たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はサラサーテ:カルメン幻想曲です。
「カルメン」と言えばビゼーの歌劇として有名なんですが、そのカルメンをヴァイオリン協奏曲風にアレンジしたのがこの曲なんですね。
まあ、「カルメン」のヴァイオリンによるカバーヴァージョンみたいなもんですね。
そう考えると、今も昔も考えることは皆同じなんだなと思ってしまいます。
サラサーテは作曲家というよりヴァイオリニストとして当時は大活躍していたようですから、そんな自分のテクニックを存分に披露するために、この曲や前に紹介した「チゴイネルワイゼン」みたいな超絶技巧の曲を作っていたようです。
最初は第4幕への前奏曲というカルメンでも有名なフレーズから颯爽と始まり、
ヴァイオリンは低音からじんわりとアラゴネーズのメロディを歌い上げます。
高音の艶やかな音色から様々なテクニックを駆使して幅広い魅力ある音を聴かせて
くれます。
次は独特なリズムを持つハバネラの部分ですね、歌劇ではカルメンが歌う部分
ですが、ヴァイオリンで聴いてみても味のある編曲が加えられていて面白いと
思います。ダイナミックな動きと繊細な音使いをひとまとめにして、躍動感のある
フレーズは心地よく、細やかなフレーズも丁寧に聴かせてくれます。
ヴァイオリンソロで悲しいメロディが流れてきますが、もだえるようなこの
フレーズも、「カルメン」という先入観があるせいか、悲しい歌声に聴こえて
きます。
フルートの音色が流れてくると、今度は「セギリャーテ」のフレーズになりますが、
悩ましげな旋律をヴァイオリンが奏でると、一層雰囲気がでますね。
それから、明るい曲調になり伸びやかなヴァイオリンが朗々と歌い上げていきます。
急に勢いが付き、テンポを上げていくとヴァイオリンが忙しく動き回りますが、
素早いフレーズを素晴らしいテクニックで盛上げていき、迫力のあるヴァイオリン
を聴き終わると、まるで自分が弾いてるみたいに爽快感が伝わり、聴き終わった後も
スッキリする一曲です。
カルメンの名曲に乗せて、ヴァイオリンが見事にテクニックを聴かせるこの曲はオススメですね。カルメンのフレーズはクラシックを聴いたことが無い人でも、どこかで聴いた事のあるフレーズだと思いますから、カッコいいヴァイオリンと一緒に、一曲で二度おいしい曲でもあると思います。
もちろんカルメンを聴いてから聴くと、もっと曲を味わえると思いますが、こちらを聴いてからカルメンを聴いても、カルメンのオーケストラサウンドでの迫力も楽しめると思います。
演奏時間も12・3分ですから、ヴァイオリンの魅力を楽しみたい人にはオススメです。
≪オススメCD≫
ムターのヴァイオリンなら迫力満点だと思います。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★ →技☆☆☆☆☆
怒:☆☆★★★
哀:☆☆☆★★
楽:☆☆★★★
≪おすすめシチュエーション≫
ヴァイオリンのテクニックをコンパクトに楽しめる一曲です。
ビゼーの歌劇「カルメン」の記事はこちら
「くつろぐ」ブログランキング⇔こちらもよろしく
今日はサラサーテ:カルメン幻想曲です。
「カルメン」と言えばビゼーの歌劇として有名なんですが、そのカルメンをヴァイオリン協奏曲風にアレンジしたのがこの曲なんですね。
まあ、「カルメン」のヴァイオリンによるカバーヴァージョンみたいなもんですね。
そう考えると、今も昔も考えることは皆同じなんだなと思ってしまいます。
サラサーテは作曲家というよりヴァイオリニストとして当時は大活躍していたようですから、そんな自分のテクニックを存分に披露するために、この曲や前に紹介した「チゴイネルワイゼン」みたいな超絶技巧の曲を作っていたようです。
最初は第4幕への前奏曲というカルメンでも有名なフレーズから颯爽と始まり、
ヴァイオリンは低音からじんわりとアラゴネーズのメロディを歌い上げます。
高音の艶やかな音色から様々なテクニックを駆使して幅広い魅力ある音を聴かせて
くれます。
次は独特なリズムを持つハバネラの部分ですね、歌劇ではカルメンが歌う部分
ですが、ヴァイオリンで聴いてみても味のある編曲が加えられていて面白いと
思います。ダイナミックな動きと繊細な音使いをひとまとめにして、躍動感のある
フレーズは心地よく、細やかなフレーズも丁寧に聴かせてくれます。
ヴァイオリンソロで悲しいメロディが流れてきますが、もだえるようなこの
フレーズも、「カルメン」という先入観があるせいか、悲しい歌声に聴こえて
きます。
フルートの音色が流れてくると、今度は「セギリャーテ」のフレーズになりますが、
悩ましげな旋律をヴァイオリンが奏でると、一層雰囲気がでますね。
それから、明るい曲調になり伸びやかなヴァイオリンが朗々と歌い上げていきます。
急に勢いが付き、テンポを上げていくとヴァイオリンが忙しく動き回りますが、
素早いフレーズを素晴らしいテクニックで盛上げていき、迫力のあるヴァイオリン
を聴き終わると、まるで自分が弾いてるみたいに爽快感が伝わり、聴き終わった後も
スッキリする一曲です。
カルメンの名曲に乗せて、ヴァイオリンが見事にテクニックを聴かせるこの曲はオススメですね。カルメンのフレーズはクラシックを聴いたことが無い人でも、どこかで聴いた事のあるフレーズだと思いますから、カッコいいヴァイオリンと一緒に、一曲で二度おいしい曲でもあると思います。
もちろんカルメンを聴いてから聴くと、もっと曲を味わえると思いますが、こちらを聴いてからカルメンを聴いても、カルメンのオーケストラサウンドでの迫力も楽しめると思います。
演奏時間も12・3分ですから、ヴァイオリンの魅力を楽しみたい人にはオススメです。
≪オススメCD≫
ムターのヴァイオリンなら迫力満点だと思います。
カルメン幻想曲ムター(アンネ=ゾフィー), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, レヴァイン(ジェイムズ), サラサーテ, ビエニアフスキ, タルティーニ, ラヴェル, マスネユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★ →技☆☆☆☆☆
怒:☆☆★★★
哀:☆☆☆★★
楽:☆☆★★★
≪おすすめシチュエーション≫
ヴァイオリンのテクニックをコンパクトに楽しめる一曲です。
ビゼーの歌劇「カルメン」の記事はこちら
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聴くほうは、カルメンのおなじみのメロディなので特に意識しませんが、演奏者は大変なんでしょうね、きっと。
名ヴァイオリニストサラサーテのおかげで、数々のヴァイオリン協奏曲が楽しめるのはありがたいです。
サラサーテは他の作曲家の作品をモチーフにしてもいますが、数々の作曲家のヴァイオリン曲を有名にした功績者でもあります。
他の作曲家の作品をアレンジしている人は例外ではないようです。
80%ムター。
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当たりでした。うれしい。
シベリウスでは
おじゃましすぎました。