(地元の高校生らと話し合う小橋川さん)
オスプレイ配備阻止のハンストも、昨夜(16日)、上原さん(85歳)がドクターストップとなったため、小橋川さん一人だけになってしまった。
17日(金)午後、キャンプフォスター前の座り込み現場に行った。小橋川さんはもう3日目だが、思ったよりも元気そうだ。今日は、地元の女子高校生らが座り込みテントを訪れ、小橋川さんにインタビューをしていた。こんな若い人たちが来てくれるのは何よりもうれしいことだ。小橋川さんも、丁寧に彼女らのインタビューに応えられていた。
また、昨夜、上原さんがドクターストップとなった現場にいたSさんが、小橋川さんを励ますために3日間のハンストに入られた。本土から来た若者だが、こうしてハンストがリレーでつながっていくのも素晴らしいことだ。
夕刻、小橋川さんが上原さんに電話をされた。上原さんは、検診のために病院におられたが、すっかり体調は回復されたようだ。検診で、ハンスト前と同じ状態だと分かれば、また、座り込みテントに戻ってきたいと、意気軒高だったという。
小橋川さんにとって、宮森小学校のジェット機墜落事故で親戚を亡くされたことが、今回の行動の原点になっている。座り込みテントのフェンスには、なかよし地蔵の絵が18枚、飾られている。18は、事故でなくなった人の数、なかよし地蔵は、事故を知った武者小路実篤が、宮森小学校に寄贈した地蔵像だ。
(普天間基地・野蒿ゲート前での抗議行動)
2時間ほどハンスト現場にいた後、午後6時からは、普天間基地・野蒿ゲート前で毎週金曜日に行われている抗議行動に参加した。このゲート前に数百の人たちが集まって、ゲート前に座り込み、基地機能がマヒする日が来ればいいのだが。