たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はウィーンフィル:ニューイヤーコンサート2009です。
さて、ちょっと遅ればせですが、やっぱり年のはじめはニューイヤーコンサートでしょうか?
毎年ウィーン学友協会大ホールで1月1日に行われる新年を祝うコンサート、このブログでも去年は年始に紹介しましたので、今年も最初にその中からいくつか紹介してみたいと思います。
そして、毎年客演指揮者として様々な指揮者がこのニューイヤーコンサートの指揮を務める訳ですが、毎年この指揮者を誰がやるのかも注目されます。
今年は「ダニエル・バレンボイム」個人的には、どちらかと言うとピアニストのイメージがありますが、70年代から指揮活動を展開し、様々なオーケストラの指揮をとっているようです。最近では専ら指揮者としての活動が主なのかも?
「ピアノ協奏曲」を演奏するときはよく「ピアノ&指揮」を一人で二役みたいなCDを見かけたりする事もあります。
そんなバレンボイムのが指揮するウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの中からいくつかを紹介してみようと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/plane_wel.gif)
―――第1部から―――
喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」序曲:
低めの弦楽器と共にトロンボーンのファンファーレが華々しく鳴り響くと、賑やかな(前奏)がはじまります。
ゆったりとした弦楽器がフレーズをゆっくりと聴かせたかと思うと、フレーズは足早に駆け巡り賑やかに、そうかと思うと今度は、うっとりするようなワルツのメロディ。
ホルンがひとつポーンと響くと、その後はゆるやかになめらかなフレーズが続きますが、
しばらく、そんな余韻に浸っていると急に元気なメロディが勢いよく流れると、最後までその勢いで突っ走るように流れていきます。
ワルツ「東洋の物語」:
低音の弦楽器がガサガサとざわめくと、オーボエ・ファゴットがしっとりと間をつなぎます。
更にコントラバスと、グロッケン(鉄琴)がひっそりと響くと、
エキゾチックなメロディがはじまります。少し暗い雰囲気がありますが、しばらくすると、徐々に賑やかなワルツに変わり、ゆったりとのびのびした曲調がおだやかに流れていきます。
やがてリズムが小刻みになると、起用に踊るバレリーナの足元のように、軽やかなリズムが心地よく響きます。
そして、またエキゾチックで悩ましげなメロディを奏でると、最後は賑やかにキリッと締めくくります。
ポルカ「百発百中」:
ズドン!とスネアドラム(小太鼓)が響くと、フルートの軽快なメロディがはじまります。
スネアドラムの他にもティパニ(大太鼓)やシンバルが合間にズバン!と入ると、その都度引き締まるようにスカッと響きます。
ひととおりのフレーズを聴かせると、弦楽器が賑やかに鳴り響き、楽しく明るくメロディを奏でます。最後はスネアドラムがドラムロールをバシッと決めて終わります。
―――第2部から―――
喜歌劇「ジプシー男爵」序曲:
低音弦楽器のエキゾチックな序奏(イントロ)がバシッと決まると、クラリネット、オーボエのソロもなめらかに曲がはじまります。
チェロを中心とした弦楽器のなめらかな演奏をゆったり聴かせると、テキパキとした弦楽器に続きワルツ風のフレーズへと様々な表現を多彩に奏でていきます。
ソロ部分とフルオーケストラの壮大なスケール観を見事に対比させながらラストのクライマックスを盛り上げて曲を締めくくります。
喜歌劇「ジプシー男爵」行進曲:
ザン!とスネアドラムがひとつ入ると、すかさずトランペットの高らかなファンファーレがパーン!と晴れやかに鳴り響きます。
その後も切れ味のよい弦楽器がザクザクと刻むと、心地よいリズムとともにさわやかなメロディが流れていきます。トランペットを随所に交えながら前へ前へと進むマーチは、思わず肩を揺らして最後まで聴いてしまいます。
スペインワルツ:
やや段違いな弦楽器のフレーズが心地よく響きながら曲が始まります。
スペイン風のリズムがフルートに受け継がれ、タンバリンとカスタネットにリズムが移ると、独特のリズム感のまま曲は進みます。
ほどよいリズムのまま、ゆったりとワルツを聴かせると途中に入るグロッケンが可愛らしく響きます。最後にうっとりとするフレーズを聴かせると、華やかにラストを締めくくります。
交響曲第45番「告別」から第4楽章:ヨーゼフ・ハイドン
やや怪しげに響く弦楽器がひっそりと始まると、終楽章らしく勢いをつけて加速するようにして、曲は先へと進んでいきます。しばらく淡々と曲は続きますが・・・、
