月もすぎると、あとはずっと楽しみがないですね。春がくるまでに節分などありますが、正月と比べるとレベルが違います。それに、たった一日ですし。

 おまけに、一年のうちで一番寒い時期ですからね。身も心も引き締まりますが、それは寒さで引き締まることが多いですからね。言うまでもありませんけど、社会がパッと明るくなると良いですね。

           言うまいと思えどやっぱり口にだし
           言霊の力を信じ言いましょう


 

 少し前になりますが、ホームセンターに行ったところ、こんな福袋がありました。袋の口が開いていて、中が見られる福袋でした。

 こんな福袋は楽しいですね。球根がこんなに入っていたんです。春が楽しみです。

 
 

 今年作った落花生を食べて見ようと思って、物置からすこしばかり持ってきました。親は昔つくっていましたが、私たちは初めての経験です。少し色の悪いものが混じっています。小さいのは実が入っていませんが、大きいのは多少は色が悪くでも大丈夫です。


 

 こんなことをするのには、このストーブは便利です。ガスレンジですと、火力が強すぎたりして、すぐに焦がしてしまいます。

 殻つきのままで炒るのがおいしいかなと思ってやってみました。一方電子レンジでもやってみました。普通の「あたため」モードで2度ほどやったら、炒ったのとほぼ同じくらいになりました。でも、やっぱり炒ったものの方がおいしかったです。

 作ってみて良かった~、と思いました。


 


    ピーナッツ途中でよすの難しい
    みなさんにおすすめしたいピーナッツ
    やめられないとまらないザ・ピーナッツ
    電線の咆哮止まず空っ風
    空っ風木の葉の行方目で追いつ
    福袋小さな楽しみ買いにけり
    この風は雪国からの贈り物?
    突き刺さり骨の髄まで空っ風
    ウォーキング今の試練を乗り越えて
    着膨れで出かけりゃ平気なんのその
    デパ地下の食品やっぱりおいしいね
    時々は奥さんデパ地下行くが良し
    忘れずに私の好物今川焼き
    


正月と野良仕事

2010年01月05日 | Weblog

 昨夜は、少し雨がふったようです。今朝は降るかと思うほど重そうな雲があったのですが、とろとろと居眠りをしている間に、きれいに晴れてしまいました。居眠りの原因は、朝は4時に起きてしまったことです。夜明けまでに映画の録画一本見てしまいました。

 ずいぶん朝は早くなりました。6時にはもう明るいです。12月中は6時15分くらいにならないと戸をあける明るさにはなりませんでした。ですので、15分以上も朝が早くなったといういことです。


 

 正月のうちは野良仕事をやるな、というタブーがありますが、野菜を出荷しているところなどでは、畑に行って新鮮な野菜を取ってこないと出荷できません。ですので、一週間も十日も休んでいられません。

 昔ながらの生活習慣は守られなくなっています。それで良いかと思いますが、それじゃだめだと思う人も多いでしょうね。


 

 どうして正月は、早めに野良仕事をしてはいけないのか。先祖から、きちんと教えてもらっていないので正確には分かりませんね。縛ることによって、体をゆっくり休めなさいということを意味しているのではないかということは、すぐに思いつきます。しかし、それははたして正しい理由なのかどうかは分かりません。


 

 もう一つの理由を考えてみました。正月は家ごとに歳神さまをお迎えしてあるわけです。神様はお客様です。その歳(年)神様をさておいて畑仕事をしたり、山仕事などをしていては、そのお客様に失礼なのではないのかという考えです。

 これも私の推測ですから正しいかどうかは分かりません。昔の人が真剣に考えたことと、現代の人の考えることの発想の起点はかなり違いますので、そういうことを考えてみたわけです。


 

 私は民俗学者ではないので、これはこうだと断言はできません。ただの想像です。私たちの祖先は、ものごとをどう考えたのか知りたいものです。


    冬の日はやっぱりお日様ほしいねえ
    今年こそ是非とも鯉の滝登り
    宝くじずいぶん買う人いるものだ
    こんな時だれにも当たるといいのにね
    バラ色のヴィジョンもいいけど早く職をくれ
    寒空に追い出されるひとあわれなり
    冬枯れの中に生きてる野菜あり
    霜溶けのぬかるみのなか野菜とり
    冬の池見向きもされず金魚かな
    木枯らしに舞い上がりたりカラスどの
    鳴くカラス何をコーフンしておじゃる
    朝が来るおとぎの国からやってくる
    寒そうな空にそびえるヒルズかな
    欲望の渦巻くようなビルもあり
    干し芋とたくあん漬けと納豆と
    たい肥積み大和三山できあがり    
 

