たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日は「アレグロ・ノン・トロッポ・エ・モルト・マエストーソ」って何?です。
「オイオイ、また何か変なコト言い出したよ、この人・・・」とか思ったそこのあなた!知ってる人も、知らない人も、その辺はお手柔らかに。
クラシックのCDを買おうと思って、どんな曲が入ってるのかな?と思い、手にとって、CDケースの裏面を見ると、よく書いてあるこんな文字。
文字だけ取り出すと、呪文ですか?何ですか・・・?とは、ならないかもしれませんが、まぁお察しのとおりのいわゆる「音楽用語」なんですが、
これは、楽譜とかに書いてある「演奏記号」なんですね。ちなみにタイトルの「アレグロ・ノン・トロッポ~以下省略~」はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、第1楽章に書いてあるヤツです。
ちなみに、学生時代に使ってた音楽の教科書には、こんなのが載ってます。
≪主要音楽用語≫
【強弱に関するもの】
crescendo(cresc.) /クレシェンド/ だんだん強く
decrescendo(decresc.) /デクレシェンド/だんだん弱く
diminuendo(dim.) /ディミヌエンド/だんだん弱く
【速度に関するもの】
adagio /アダージョ/ ゆるやかに
largo /ラルゴ / 幅広く、ゆるやかに
andante /アンダンテ/ ほどよくゆっくり
moderato /モデラート/ 中ぐらいの速さで
allegretto /アレグレット/やや速く
allegro /アレグロ / 速く
accelerando(accel.)/アッチェレランド/だんだん速く
ritardando(rit.) /リタルダンド/ だんだん遅く
【曲想に関するもの】 【その他】
appassionato /アパッショナート/熱情的に |legato /レガート/ なめらかに
cantabile /カンタービレ / 歌うように |marcato /マルカート/ はっきりと
kon brio /コン・ブリオ / 生き生きと |molto /モルト / 非常に
dolce /ドルチェ / 柔和に |copo /コーポ / 少し
espressivo /エスプレッシボ/ 表情豊かに |staccato /スタッカート/音を切って
maestoso /マエストーソ / 荘厳に |
<改定>高校生の音楽① (音楽之友社)より
―――――――――――――――――――――――
(※一部省略・・・だってたくさんあるし・・・。)
と、こんな感じですが、これらをもとに冒頭の、「アレグロ・ノン・トロッポ・エ・モルト・マエストーソ」を訳すと、「速くなりすぎずに、非常に荘厳に」ってコトでしょうか?(合ってるかな???)
速度記号は、メトロノームなんかにも書いてあったりしますよね。
そして、ここまで紹介しといてアレですが、今日はそんな演奏記号の説明をしたい訳じゃあないんですね。
ならば、ここまで、引っ張っておいて一体何が言いたいのか!?
冒頭でチラッと触れたように、普段はあまりクラシック音楽を聴かない人がたまには・・・と思って、CDを手にして、これらの専門用語?!的なカタカナ語につまずいて、「ああ、やっぱりまだ自分には早かったかな?!」と思わないでほしい!!という事なんです。
上に書いたみたいに、エラそうにいろいろ並べて書いてますが、ハッキリ言って書いてる本人もほとんど知りませんし、CDを買う時にいちいちそこを見て、「アレグロか・・・、今日はもうちょっとゆっくりした曲を聴きたいな・・・」とか、そんな事考えてCDを買う人は、ほとんどいないと思います。
だいたい、速度記号は曲を聴けばどのくらいの速さかは分かりますし、曲想に関しては、曲を聴いてから自分で感じれば済む事!(そりゃ言い過ぎかな?)
そもそも、これらの記号は“聴き手”よりも“演奏者”に対する作曲家からのリクエストなので、プロならばいざ知らず、娯楽として楽しむ分には、そこまで意識して聴く必要はないでしょうし、(初心者ならば尚のこと)
同じ曲には、同じ記号が書いてあるハズなのに、演奏家によって曲調が微妙に変わってきたりしますから、演奏する人はいざ知らず、
クラシックファンでもおそらく多数を占めると思われる「聴くだけクラシックファン」ならば、これらの≪音楽用語≫を、そんなに気にする必要は無いでしょう!
CDには、組曲みたいに各楽章に個別にサブタイトルがついている場合をを除くと、必ずと言っていいほど、これらのカタカナ用語が書いてありますが、まぁこういうのは、逆になんにも書いてないと、味気ないというか、なんというか、
タイトルがついてない曲とかだったら、表も裏も「交響曲第1番」!!みたいになってしまいますから、それじゃあ、あまりにも淋しいし・・・、くらいのもんでしょう・・・(ってホントかよ!)
≪こんなCDも≫
既に(4)まで出てるなんて、
そんな訳で、いろいろ書きましたが、はじめてクラシックのCDを買ったときも、別に何が書いてあろうが、意味も分らずそのまま右から左に受け流して、パカッと中を開けて、取り出したCDをデッキに入れて普通に聴いてたと思いますから、おそらくたいていの方も同じような感じだと思います。
一応、今回の記事のタイトルの「アレグロ~以下省略~」は、敢えて長いのを選んでみましたが、たいていの場合は2~3語くらいの速度記号が書かれている事が多いようです。
実際の楽譜は更に詳しく、場所に合わせてさまざまな指示が書かれているんでしょうが、それは作曲家がその曲に想いを込めて、アピールをしているという事でしょうから、その片鱗がCDの裏に、にじみ出た“証し”と言う事も出来るのかもしれませんね。(おお!我ながらウマイコトまとまった!…かな?)