中盤にさしかかり、ゆるやかな曲調に変わっていくと・・・、
そしてひととおりの演奏が一段落すると、ホルン奏者他1名が急に席を立ち演奏中なのに静かに舞台から袖へと離れていきます。
すると、思わずキョトンと立ち尽くし首を振るバレンボイム。
曲は続きますが、ひとまず気を取り直して指揮を再開するバレンボイムでしたが、その後もすぐに、今度は数名の弦楽器奏者が、席を離れていきます。
「どういう事か!」とばかりに指揮台から降りて身振りをしながら訴えるバレンボイムですが、演奏は続きます。
再度、指揮を続けるバレンボイムでしたが、今度はコントラバス奏者が仲間と握手をして楽器をその場に立てかけて、去っていきます。すると、客席からも思わず笑い声が…、
「なんてこったい」とばかりに顔をしかめて手を口に当てるバレンボイムでしたが、今度はチェロ奏者がごっそりと、席を後にします。
またも演奏者が減るオーケストラに、たまらず後を追いかけるバレンボイムですが、その後ろでも演奏者は逃げるように席を立ちます。
少なくなった団員を指を指して数えはじめる指揮者ですが、その中でも皆次々と席を立っていきます。客席からも失笑が絶えません。
立ち尽くすバレンボイムを残してもはや舞台にはわずか数名のバイオリンだけ、
「こいつだけは逃すまい!」とほぼソロ演奏を続ける残りのバイオリニストのそばに駆け寄り、隣の残った空席に腰を掛けて譜面を指さし、笑顔で奏者の肩に手を掛けて、しまいにはその頭を「よしよし」とばかりになでるバレンボイム。
最後には指揮台に戻りますが、最後まで残っていた2人も演奏が終わるとバレンボイムを残して立ち去っていくのでした。チャンチャン!
ポツンと残されたバレンボイムには、客席から拍手と笑顔が巻き起こるのでした。もちろんこれは演出なので、誰もいなくなった舞台には拍手の中を演者たちがつぎつぎと帰ってきます。
―――ごあいさつ―――
中東情勢の平和を願う挨拶を一言すると、
「新年に乾杯!」とウィーンフィルのメンバーが声を揃えるとアンコールへ。
―――アンコールから―――
ワルツ「美しく青きドナウ」:
毎年ニューイヤーコンサートには欠かせないこの2曲ですが、ホルンのこだまする響きから曲が始まると、映像は子供たち男女3名ずつが、可愛らしく踊る風景へと変わります。曲に乗せて天使の羽をつけた男の子とフリフリのついたドレス風の衣装を着た女の子が、赤じゅうたんの敷かれた階段の踊り場を駆け抜けて、その踊りを披露します。そして曲がクライマックスを迎えると、なんと客席の中ほどから登場し、大きく開けられたその通路で3組のワルツを可愛らしく披露します。
最後に6人が、うやうやしく決めのポーズを取ると、場内からは割れんばかりの大喝采が贈られます。
ラデツキー行進曲:
鳴りやまぬ拍手を制するように、スネアドラムが始まると、なだれ込むように曲へ移ります。大喝采は手拍子に変わりますが、クルッと振り返るバレンボイムが手を挙げると、ひとまず拍手は止み、曲がつづきます。バレンボイムは終始後ろ(客席)を向いたまま身振り手振りと口パクを交えながら観客の手拍子の指揮を執ります。
中盤に入ると、手拍子をピシャリと止めさせて舞台に向きなおして指揮をとりますが、再び手拍子の出番を図ると、今度は後ろ向きのまま観客に手拍子の合図、一糸乱れぬ手拍子が始まり、盛り上がりながら曲を終えると、手拍子は再び大喝采へと変わりコンサートは華やかに最後を迎えるのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
今年も華々しく開催されたウィーンフィルのニューイヤーコンサートをちょっと紹介してみましたが、正直言うと自分でもさすがにリアルタイムを通しで見た訳じゃありません。
さすがにゴールデンタイムの3時間をテレビの前で音楽だけというのはちょっとキツイかも?裏番組とかもいろいろやってたし…。
それはさて置き、今年の注目はやっぱりハイドンの交響曲第45番「告別」でしょうか?ウィーンフィルのメンバーが次々と席を立つ様子に、トボケた顔で立ち尽くすバレンボイムのあの表情!「あれは演出だ」と分かっていても思わず笑ってしまうあの顔。なんともはや一本取られた感じですね。
加えてアンコールの「美しく青きドナウ」の子供たちによる演出も、なんとも可愛らしく微笑ましいものでした。
≪CDも毎年発売されます≫
1月28日発売予定
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/f5/51d4fc4e6a08c52343a65699b6f3d63a.png)
今日はウィーンフィル:ニューイヤーコンサート2009です。
さて、ちょっと遅ればせですが、やっぱり年のはじめはニューイヤーコンサートでしょうか?