三が日すぎて

2010年01月04日 | Weblog

 昨日の朝日新聞は、40ページあるうち、20ページが全面広告でした。広告がないと新聞発行は成り立たないのかも知れませんが、その多さに驚きました。

                            

 テレビも民放のCMは、その先すぐに見たい時に必ずCMが入るようになっているようです。これは批判が多いので改正しようとする動きがあると、新聞で読んだことがありますが、さっぱり改正されないようです。スポンサーの力が強いのか。

 NHKも番組案内の宣伝が多いです。多い上に、裏話のようなものを取り入れて長い時間かけて宣伝しています。視聴者の関心をくすぐるやりかたです。見てもらいたいという気持ちはわかりますが、あまり多く長いと嫌気がさしてきます。


 

 今朝の日の出です。ずいぶん朝が早くなりました。ただし、寒さは増しました。寒さは遅れてやってくる。バブルの後遺症も。しかも山鳥の尾のしだり尾のように長々と。

 三が日も過ぎて、今日から仕事の人も多いようです。引きしまった顔をして出勤していく人たちが見受けられました。今年は、みんなが笑顔で過ごせるようになると良いですね。

 

 歩いていると、ピーヒョロヒョロヒョロと高いところから声がするので、見上げたら トンビが輪を描いていました。昔ほどは見かけなくなりました。

 この季節に寒くないんですね。もっとも、寒いなんて言って日向ぼっこなどしていたら、飢え死にしてしまうでしょうけど。


 

 ブロッコリーも、霜がおりたくらいなら大丈夫なのですが、霜が溶けてたまって氷になるようになると、さすがに弱ります。

 一時は暖かくて、花が咲いてしまうのではないかと心配していましたが、寒さがきて引き締まり、また落ち着いて食べられるようになったのですが、もういけませんね。

 
 


      しまったぁブログの更新忘れてた
      実はその夕方本屋に行ってました
      あれ?あったレアもの見つけ飛び上がり
      帰り道寒さなんかは何のその
      帰宅してさっそく本にとりかかり
      NHK料金払う身になって
      三が日過ぎて平常戻って来
      野良仕事まだやっては駄目なのね
      出荷など休んでいたら皆困る
      風習は時代に合わせせにゃならぬ
      テレビなど見ながら廃句は気が散って
      更新の遅くなった日はこの辺で
        
  補)
     あしひきの山鳥の尾のしだり尾の
         ながながし夜をひとりかも寝ん  柿本人麻呂

      上の段の「あしひきの~しだり尾の」までは ながながし にかかる言葉


私をスキーに連れてって

2010年01月03日 | Weblog


 少しずつ曇ってきました。毎日晴れというわけにはいかないでしょうから、しかたありません。曇ると寒いですね。お天道様の力はすごい。陰って、改めてその暖かさを思い知らされます。

 

 ウォーキングの道に、お稲荷さんがあります。この左手の家が祀っているようです。鳥居がトタンぶきになりました。そして社殿にもつっかい棒が。だんだん痛みますからね。

 この道はほとんど車が通りませんから、ゆっくりした気持ちで歩けます。前方が我が家のある方角なのですが、まだまだここからは1kmくらい先です。


 

 「私をスキーに連れてって」という映画を録画で見ました。1987年年公開だそうですから昭和62年です。懐かしい。まだバブルの頃ですね。その懐かしさが味わいたくて録画をしておきました。


 

 今も変わらないゲレンデの風景なんでしょうけど、もはやこの風景は見に行く、いやこの中では滑るつもりはなくなってしまいました。


 

 リフトの前では、長いながい行列ができたものでした。下の方はそれが長くて時間のロスが大きいので、お昼のときだけ下に降りてきて、あとは一番上のリフトのスロープを行ったり来たりしていたものでした。


 

 夜行のスキーバスもどんどん出ていましたねー。私は職員とバスを一台チャーターして、あとは同僚たちと、近くに住んでいたり勤めていたりする人たちを駆り集め一緒に連れていきました。
 
