(イジュの花)
4月21日(月)、沖縄平和市民連絡会の高江便の運転。北部訓練場の手前でハッと気がつくともうイジュの花が咲いていた。5月の連休、梅雨に入る頃のヤンバルでは特に目立つ花だが、4月中旬に見ることは珍しい。
午前10時頃、N1ゲートの監視テントに着いた。周囲は鬱蒼としたイタジイの森。あちこちでノグチゲラが木を小刻みにつつくドラミングの音が聞こえる。テーブルには佐久間さんの写真が飾られていた。佐久間さんは、2007年から数年間、このN1テントで暮らしていたのだ。沖縄防衛局はすでにN1ヘリパッド工事を発注したが、彼の遺志を継ぐためにも、このN1ゲートからヘリパッド工事を始めさせるわけにはいかない。
(N1テント、佐久間さんの遺影)
村道沿いを歩いているとカクチョウランの大きな花が咲いていた。環境省レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されているランの花だ。ヤンバルではこんな貴重種をあちこちで見ることができる。
(ナンゴクネジバナ。これもラン科の花)
(コンロンカ)