たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌです。
タイトルは暗いイメージですが、聴いてみると案外しっとりとしたいい曲かもしれないですよ。というのは、確かに若干暗いんですが、全体的に静かな雰囲気の中に個々の楽器がそれぞれの特徴を持って、じっくり聞かせてくれる作りになっていますから、短いですがひとつずつの音をたっぷり楽しめる曲だと思います。
この曲のタイトルを初めに聞いたときは、ラヴェルの知り合いの王女が亡くなったから、王室から依頼を受けて作曲したのかなぁ?と思ってたんですが、どうやらそうではないらしく、ラヴェルが「ルーヴル美術館」にある若い王女の肖像画を見てインスピレーションを受けて作曲した曲のようですね。ちなみにパヴァーヌは宮廷舞曲の名前らしく、ゆったりとしたテンポのダンスの事だそうです。
それにしても、この曲のロマンチックな感じからすると肖像画の王女も、そうとう美人だったんでしょうね。きっと。
ホルンの深くてやわらかい響きがこころにしみる演奏からしっとりと始まります。
それを更に優しく包むように弦楽器がサポートします。その後メロディはオーボエへ
と移りますが、優しいイメージは変わらないですね。弦楽器もとても丁寧にそおっと
した演奏をしますから、聴いていると、とても和んできます。
ときどき、さりげなく合間に入るハープの「ポロン♪ポロン♪」という響きもとても
いいですよね。
そんな中でひときわ目立つのがフルートじゃないでしょうか?優しい曲のイメージを
壊す事なく、キリッと引き締まった響きがこの曲にちょっとしたアクセントをつけて
くれていますから、ここも聴きどころかもしれないですね。
演奏時間もだいたい7分程度ですから、ちょっと感傷的なムードに浸りたくなったら、たまにはこんな曲もいいかもしれないですね。CDでは、演奏時間が短い事もあって、この曲をメインにしたものは少ないと思いますが、ラヴェルの他の代表作と一緒に録音されている事が多いようです。
≪オススメCD≫
しっとりとした曲の魅力をお楽しみ下さい。

【コレってどんな曲】
喜:★★★★★
怒:★★★★★
哀:☆☆☆☆★ →麗☆☆☆☆☆
楽:☆★★★★
≪おすすめシチュエーション≫
少し切ないメロディですが、落ち着いてゆっくり聴ける曲です。
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今日はラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌです。
タイトルは暗いイメージですが、聴いてみると案外しっとりとしたいい曲かもしれないですよ。というのは、確かに若干暗いんですが、全体的に静かな雰囲気の中に個々の楽器がそれぞれの特徴を持って、じっくり聞かせてくれる作りになっていますから、短いですがひとつずつの音をたっぷり楽しめる曲だと思います。
この曲のタイトルを初めに聞いたときは、ラヴェルの知り合いの王女が亡くなったから、王室から依頼を受けて作曲したのかなぁ?と思ってたんですが、どうやらそうではないらしく、ラヴェルが「ルーヴル美術館」にある若い王女の肖像画を見てインスピレーションを受けて作曲した曲のようですね。ちなみにパヴァーヌは宮廷舞曲の名前らしく、ゆったりとしたテンポのダンスの事だそうです。
それにしても、この曲のロマンチックな感じからすると肖像画の王女も、そうとう美人だったんでしょうね。きっと。
ホルンの深くてやわらかい響きがこころにしみる演奏からしっとりと始まります。
それを更に優しく包むように弦楽器がサポートします。その後メロディはオーボエへ
と移りますが、優しいイメージは変わらないですね。弦楽器もとても丁寧にそおっと
した演奏をしますから、聴いていると、とても和んできます。
ときどき、さりげなく合間に入るハープの「ポロン♪ポロン♪」という響きもとても
いいですよね。
そんな中でひときわ目立つのがフルートじゃないでしょうか?優しい曲のイメージを
壊す事なく、キリッと引き締まった響きがこの曲にちょっとしたアクセントをつけて
くれていますから、ここも聴きどころかもしれないですね。
演奏時間もだいたい7分程度ですから、ちょっと感傷的なムードに浸りたくなったら、たまにはこんな曲もいいかもしれないですね。CDでは、演奏時間が短い事もあって、この曲をメインにしたものは少ないと思いますが、ラヴェルの他の代表作と一緒に録音されている事が多いようです。
≪オススメCD≫
しっとりとした曲の魅力をお楽しみ下さい。
![]() | ラヴェル / ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌフランス国立管弦楽団, ラヴェル, バーンスタイン(レナード), フィラデルフィア管弦楽団, ドビュッシー, オーマンディ(ユージン)ソニーミュージックエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |

【コレってどんな曲】
喜:★★★★★
怒:★★★★★
哀:☆☆☆☆★ →麗☆☆☆☆☆
楽:☆★★★★
≪おすすめシチュエーション≫
少し切ないメロディですが、落ち着いてゆっくり聴ける曲です。
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ですからと~ぜんピアノ楽譜は存在するんですけどゆっくりなわりには難しい☆
リタイアしました・・シクシク
この曲、原曲はピアノ曲ですが、Ravelのピアノ曲としては多分一番易しい曲です。これが易しいと言うのでは無くて、他の曲が難曲ぞろいなのです。
どうもです、LiLA管理人さん。ラヴェルの曲は複雑で不思議な曲が結構あると思いますが、その不思議な魅力が結構よかったりするんですよね。ピアノは弾けないので難しいのかは分かりません。でも、いいですよね、ピアノ弾ける人はとてもカッコイイですし憧れてしまいます。