初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

喜歌劇「詩人と農夫」序曲  (スッペ作曲)

2006年07月24日 | 序曲と前奏曲
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はスッペ:喜歌劇「詩人と農夫」です。

スッペはやはり序曲が有名な作曲家なんですが、喜歌劇の方はやはり一般的には有名じゃないんですよね。そこで、せっかくだからどんなストーリーなのかちょっと調べて紹介してみようと思ったんですが・・・、ちょっと調べたくらいじゃあ、みつからなかたんですよ。そんなこんなで、曲としてもやはり序曲のみを単独で演奏されている事の方が圧倒的に多いようです。


 トランペットとホルンのやわらかいハーモニーのついたフレーズが奇麗に鳴り響きます。
 そして、それを前奏に一度盛大に盛り上がります。そしてその後に続くチェロの響き
 が、とてもなめらかでしっとりしていて落ち着く曲です。チェロのソロをハープや
 フルートがやさしく彩るように飾ります。
 次には、トロンボーン等の金管楽器を中心に激しい雷鳴のように鳴り響かせる曲調に
 なります。しかし、それもそう長くは続かずすぐにゆらゆらとゆらめくワルツの旋律
 に変わり、そこからまた、一気に派手な曲調に戻ります。
 その後も勢いよくそのまま、激しく派手に盛上がりますが、なにかフェスティバルとか
 カーニバルみたいに、とにかくお祭り気分で楽しい曲ですから、聴いていると、とても
 ワクワクしてきます。そのまま盛上がったムードのまま曲を終えます。
  
やっぱり、序曲は明るく楽しいほうが面白くていいですよね。演奏時間も10分程度ですから、この曲みたいに短い間にいろんな要素が詰まっていると聴いていても飽きないですし、スルッと聴ける曲の方が聴きやすいですもんね。


≪オススメCD≫
序曲は元気になれる曲がたくさんありますよ。
序曲集(軽騎兵・ウィリアム・テル)
フィラデルフィア管弦楽団, スッペ, オーマンディ(ユージン), ロッシーニ, エロール, オッフェンバック, メンデルスゾーン
BMG JAPAN

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
この曲を聴くとスカッと元気になれますね。


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