今日は「アレグロ・ノン・トロッポ・エ・モルト・マエストーソ」って何?です。
「オイオイ、また何か変なコト言い出したよ、この人・・・」とか思ったそこのあなた!知ってる人も、知らない人も、その辺はお手柔らかに。
クラシックのCDを買おうと思って、どんな曲が入ってるのかな?と思い、手にとって、CDケースの裏面を見ると、よく書いてあるこんな文字。
文字だけ取り出すと、呪文ですか?何ですか・・・?とは、ならないかもしれませんが、まぁお察しのとおりのいわゆる「音楽用語」なんですが、
これは、楽譜とかに書いてある「演奏記号」なんですね。ちなみにタイトルの「アレグロ・ノン・トロッポ~以下省略~」はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、第1楽章に書いてあるヤツです。
ちなみに、学生時代に使ってた音楽の教科書には、こんなのが載ってます。
≪主要音楽用語≫
【強弱に関するもの】
crescendo(cresc.) /クレシェンド/ だんだん強く
decrescendo(decresc.) /デクレシェンド/だんだん弱く
diminuendo(dim.) /ディミヌエンド/だんだん弱く
【速度に関するもの】
adagio /アダージョ/ ゆるやかに
largo /ラルゴ / 幅広く、ゆるやかに
andante /アンダンテ/ ほどよくゆっくり
moderato /モデラート/ 中ぐらいの速さで
allegretto /アレグレット/やや速く
allegro /アレグロ / 速く
accelerando(accel.)/アッチェレランド/だんだん速く
ritardando(rit.) /リタルダンド/ だんだん遅く
【曲想に関するもの】 【その他】
appassionato /アパッショナート/熱情的に |legato /レガート/ なめらかに
cantabile /カンタービレ / 歌うように |marcato /マルカート/ はっきりと
kon brio /コン・ブリオ / 生き生きと |molto /モルト / 非常に
dolce /ドルチェ / 柔和に |copo /コーポ / 少し
espressivo /エスプレッシボ/ 表情豊かに |staccato /スタッカート/音を切って
maestoso /マエストーソ / 荘厳に |
<改定>高校生の音楽① (音楽之友社)より
―――――――――――――――――――――――
(※一部省略・・・だってたくさんあるし・・・。)
と、こんな感じですが、これらをもとに冒頭の、「アレグロ・ノン・トロッポ・エ・モルト・マエストーソ」を訳すと、「速くなりすぎずに、非常に荘厳に」ってコトでしょうか?(合ってるかな???)
速度記号は、メトロノームなんかにも書いてあったりしますよね。
NIKKO スタンダード/アイボリー メトロノームNIKKOこのアイテムの詳細を見る |
そして、ここまで紹介しといてアレですが、今日はそんな演奏記号の説明をしたい訳じゃあないんですね。
ならば、ここまで、引っ張っておいて一体何が言いたいのか!?
冒頭でチラッと触れたように、普段はあまりクラシック音楽を聴かない人がたまには・・・と思って、CDを手にして、これらの専門用語?!的なカタカナ語につまずいて、「ああ、やっぱりまだ自分には早かったかな?!」と思わないでほしい!!という事なんです。
上に書いたみたいに、エラそうにいろいろ並べて書いてますが、ハッキリ言って書いてる本人もほとんど知りませんし、CDを買う時にいちいちそこを見て、「アレグロか・・・、今日はもうちょっとゆっくりした曲を聴きたいな・・・」とか、そんな事考えてCDを買う人は、ほとんどいないと思います。
だいたい、速度記号は曲を聴けばどのくらいの速さかは分かりますし、曲想に関しては、曲を聴いてから自分で感じれば済む事!(そりゃ言い過ぎかな?)
そもそも、これらの記号は“聴き手”よりも“演奏者”に対する作曲家からのリクエストなので、プロならばいざ知らず、娯楽として楽しむ分には、そこまで意識して聴く必要はないでしょうし、(初心者ならば尚のこと)
同じ曲には、同じ記号が書いてあるハズなのに、演奏家によって曲調が微妙に変わってきたりしますから、演奏する人はいざ知らず、
クラシックファンでもおそらく多数を占めると思われる「聴くだけクラシックファン」ならば、これらの≪音楽用語≫を、そんなに気にする必要は無いでしょう!
CDには、組曲みたいに各楽章に個別にサブタイトルがついている場合をを除くと、必ずと言っていいほど、これらのカタカナ用語が書いてありますが、まぁこういうのは、逆になんにも書いてないと、味気ないというか、なんというか、
タイトルがついてない曲とかだったら、表も裏も「交響曲第1番」!!みたいになってしまいますから、それじゃあ、あまりにも淋しいし・・・、くらいのもんでしょう・・・(ってホントかよ!)
≪こんなCDも≫
既に(4)まで出てるなんて、
アダージョ・カラヤン(4)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ポリドールこのアイテムの詳細を見る |
そんな訳で、いろいろ書きましたが、はじめてクラシックのCDを買ったときも、別に何が書いてあろうが、意味も分らずそのまま右から左に受け流して、パカッと中を開けて、取り出したCDをデッキに入れて普通に聴いてたと思いますから、おそらくたいていの方も同じような感じだと思います。
一応、今回の記事のタイトルの「アレグロ~以下省略~」は、敢えて長いのを選んでみましたが、たいていの場合は2~3語くらいの速度記号が書かれている事が多いようです。
実際の楽譜は更に詳しく、場所に合わせてさまざまな指示が書かれているんでしょうが、それは作曲家がその曲に想いを込めて、アピールをしているという事でしょうから、その片鱗がCDの裏に、にじみ出た“証し”と言う事も出来るのかもしれませんね。(おお!我ながらウマイコトまとまった!…かな?)
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