毎年ウィーン学友協会大ホールで1月1日に行われる新年を祝うコンサート、このブログでも去年は年始に紹介しましたので、今年も最初にその中からいくつか紹介してみたいと思います。
そして、毎年客演指揮者として様々な指揮者がこのニューイヤーコンサートの指揮を務める訳ですが、毎年この指揮者を誰がやるのかも注目されます。
今年は「ダニエル・バレンボイム」個人的には、どちらかと言うとピアニストのイメージがありますが、70年代から指揮活動を展開し、様々なオーケストラの指揮をとっているようです。最近では専ら指揮者としての活動が主なのかも?
「ピアノ協奏曲」を演奏するときはよく「ピアノ&指揮」を一人で二役みたいなCDを見かけたりする事もあります。
そんなバレンボイムのが指揮するウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの中からいくつかを紹介してみようと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/plane_wel.gif)
―――第1部から―――
喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」序曲:
低めの弦楽器と共にトロンボーンのファンファーレが華々しく鳴り響くと、賑やかな(前奏)がはじまります。
ゆったりとした弦楽器がフレーズをゆっくりと聴かせたかと思うと、フレーズは足早に駆け巡り賑やかに、そうかと思うと今度は、うっとりするようなワルツのメロディ。
ホルンがひとつポーンと響くと、その後はゆるやかになめらかなフレーズが続きますが、
しばらく、そんな余韻に浸っていると急に元気なメロディが勢いよく流れると、最後までその勢いで突っ走るように流れていきます。
ワルツ「東洋の物語」:
低音の弦楽器がガサガサとざわめくと、オーボエ・ファゴットがしっとりと間をつなぎます。
更にコントラバスと、グロッケン(鉄琴)がひっそりと響くと、
エキゾチックなメロディがはじまります。少し暗い雰囲気がありますが、しばらくすると、徐々に賑やかなワルツに変わり、ゆったりとのびのびした曲調がおだやかに流れていきます。
やがてリズムが小刻みになると、起用に踊るバレリーナの足元のように、軽やかなリズムが心地よく響きます。
そして、またエキゾチックで悩ましげなメロディを奏でると、最後は賑やかにキリッと締めくくります。
ポルカ「百発百中」:
ズドン!とスネアドラム(小太鼓)が響くと、フルートの軽快なメロディがはじまります。
スネアドラムの他にもティパニ(大太鼓)やシンバルが合間にズバン!と入ると、その都度引き締まるようにスカッと響きます。
ひととおりのフレーズを聴かせると、弦楽器が賑やかに鳴り響き、楽しく明るくメロディを奏でます。最後はスネアドラムがドラムロールをバシッと決めて終わります。
―――第2部から―――
喜歌劇「ジプシー男爵」序曲:
低音弦楽器のエキゾチックな序奏(イントロ)がバシッと決まると、クラリネット、オーボエのソロもなめらかに曲がはじまります。
