たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はスッペ:「幸福への旅路」序曲です。
スッペの作品と言えば、「軽騎兵」序曲や「詩人と農夫」序曲なんかが有名ですが、他にも曲を序曲を作っています。(そりゃそーなんですけど。)
今回は「幸福への旅路」というタイトルだけで、曲を選んでみましたが、
タイトルの割には、曲のはじまりが、やたらと暗く重々しいので、「何だコリャ!?」と思ってしまいましたが、聴いている内にだんだん盛り上がって華々しいラストを迎えますから、曲の変わり目なんかが聴きどころかもしれないですね。
それで、一応CDには喜歌劇「幸福への旅路」序曲となっていたので、いつものように、あらすじを紹介しようと思って、ちょっと探してみたんですが・・・、見つからなかった・・・のであしからず。
ちなみにCDの解説によると「カール・エルマー作のマジック劇のための序曲で、・・・」と、あったので、実際には物語的なお話は無いのかもしれません。
低音のゴーッ!という地響きのような音が始まると、フルートが寂しく怪しげなフレーズを
聴かせます。
かなり不安がよぎる展開の中、フルートを軸に寒々しい響きがしばらく続きます。
更にゴーッ!と始まると、ピッコロが更に不安をあおるように聴かせると、
トロンボーンの重々しいファンファーレがどっしりと鳴り響きます。
クラリネット、フルートが間をつなぐと、
急にに盛り上がり、バスドラムが一発入ると、それを合図に弦楽器が賑やかに始まり、
それまでの重々しい空気を裂くように、明るくはじけるようなフレーズが始まります。
曲が盛り上がると、少し落ち着きますが、弦楽器はなめらかにその弓を進め、
スルスルと軽やかなメロディを聴かせていきます。
更にトランペットやタンバリンを加えると、賑やかに盛り上がっていきます。
低音弦楽器が、入ると少し落ち着きますが、
今度は、タンバリンのリズムに乗せてオーボエがエキゾチックなメロディを聴かせて
いきます。
クラリネットが入ると、少しやわらかいメロディになります。
終盤に向けてフルートが細かいフレーズを刻むと弦楽器もそれに合わせて
徐々に盛り上がります。そして、ラストはスネアドラムのドラムロールに
トロンボーンが低音からざっくりと聴かせていきながら、
ゆっくりと大きく響くと壮大なラストを飾って賑やかに終わります。
どちらかというと、曲のタイトルを結構気にする方なので、「幸福への旅路」というのが、ちょっと気になって、聴いてみたんですが、曲のはじまりが結構暗くて“どよ~ん”としていたので、これが「幸福への・・・」か?!と思いながら聴いていましたけど、中盤からは賑やかに明るくなっていきますから、最後には納得!の一曲ですが、
「幸福への“旅路”」ですから、最初から幸福感がある訳じゃないんですね。というのが感想です。
ただ、クラシック音楽のタイトルの付き方には、後付けのものとか、全く関係ないところから、ポン!といきなり名付けられたり・・・、なんて事もありがちなので、「実はこんなエピソードが!!」というのを探してみるのも、楽しみ方のひとつと言えるかも?!
≪オススメCD≫
ネヴィル・マリナーとアカデミー室内管弦楽団です
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆★★★
哀:☆☆☆★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
「幸福への旅路」のはじまりは・・・
今日はスッペ:「幸福への旅路」序曲です。
スッペの作品と言えば、「軽騎兵」序曲や「詩人と農夫」序曲なんかが有名ですが、他にも曲を序曲を作っています。(そりゃそーなんですけど。)
今回は「幸福への旅路」というタイトルだけで、曲を選んでみましたが、
タイトルの割には、曲のはじまりが、やたらと暗く重々しいので、「何だコリャ!?」と思ってしまいましたが、聴いている内にだんだん盛り上がって華々しいラストを迎えますから、曲の変わり目なんかが聴きどころかもしれないですね。
それで、一応CDには喜歌劇「幸福への旅路」序曲となっていたので、いつものように、あらすじを紹介しようと思って、ちょっと探してみたんですが・・・、見つからなかった・・・のであしからず。
ちなみにCDの解説によると「カール・エルマー作のマジック劇のための序曲で、・・・」と、あったので、実際には物語的なお話は無いのかもしれません。
低音のゴーッ!という地響きのような音が始まると、フルートが寂しく怪しげなフレーズを
聴かせます。
かなり不安がよぎる展開の中、フルートを軸に寒々しい響きがしばらく続きます。
更にゴーッ!と始まると、ピッコロが更に不安をあおるように聴かせると、
トロンボーンの重々しいファンファーレがどっしりと鳴り響きます。
クラリネット、フルートが間をつなぐと、
急にに盛り上がり、バスドラムが一発入ると、それを合図に弦楽器が賑やかに始まり、
それまでの重々しい空気を裂くように、明るくはじけるようなフレーズが始まります。
曲が盛り上がると、少し落ち着きますが、弦楽器はなめらかにその弓を進め、
スルスルと軽やかなメロディを聴かせていきます。
更にトランペットやタンバリンを加えると、賑やかに盛り上がっていきます。
低音弦楽器が、入ると少し落ち着きますが、
今度は、タンバリンのリズムに乗せてオーボエがエキゾチックなメロディを聴かせて
いきます。
クラリネットが入ると、少しやわらかいメロディになります。
終盤に向けてフルートが細かいフレーズを刻むと弦楽器もそれに合わせて
徐々に盛り上がります。そして、ラストはスネアドラムのドラムロールに
トロンボーンが低音からざっくりと聴かせていきながら、
ゆっくりと大きく響くと壮大なラストを飾って賑やかに終わります。
どちらかというと、曲のタイトルを結構気にする方なので、「幸福への旅路」というのが、ちょっと気になって、聴いてみたんですが、曲のはじまりが結構暗くて“どよ~ん”としていたので、これが「幸福への・・・」か?!と思いながら聴いていましたけど、中盤からは賑やかに明るくなっていきますから、最後には納得!の一曲ですが、
「幸福への“旅路”」ですから、最初から幸福感がある訳じゃないんですね。というのが感想です。
ただ、クラシック音楽のタイトルの付き方には、後付けのものとか、全く関係ないところから、ポン!といきなり名付けられたり・・・、なんて事もありがちなので、「実はこんなエピソードが!!」というのを探してみるのも、楽しみ方のひとつと言えるかも?!
≪オススメCD≫
ネヴィル・マリナーとアカデミー室内管弦楽団です
スッペ:名序曲集アカデミー室内管弦楽団EMIミュージック・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆★★★
哀:☆☆☆★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
「幸福への旅路」のはじまりは・・・
一時期雪が強く降ってすぐ止みました。
映画「感染日本列島」を見てきました。
旬の話題でいいのですが、
いつの間にか人間愛のテーマにすり替わってしまっています。
過激な言葉を使わないと、
観客を動員できない?(笑)
テーマはともかく、
この映画いいと思いましたよ。
「感染列島」でした。
訂正します。
「人間愛」とか、恋愛的なモノがないと映画が成り立たないのかな?なんとも思ったりして、
そう言えば前に「日本沈没」?みたいな映画があったような気が、タイトルだけだと、そっちとも重なって聞こえてしまいますが、結局両方見てません。
いずれにせよ、風邪が流行る季節なのでお互い気をつけましょう。