干し芋つくり

2009年12月18日 | Weblog

 今朝は地震から始まりました。ニュースでは結構騒いでいましたが、私は、少しは大きかったですが、まあ特別に大きなものではなかったと思っています。

 それより、・・・  寒かったです。朝は真っ白で氷も張りました。それに、空気が氷のように冷たくて弱りました。

 が、朝食を食べてニュースを見、新聞を読んで、朝のドラマ 「 ウェルかめ 」 を見てから覚悟を決めて外にでて、燃えるごみを出し、犬と鶏に餌をやり、生ごみを木の葉の重ねの中に放りこみ、カラスに荒らされないように、フォークで上に木の葉をかぶせて家に戻るころは、別に普通の朝と同じ気分で、ああ良い気分という状態になっていました。

 「 さーてと、木の葉でもさらおうかな~ 」 と言ったとたん、「 おとーさん、今日は出かける日でしょ。」  ・・・ ? ・・・ あっ、そうだった~~~~。忘れてたーーー。

 まあ、こんなのが日常会話です。特技の第一は『 忘れること 』 です。 「 忘却とは忘れる事なり 」 は、ドラマ 『 君の名は 』 の文句。歩き疲れた時は棒脚。お坊さんが来た時には坊客。飲み屋で荒れるのは暴客。


 

 それとは別に、実は一昨日のことなのですが、久しぶりに竈(かまど)の登場しました。それにふかし器(蒸篭:せいろ)。 で、何をしたかと言いますと、これでサツマイモを多くふかしたんです。せいろと言えば蕎麦も良いけど。あ、話がずれて行きそう。と、気がつく。

 燃やすものなどいくらでもあります。作業は外に限ります。寒くても、時々火の状態を見に来れば良いのですが、外に出て動き出せば、別に寒くて困るというほどではないし。


 

 寒風が吹き始めたので、これを作ったんですよ。干し芋です。真新しい軍手をはめて、熱々のイモの皮をむいて包丁で厚さ 1 cmくらいに切りました。特別な道具はありません。    芋の向こうの緑は 「 冬知らず ( 寒咲きキンセンカ ) 」。黄色い花が咲きます。
 
 実は道具を自分で考えて作りかけていたのですが、間に合いませんでした。泥縄どころか、泥藁ですね。まだ縄など作れない藁を用意した状態と同じようなものです。笑っちゃいます。でもまあ、奥さんが奮闘しまして、とりあえず第一ラウンドはこれだけ。干すスダレやザルもそう沢山は無いし。

 カラスよけに膨張じゃなかった、防鳥ネットをかぶせました。脇で聞くのは傍聴で、刺身を切る時ゃ刺身包丁、オー さぶい。で、何日も寒風のなかを乾かさなければなりませんが、半生状態でもグーです。やわらかくておいしく仕上がります。楽しみだなー。


  

 この寒いのに水の中とは。強いねー。ハクチョーなんてクシャミはしないのかな? するカモ。


   フルベンを今日も聞いてる寒い部屋
   好きなことする時ゃ寒さ感じない
   白鳥は寒くないのか水の中
   出かけるの忘れて妻に注意され
   そんなこと良くあることさ気にもせず
   出かければ犬にも棒で取り得あり
   人に会い会話をするが大事也
   このごろは寒いで始まる会話かな
   寒くなり猫はやたらと親しいね
   まあいいさ湯たんぽ代わりと思ってる
   ズキズキと痛む私のかかとかな
   ありゃ大変かかとの中に大河かな
   その大河一本だけじゃなかったね
   耳かゆし、かゆくて痛い霜焼けだーーー
   

          フルベン = フルトベングラー。 ドイツの指揮者。
                   彼のベートーベン・第九交響曲<合唱>は有名。
                   ドカベンは土方の弁当。同タイトルの漫画もある。