たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はドビュッシー:「夢」です。
この曲は有名なピアノのための作品で、既にこのブログでも紹介してたと思ってたんですが、探してみると無かったので、これはイカン!と思って紹介してみました。
4分弱のこの曲は、透き通るような美しいメロディにロマンチックな雰囲気が人気の曲で、短いながらもドビュッシーの代表作と言っても過言ではない作品です。
まだ、クラシックを聴き始めて間もない頃、ピアノの名曲が聴きたくて下のオススメCDに紹介しているCDを買ったんですが、終盤に録音されているこの曲を初めて聴いたときには、こんなに綺麗なピアノの曲があるんだ、と妙に感動したのを思い出します。
現在ではCMなどにもよく使われていて、おそらく曲を聴けばたいがいの人は「ああ、この曲ね!」と相槌を打ってもらえるほど有名な曲ですが、CDの解説によるとドビュッシー初期の作品だったため、楽譜を出版社に渡してから何年も経った後に本人の確認を取らずに出版されてしまったため、ドビュッシーも相当不機嫌になったらしく、「この曲は、何年も前に経済的な理由から大急ぎで作曲したので、重要でもないし、ハッキリ言って良くない曲だと思う」と、かなり不機嫌だったようです。
中音域の伴奏から幻想的な高音のメロディが鳴り響くと、どこか神々しく神秘的な
ものを感じてしまいます。
高音のメロディに合わせて低音からもしっかりと聴かせる曲調が曲に深みを持たせて
います。全体的には落ち着きながらも、しっとりと聴かせ、それでいて何かを
強く訴えかけるようなメロディには魅きつけられてしまいます。
新雪の積もる白銀の世界に大きな翼を音も立てず華麗に舞い降りたタンチョウヅルが
求愛のダンスを踊る様子が目に浮かんできます。
自然に流れるメロディを聴くに任せているととても心地よくピアノの音色が
やさしく身体に沁み渡っていくようです。
アンニュイな表情を残したまま最後にはゆっくりと目を閉じていくように
静かに終わります。
とても素敵な曲ですよね。ドビュッシーは上のいきさつもあって、あまり評価していないようですが、それすらも照れ隠しなんじゃないかと思えてしまうほど、素晴らしい曲だと思います。初心者にもオススメですが、何度聴いてもいつも新鮮な魅力が伝わるこの曲は大好きな曲のひとつです。
CDでも「珠玉のピアノ~」とか「ピアノ名曲集」とかいうタイトルのものには、必ずと言っていいほど録音されている一曲です。
≪オススメCD≫
アントルモンのピアノでどうぞ。

【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★
怒:★★★★★
哀:☆☆☆☆★ →幻☆☆☆☆☆
楽:☆☆★★★
≪おすすめシチュエーション≫
おやすみ前に聴けば快眠間違いなしでしょう。

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今日はドビュッシー:「夢」です。
この曲は有名なピアノのための作品で、既にこのブログでも紹介してたと思ってたんですが、探してみると無かったので、これはイカン!と思って紹介してみました。
4分弱のこの曲は、透き通るような美しいメロディにロマンチックな雰囲気が人気の曲で、短いながらもドビュッシーの代表作と言っても過言ではない作品です。
まだ、クラシックを聴き始めて間もない頃、ピアノの名曲が聴きたくて下のオススメCDに紹介しているCDを買ったんですが、終盤に録音されているこの曲を初めて聴いたときには、こんなに綺麗なピアノの曲があるんだ、と妙に感動したのを思い出します。
現在ではCMなどにもよく使われていて、おそらく曲を聴けばたいがいの人は「ああ、この曲ね!」と相槌を打ってもらえるほど有名な曲ですが、CDの解説によるとドビュッシー初期の作品だったため、楽譜を出版社に渡してから何年も経った後に本人の確認を取らずに出版されてしまったため、ドビュッシーも相当不機嫌になったらしく、「この曲は、何年も前に経済的な理由から大急ぎで作曲したので、重要でもないし、ハッキリ言って良くない曲だと思う」と、かなり不機嫌だったようです。
中音域の伴奏から幻想的な高音のメロディが鳴り響くと、どこか神々しく神秘的な
ものを感じてしまいます。
高音のメロディに合わせて低音からもしっかりと聴かせる曲調が曲に深みを持たせて
います。全体的には落ち着きながらも、しっとりと聴かせ、それでいて何かを
強く訴えかけるようなメロディには魅きつけられてしまいます。
新雪の積もる白銀の世界に大きな翼を音も立てず華麗に舞い降りたタンチョウヅルが
求愛のダンスを踊る様子が目に浮かんできます。
自然に流れるメロディを聴くに任せているととても心地よくピアノの音色が
やさしく身体に沁み渡っていくようです。
アンニュイな表情を残したまま最後にはゆっくりと目を閉じていくように
静かに終わります。
とても素敵な曲ですよね。ドビュッシーは上のいきさつもあって、あまり評価していないようですが、それすらも照れ隠しなんじゃないかと思えてしまうほど、素晴らしい曲だと思います。初心者にもオススメですが、何度聴いてもいつも新鮮な魅力が伝わるこの曲は大好きな曲のひとつです。
CDでも「珠玉のピアノ~」とか「ピアノ名曲集」とかいうタイトルのものには、必ずと言っていいほど録音されている一曲です。
≪オススメCD≫
アントルモンのピアノでどうぞ。
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【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★
怒:★★★★★
哀:☆☆☆☆★ →幻☆☆☆☆☆
楽:☆☆★★★
≪おすすめシチュエーション≫
おやすみ前に聴けば快眠間違いなしでしょう。


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