ヒラタケ

2009年12月07日 | Weblog


 夕方になるとさすが寒くなりますね。そう言うときに風邪を引くから用心しなくてはなりません。

 みっちり仕事をして汗をかき、それが休んでいる間に背中で急につめたくなり、また風邪をひく原因に。今日は危なかったです。冬は、夏よりは好きなのですが、風邪だけがいやです。雪国の方は雪も嫌かもしれませんけど。


 

 時々は見に行っていたんですが、ちょいと油断をしてしまい、こんなに大きくなってしまいました。これはヒラタケというのだそうです。

 隣との境の木を切ってもらったときに、中にエゴの木がありました。これを運んで燃やそうと思っていたら、木を倒してくれた人が、わざわざやって来て菌を植えていってくれました。ありがたいねー。

 うれしいですね。さっそく食べましたよ。初めてです。これで、収穫量こそ多くはありませんが、定番のシイタケ、それにナメコ。この二つはもうそろそろ終わりですけど。それにクリタケとヒラタケ。四種類を自宅で栽培しているということになります。


 

 ことしも冬の花ワラビがたくさんでています。野生の花ですので、地味です。特にこれは花らしい花でなくて、胞子の集まりのようにみえます。盆栽を売っているところによくありますね。

 花ワラビも良いですが、私はこの木の葉が好きです。まだら雪のように散らばった木の葉をみるのが好きです。そのうちに、全面的に敷きつめた状態になります。


 

 眠りから覚めたばかりで、まだ目を開けられる状態じゃないみたいです。こんな時に、何をかんじているんでしょうか。しばらく黙想が続くみたいです。

 「みっともないとこ撮るなコノヤロー 。」 なんて、猫は絶対に怒らないです。悟りの境地です。


 


   冬枯れの森の朽ち葉の霜の上に
          落ちたる月の影の寒けさ   藤原清輔

                             

   冬枯れの林にひとりたたずみて
          まだらに散れる木の葉眺むる

   冬枯れの財布を振りてみたけれど
          でてきたものは古きテレカよ

   時移りテレカを使うこともなく
          小さき穴の向こうの景色

   テレカ持つその訳はなにと人問わば
          レンズの代わりにするときのため 

   穴のないテレカなどは要りません
          テレカは穴が誠に大切

   暖冬はたんなる気象のみだれだと
          ただそれだけなら気にもしないが

   暖冬はやはり過ごすに易かれど
          やがてのぼるは断頭台かも 
                   温暖化現象のせいなら生き物の滅亡に

   ヒラタケが大きく生りすぎどうしよう
          これ一つだけで腹一杯になり

   ここに来ていろいろ矛盾が見えてきて
          思うままにならぬ世の中   マニフェスト実行は難しい

   
   
  補)レンズの代わり

      老眼鏡を忘れたとき、最後の手段はテレカの穴を通して
      文字を読むことです。カメラで言えば絞りの役目をするとか。
      けっこう文字を読むことができます。