 私が夢中になっていたころは、昭和40年代から50年代初めの頃ですから、この映画のずっと前です。この映画の頃はすでにやめていました。あの頃使っていたスキーは無くなってしまい、ストックだけ二本、焚火の火掻き棒として使っています。

 スキーは以前ほどは盛んでなくなったそうです。ボードが流行ったようですが、やっぱりスキー場はスキーだと思います。ボードをやる人は、趣味の指向(志向)が違うのではないかと思います。

 たあいもない映画ですが、いろいろなことを思い出すことができました。良かったです。たあいなさが、あの時代を反映しているように思いました。


 



     お日様が陰ってありがたさ実感し
     暑さあり寒さがありで良いのかな
     ステーキありお茶漬けありと同じなり
     そのたとえどうもピンとは来ませんなあ
     違反して剥がれたマルチを直しちゃった         正月なのに畑仕事
     食っちゃ寝のパターンに落ちる気配あり
     かと言って野良仕事などできないし
     となり町知り合いできて立ち話               ウォーキングの途中
     奥さんは食べ物情報交換し
     青空に悠々舞うはトンビかな
     初売りであちこちにある福袋
     福袋どうして青いのないのだろ
     サンタさんやっぱり赤の服がいい
     赤い色やっぱりめでたい色なのね
     正月が来たからには春近し
     その前に二月という月寒いぞえ
     もう三日、桜の時期はすぐそこさ
     


リセット

2010年01月02日 | Weblog


 もう二日になってしまいました。早いな~~~。 驚くこともないか。でも、もったいない。時間は経たない方がいい。でも、誰にも止められない。なんか昔のCMを思い出します。 ” やめられない止まらない ” なんてのがありましたっけ。

 おっとっと、はじめから脱線気味。こりゃあ、今年もよたよた行っちゃいそう。軌道修正しなければ。

 と、軌道修正で思い出しました。昨日は年の初め。皆さんからいただいたコメントを読んでいるうちに、ある言葉を思い出しました。

 ひと晩明けると全くちがう気分。そうそうそれそれ。正月はリセットなのです。年がおしつまり最後の日まで行って、そこでがらっと変わって違う年になる。年が変わって気持ちもリセット。これが大切なんです。そして、景気こそリセットして欲しいです。


 
 
 昨夜の月。こんどはシュロの頭ではなくて、ビニールハウスの頭に出ました。我が家の近くに高い煙突はないので、お月さんは煙たがらないです


 

 そして、一夜明け、今朝の夜明け。つまり小リセット。でも、私にとっては、ひょっとすると大きなリセットの日となるかも知れない夜明け。


 

 いつもウォーキングで歩いているところの、先日見たあの藁のロールは、無くなっていました。近所の人に聞いたら、牛の飼料になるのだそうです。邪魔っけ扱いされて、ただ田んぼで燃やされてしまうより、よほど有効な利用法ですね。そう言えば近くに牛を飼っているところがありましたっけ。


 

 今年はダメかなと思っていた黒豆だったのですが、秋になるとコガネムシにさんざん食べられて網目になったけど茂った葉っぱの下にぞっくりと生っていました。そして、枝豆として何度もポリポリと食べました。残りはそのまま実らせて黒豆に。

 お正月になったので、煮豆になりました。煮ると膨れて大きな粒になります。甘さをちょっと控えたくらいが一番おいしいですね。小さな至福の時を味わいました。作ってよかった。  まだありま~~す。 


 


     ひょっとして脳は進化と退化する?
     進化とはずるい生き方覚えるね
     進化して口も達者になったぞえ
     退化とは言うまでもなく老化かな
     差し引きはゼロなのかマイナスか
     今年早や二日も経ってしまいけり
     この二日お餅を6個食べにけり
     黒豆のおいしい季節になったなあ
     もうそろそろラーメンなどが食べたいね
     この際はピザでもハンバーグでもどっちでも
     どうしようマルチが風ではがされた
     正月は野良仕事など御法度で
     そのことは市の条例になかったね
     しかたない背に腹は変えられぬ
     硝子戸の中から見える冬景色
     分譲地高齢化のためひっそりと
     昔ゃねえ子供の声がはずんでた
     井戸端の会議もいまじゃ井戸も無し
     その井戸は日ごとに場所を変えたっけ
     うるさくてごめんなさいと言われた日