初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

アニメ「のだめカンタービレ」フィナーレ(第8話)

2010年03月06日 | テレビでクラシック
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、アニメ「のだめカンタービレ」フィナーレ(第8話)です。

千秋先輩とふたりでオクレール先生から出された課題をどうにかこなそうと、張り切るのだめ。「ベーベちゃん」卒業に浮かれながらも、千秋先輩と離れると、「意気消沈」をくりかえす。そして、ルイと千秋の共演するコンサートにオクレール先生が現れると、更に意気消沈ののだめ・・・。

【Lesson8】
コンサートは既に始まって、千秋は舞台から拍手を浴びる。
次はいよいよルイと共演のラヴェルのピアノ協奏曲。それを客席で待つのだめは「千秋先輩とルイは皆が感服する演奏をするんでしょうけど、…だいたい、あのふたりにこの曲は似合わないんですよフフフ」と皮肉交じりになじる。

そして、いよいよふたりの演奏がはじまると・・・
のだめも、思わず「ハッ」と息をのむ。
それはのだめだけではなく、会場全体を包む空気感。真に迫るオーケストラに、はしゃぐようなピアノ。ルイも「この曲のだめみたいよね」という言葉が頭をよぎる。
のだめも、思わず自分と千秋が演奏しているかのような錯覚に陥り、またしても思わず「ハッ」となり、何かを悟ったような顔になる。

演奏が終わると大喝采が巻き起こり、コンサートは大成功のうちに幕を閉じる。

客席にひとり、ポツンと残されたのだめは、皆と一緒に帰路に着く。帰り道では今日のコンサートが素晴らしかったと話す中に、のだめの姿は無い。

千秋もひとりで帰路に着く車中で、コンサートの出来に満足はするものの、のだめがどう思ったかが、気になる様子。「いい刺激になってくれれば…」と淡い期待も込めて家に着くと。

「先輩、おかえりなさ~い!」と、あっけらかんとした、いつもののだめが。
そして「今日の演奏会よかったですよ、先輩もルイも」…「偉そうな演奏家と思ってましたけど、楽しいがすごかったです。」と、いつになくあっさり二人の演奏を認める。

更に、何か作ってますから、お風呂に入ってください。と、☆を周に従えながらニコニコ笑顔で、千秋を誘導。
いつにないのだめの反応に、風呂場でひとりおびえる千秋。

シャンパンを開けて、グラスで乾杯をするふたり、一気にそのグラスを飲み干して「今日、泊っていってもいいですか?真一くん」と尋ねるのだめに「いいけど、明日、朝早いし…」と、更におびえる千秋。
話題を変えようと、のだめの課題の話を聞くと、目をそらすのだめ。
「目をそらすな!」と言う千秋に向かって、振り向きざまにがばっと千秋を抱きしめて
「先輩、のだめの事好きですか?ずっと一緒ですよね?!」と言う問いには答えず、やさしく抱き寄せるのでした・・・。

そして翌朝。
昨日の言葉どおり、のだめより早く起きた千秋は身支度を整えていると、頭からシーツをかぶったのだめが、急に目を見開いて、真剣な眼差しで千秋を見つめ

「センパイ!結婚してください!!」

しばらく時が止まったかのような沈黙の中、その真剣な眼差しから目をそらすかのように、千秋はのだめのおでこをツンとつつき、
「バーカ、寝ぼけてんじゃねぇよ!」と言って、そそくさと旅行カバンを引きずって家を後にします。
シーツをかぶったまま、ひとり残されたのだめは呆けたまま立ちつくす。




ルイと千秋の共演した様子が書かれた新聞記事を読みながら、千秋の家に向かうシュトレーゼマン。
しかし、既に千秋はおらず、うつむいた、のだめを発見したシュトレーゼマンは、いつものように冗談半分でからかいまじりに、「泣きたいときは私の胸で泣きなさ~い!」と叫ぶと、
次の瞬間、大粒の涙を流すのだめはシュトレーゼマンの胸に飛び込んでいくのでした。