チェロを中心とした弦楽器のなめらかな演奏をゆったり聴かせると、テキパキとした弦楽器に続きワルツ風のフレーズへと様々な表現を多彩に奏でていきます。
ソロ部分とフルオーケストラの壮大なスケール観を見事に対比させながらラストのクライマックスを盛り上げて曲を締めくくります。
喜歌劇「ジプシー男爵」行進曲:
ザン!とスネアドラムがひとつ入ると、すかさずトランペットの高らかなファンファーレがパーン!と晴れやかに鳴り響きます。
その後も切れ味のよい弦楽器がザクザクと刻むと、心地よいリズムとともにさわやかなメロディが流れていきます。トランペットを随所に交えながら前へ前へと進むマーチは、思わず肩を揺らして最後まで聴いてしまいます。
スペインワルツ:
やや段違いな弦楽器のフレーズが心地よく響きながら曲が始まります。
スペイン風のリズムがフルートに受け継がれ、タンバリンとカスタネットにリズムが移ると、独特のリズム感のまま曲は進みます。
ほどよいリズムのまま、ゆったりとワルツを聴かせると途中に入るグロッケンが可愛らしく響きます。最後にうっとりとするフレーズを聴かせると、華やかにラストを締めくくります。
交響曲第45番「告別」から第4楽章:ヨーゼフ・ハイドン
やや怪しげに響く弦楽器がひっそりと始まると、終楽章らしく勢いをつけて加速するようにして、曲は先へと進んでいきます。しばらく淡々と曲は続きますが・・・、
中盤にさしかかり、ゆるやかな曲調に変わっていくと・・・、
そしてひととおりの演奏が一段落すると、ホルン奏者他1名が急に席を立ち演奏中なのに静かに舞台から袖へと離れていきます。
すると、思わずキョトンと立ち尽くし首を振るバレンボイム。
曲は続きますが、ひとまず気を取り直して指揮を再開するバレンボイムでしたが、その後もすぐに、今度は数名の弦楽器奏者が、席を離れていきます。
「どういう事か!」とばかりに指揮台から降りて身振りをしながら訴えるバレンボイムですが、演奏は続きます。
再度、指揮を続けるバレンボイムでしたが、今度はコントラバス奏者が仲間と握手をして楽器をその場に立てかけて、去っていきます。すると、客席からも思わず笑い声が…、
「なんてこったい」とばかりに顔をしかめて手を口に当てるバレンボイムでしたが、今度はチェロ奏者がごっそりと、席を後にします。
またも演奏者が減るオーケストラに、たまらず後を追いかけるバレンボイムですが、その後ろでも演奏者は逃げるように席を立ちます。
少なくなった団員を指を指して数えはじめる指揮者ですが、その中でも皆次々と席を立っていきます。客席からも失笑が絶えません。
立ち尽くすバレンボイムを残してもはや舞台にはわずか数名のバイオリンだけ、
「こいつだけは逃すまい!」とほぼソロ演奏を続ける残りのバイオリニストのそばに駆け寄り、隣の残った空席に腰を掛けて譜面を指さし、笑顔で奏者の肩に手を掛けて、しまいにはその頭を「よしよし」とばかりになでるバレンボイム。
最後には指揮台に戻りますが、最後まで残っていた2人も演奏が終わるとバレンボイムを残して立ち去っていくのでした。チャンチャン!
