初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

アニメ「のだめカンタービレ」フィナーレ(第5話)

2010年02月13日 | テレビでクラシック
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、アニメ「のだめカンタービレ」フィナーレ(第5話)です。

のだめのサロンコンサートに向かうはずだった千秋は偶然にも途中に乗り合わせたバスで恩師ヴィエラ先生と再会し、リハーサルへ向かいコンサートには行かず、のだめに平謝り。
一方、コンクールに向けて猛練習の日々を送るターニャとユンロンでしたが、なかなか結果が出ないふたり。
ターニャは後輩の女の子を連れた黒木君が気になって、興味津津に、コタツで寝ている黒木君にキスまでしちゃいましたが、このふたりの今後も気になりますが…、

【Lesson5】
今日はいきなりコンクールでの演奏から・・・、
まばらな客席のホールに一次予選で演奏するターニャのピアノが響く。
集中力たっぷりにその演奏を終えると、笑顔で立ち上がるターニャ。
そして、次の人・・・ユンロン。
体中が震え、緊張でガチガチ状態。ホールの中央に置かれたピアノがゆがんで見えるほどの緊張感!
客席では最前列にのだめとフランクが…余計緊張するかと思いきや、気持ちを入れ替えて「ここはいつものアパルトマン!」と自己暗示をかけて演奏に挑む!
どうにか一曲を弾き切ったユンロン。ここでオープニング。

そしてオープニングが明けると一次予選の結果発表!合格者の番号が次々に呼ばれ、ターニャの名前も呼ばれ、のだめと抱き合って大喜び!(ターニャて本名タチアナなのね。)
ところが、ユンロンの名前は呼ばれず・・・。

下宿(アパルトマン)に戻った一同が話をする。
「精一杯やったし、これで胸を張って故郷(くに)に帰れる」と語るユンロン。
「次がある!」と励ます一同ですが、
「コンクールで演奏する事が好きになれない」と打ち明ける。

部屋でひとりになったユンロンは実家に手紙を書くが、その手紙の上にこぼれる涙。手紙をくしゃくしゃにまるめて、窓辺に立ちつくすユンロン。
(そりゃやっぱりくやしいよな。)

そして、一方「ユンロンの分も!」と意気込んで二次予選に出かけるターニャ。
ユンロンは千秋に「オーボエの男とターニャの二次予選を見に行ってくれ」と電話をする。

マルレ・オーケストラの練習が終わると、千秋は団員の黒木君を二次予選に誘う。「関係ないのに!」と頬を赤らめながら焦る我らが黒木君。(先週キスされちゃったしね。)
結局、ふたりで二次予選を見に行く事に。

渾身の演奏をはじめるターニャ。「ターニャがこれほど弾けると思わなかった」と感心する千秋。隣ではその演奏に聴きほれる黒木君。
審査員席では賛否両論のようですが・・・、
演奏が終わると拍手喝采が巻き起こる。
そして結果発表!「今回は大丈夫!」と自信満々のターニャ。

ところが・・・、ターニャの名前は呼ばれず。

発表した審査員は「落ちた人も気を落とさず、今回はレベルが高い・・・」と続けるが、ターニャの耳には届かず。ひとりだけ時間が止まったように茫然とその場に立ちつくすターニャ。

数日後、失意のあまり学校以外には終始部屋にひきこもるターニャ。
のだめは千秋に「黒木君にたのんで!」と連絡し、フランクとふたりでコンクールの本選会場へ。

黒木君とターニャの部屋へ向かう千秋。
扉越しに千秋が声をかけても無反応のターニャも黒木君が声をかけると、一時間で準備すると、ドアを開けてようやく表へ。

その頃、コンクールの本選会場。そこでは、このアニメの定番!ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。いろいろと思いだすのだめ。
演奏が終わると、フランクは「オケと演奏できるだけでもコンクールに出る価値はあるかも?!」と意欲満々のだめも「出たい!」とつぶやく。

次の演奏は、ラヴェルのピアノ協奏曲!パチン!と最初の音が響くと、のだめのこころにも何か火がついた様子。パチリと目を開き聴き入るのだめ。
演奏が終わっても、「ムキャー!!」と奇声をあげて、下宿まで走り出す始末。

下宿では黒木君がターニャに「僕も過去のコンクールでは惨敗したけど、だから今の自分がある。僕もコンクールに出る。次がある」と励ましますが、

ターニャは国から援助を受けて音楽学校に通っていたため、卒業までに結果が出なければ、「次」が無い事を聞かされる黒木君。
「ハイハイ、この話はこれで終わり」と立ち去るターニャでしたが・・・、

「だったら、生活くらい僕んちですればいいだろ!!」と叫ぶ黒木君。

これって愛の告白?プロポーズ?とツッコム、ユンロン。
「なんで付き合ってもないのにヤス(黒木君)と」そう言って部屋を飛び出すターニャ。

入れ違いで部屋に入り、ラヴェルのピアノ協奏曲を聴いて感動した事を千秋に楽しそうに話すのだめ。
さっそくその演奏をピアノで弾き始める。
部屋に響くその音をベッドで泣きながら聴くターニャ。
そして、「なんで、よりによってこの曲なんだよ」と、うつむく千秋。
ルイと共演する次の曲がこの曲だったのでした。

「コンクールに出マス!」と意気込んでオクレール先生に報告するのだめでしたが、オクレール先生は「目の前にある課題もこなせなくて、何故コンクールの話ができるの?」と諭されてしまいます。

「イツマデヤレバイイデスカ?」と失意に落ちるのだめ・・・。


今日はコンクールの話。
いやあ、なつかしいなぁコンクール。吹奏楽部でもやりましたよ。なんて話はさておいて、
「コンクール」例によってgoo辞書で検索すると・・・
:〔競争の意〕芸術を奨励するために行う、作品の優劣を競う催し。競技会。(仏)
「優劣を競う」この文字が、今回はなんとも残酷に響く言葉に聞こえてきます。
あたりまえだけど、単なる「発表会」とは違うんだなぁ。

音楽に関しては、表現力の違いから難しい事もあるでしょうが、それは基本的なテクニックが一通り身に付いた上での話ですから、コンクールはその前段階なのかもしれないですね。

それにしても、思わぬところで告白?!みたいな感じになった今回の黒木君!「いいのかターニャで!」そして肝心のターニャはその想いにどう応えるのか?ちょっと気になる感じになってきましたけど・・・。
そして相変わらずオクレール先生から待ったをかけられるのだめ。
更に、どうやらルイとラヴェルの協奏曲を共演する事になった千秋。
いろんな意味でもがく、それぞれの人間模様。

大丈夫なのか?!もう半分くらい来てしまったが、こんなんで最後までもつのか?いろいろ気になる展開みたいです。



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