その頃、オクレール先生も「パリに留学して、はじめての欠席です」と誰もいない部屋でピアノを前にひとり座ったまま。


一方、千秋も「結婚してください」の言葉が頭から離れず、始終上の空、
その言葉の意味を「逃げた」と感じた千秋は、自分でもそれを認めたくないあまりに、わざとちゃかしてその場を振りきったと思い返す。

ちゃっかり?のだめの部屋に上がり込んだシュトレーゼマンは、のだめの涙の理由を聞くと、「ピアノとか疲れちゃったんです…」とつぶやく。
そして、のだめ自身もいろいろと勉強して、頑張っているのに、千秋は自分の思った以上の素晴らしい演奏を自分以外の誰か(ルイ)とこなしてしまう。

のだめの話を聞いたシュトレーゼマンは、のだめに演奏を聞かせてくれといいピアノを弾かせる。そして悲しいピアノを聴かせるのだめ。

すると、シュトレーゼマンの悪魔のささやきが始まる。
踏み出した彼の足もとには魔法陣が怪しく光り、「千秋なんか忘れて僕と一緒に行きますか?」

「お前が望む全てをやろう・・・しかし、それが全て叶ったなら・・・お前は私に遣えるのだ・・・魂と引き換えに・・・・・・・・。」

その悪魔のささやきが差し出す手にのだめが手を置こうとすると、エンディング…。


えええええ~~~~!!!!
ちょっと、オイ、大丈夫なのか!?のだめ、どう見ても完全に悪魔に魂を売りなさいみたいになってきてるけど、
これじゃ、あまりに悲しい結末になりそうな予感だけど…、
あのエロおやじ(じゃなかったシュトレーゼマン)に着いて行ったらどうなるか?
まぁでも、シュトレーゼマンも根っからの悪じゃないし、おそらく、のだめの目を覚ましてくれるんだとは思いますが…。
いずれにせよ来週が楽しみです。

でもね、今回は…
自分が必死に頑張っているのになかなかそこにたどり着けない。それを横目に、いとも簡単に隣では、自分の目指すところにすまし顔で座っているような姿を目の当たりにしたとき・・・。

一体自分は何をやってきたのだろう・・・。それまで必死に苦労してきた自分の姿がまるでバカバカしく思えて、自暴自棄になってしまう・・・。
という話なんでしょうが・・・分かっていても見てるとツライ。
おそらく千秋もそんな風に思っているんでしょうか?残り話数も少ないので、今後がちょっと心配ですけど、どうなる事やら・・・。

【前回の のだめカンタービレ】


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無料コンサート (ゲージツ家M)
2010-03-07 18:52:07
こんばんは。
ブログの更新を止めて初めてコメントします。
その節はコメントありがとうございました。

相変らず記事内容と違うコメント(笑)。
今日私の住む街のコンサートを聴きに行きました。
100名も入れないミニコンサート。
ソプラノ、バイオリン、ピアノの3名の奏者。
奏者と聴衆は同じ床。
ソプラノ歌手は私から1.5m位の所まで近づいて歌う。
度肝を抜かれました。
舞台のように所狭しと動き回ってオペラ。
流行歌手にはまねの出来ない声量(笑)。
きれいな方でいつも笑顔を絶やさない。
聴衆をリードするのがうまい。
アンコールはサウンドオブミュージックのエーデルワイズ。
聴衆も一緒になって歌うように歌手からのリクエスト。
鬱状態の私のテンションを高めてくれました。
こんなクラシックコンサートって有り?
市に感謝。
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素敵な1日 (けい)
2010-03-07 23:14:09
よいひと時を過ごされましたね
ゲージツ家Mさん。

小規模の方が、返って身近に感じるのかもしれないですね。
それにしても、1.5mとは、かなりの迫力だった事でしょう。
声量はともかくとしても、無料なのは確かに大感激ですね。
歌を歌うとストレス発散にもなりますよね。
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