ポツンと残されたバレンボイムには、客席から拍手と笑顔が巻き起こるのでした。もちろんこれは演出なので、誰もいなくなった舞台には拍手の中を演者たちがつぎつぎと帰ってきます。
―――ごあいさつ―――
中東情勢の平和を願う挨拶を一言すると、
「新年に乾杯!」とウィーンフィルのメンバーが声を揃えるとアンコールへ。
―――アンコールから―――
ワルツ「美しく青きドナウ」:
毎年ニューイヤーコンサートには欠かせないこの2曲ですが、ホルンのこだまする響きから曲が始まると、映像は子供たち男女3名ずつが、可愛らしく踊る風景へと変わります。曲に乗せて天使の羽をつけた男の子とフリフリのついたドレス風の衣装を着た女の子が、赤じゅうたんの敷かれた階段の踊り場を駆け抜けて、その踊りを披露します。そして曲がクライマックスを迎えると、なんと客席の中ほどから登場し、大きく開けられたその通路で3組のワルツを可愛らしく披露します。
最後に6人が、うやうやしく決めのポーズを取ると、場内からは割れんばかりの大喝采が贈られます。
ラデツキー行進曲:
鳴りやまぬ拍手を制するように、スネアドラムが始まると、なだれ込むように曲へ移ります。大喝采は手拍子に変わりますが、クルッと振り返るバレンボイムが手を挙げると、ひとまず拍手は止み、曲がつづきます。バレンボイムは終始後ろ(客席)を向いたまま身振り手振りと口パクを交えながら観客の手拍子の指揮を執ります。
中盤に入ると、手拍子をピシャリと止めさせて舞台に向きなおして指揮をとりますが、再び手拍子の出番を図ると、今度は後ろ向きのまま観客に手拍子の合図、一糸乱れぬ手拍子が始まり、盛り上がりながら曲を終えると、手拍子は再び大喝采へと変わりコンサートは華やかに最後を迎えるのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
今年も華々しく開催されたウィーンフィルのニューイヤーコンサートをちょっと紹介してみましたが、正直言うと自分でもさすがにリアルタイムを通しで見た訳じゃありません。
さすがにゴールデンタイムの3時間をテレビの前で音楽だけというのはちょっとキツイかも?裏番組とかもいろいろやってたし…。
それはさて置き、今年の注目はやっぱりハイドンの交響曲第45番「告別」でしょうか?ウィーンフィルのメンバーが次々と席を立つ様子に、トボケた顔で立ち尽くすバレンボイムのあの表情!「あれは演出だ」と分かっていても思わず笑ってしまうあの顔。なんともはや一本取られた感じですね。
加えてアンコールの「美しく青きドナウ」の子供たちによる演出も、なんとも可愛らしく微笑ましいものでした。
≪CDも毎年発売されます≫
1月28日発売予定
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http://blog.goo.ne.jp/eyes_1975/e/7d6d6dc397d543e1e453d6cb7a65492e
正直言ってバレンボイムのウィーン・フィルは相性が悪すぎた。近年はワーグナー路線の圧力がかかったのか重量級ウィンナ・サウンドといった感じ。昨年のプレートルはフランス出身なのか可憐で温かみのあるサウンド。来年も指揮者はプレートルだそうです。
相性のいいオーストリアの指揮者では常連であったクラウス、ボスコフスキー。現役では今年80歳になるアーノンクールかな。
指揮者高齢化となる中、イギリス出身のラトル、ハーディング。ベネズエラ出身だけどドゥダメルがブレイクしているので彼ら若い指揮者にも頑張ってもらいたい。いつかはニュー・イヤー・コンサートの指揮者となる日も近いでしょう。
とうとう、七草がゆに至ってしまいましたね。今年もどうかよろしくお願いします。
確かにそう言われると、ゆっくりしっかり聴かせる感じが「重量級」というイメージにピッタリかもしれませんね。
それでも、それも含めてウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの醍醐味のひとつかもしれません。
年に一度のニューイヤーコンサートですが、個人的には「たまには・・・」そんな年があっても面白いのかな?なんて思ったりして。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
私もバレンボイムはピアニストのイメージがあります。
指揮者もやれば活動範囲がひろがります。
色んなオーケストラと共演して
自分で思うように作り上げた方がいいと感じたかも知れません。
今PCと同じ机にある、
「ボーズ」の小型オーディオでメンデルスゾーンの「宗教改革」聞きながら打ち込んでいます。
クラシック音楽には向かないような音が・・・(笑)。
バックグラウンドとして聞いているからまあこれでいいかと納得させています。
レコード時代にはDENONのMC型カートリッジで聞いていました。
繊細な弦の音も見事に再現していました。
ご存じですか?
CDは1時間ぐらいの録音で最後の方までに半音くらい音程が狂うことを。
それゆえ、出始めの頃CD反対論が雑誌を賑わせました。
本当は音感教育にCDを使ってはいけないのです。
今年もよろしくお願いいたします。
それより、CDの話はホントですか?
まぁ曲は常に進んでますから、知らないうちにって事なんでしょうけど・・・、
加えてCD反対論まであったなんて・・・、というかクラシックを聴き始めたころには既にCDで聴いていたような・・・。
今じゃあたりまえみたいに聴いてますけど。
こちらこそ今年もよろしくお願いします。