乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

菊地直子

2012年06月04日 | 社会
本日のテレビ報道番組は、菊地直子の逮捕ニュースに終始しましたね。逮捕直後、本人は「もう逃げなくていいと思うと、ほっとした」と言ったそうですが、、、17年間も逃げ続けたのは、すごい精神力の持ち主だと思います。さすが宗教家だわ、精神力の鍛え方が違います。

介護職に就いて生活費を得ていたといいますが、ヘルパー2級の資格を取るほど真面目に勉強をしていた。介護を受ける高齢者やヘルパー同僚の評判がよかった。患者にはやさしく接し、同僚たちには頭のよい女性と報道していました。
ある番組では、菊地が以前潜伏していた部屋から、「逃亡生活を続けるか自主するか、葛藤がある」と書かれたメモが映し出されました。私は「葛藤」なんて漢字は、難しくて書けません(〃ω〃)。

彼女にプロポーズをした男性は、彼女が指名手配者であることを知っても警察に通報せず、隠匿をしています。これって、究極の純愛ですよね。男性を引き付ける魅力もあったように思うのです。

ここまで聴くと、そんなに変な思考や行動をする女性には見えません。というか、この大不況の時代に生きるのに向いているようにも見えるのです。文科省奨励の「生きる力」を持っている人物じゃないかしら。

もし、菊地がオウム教団でサリン事件などに関与せず、普通の社会で生活していたとしたら、、、普通に結婚できて、ひょっとしたら“いいお母さん”になっていたんじゃないかしら?

17年間も逃亡生活を送った彼女です。たとえ旦那が失職しても、極貧のアパートで子育てをすることになったとしても、やはりヘルパー2級の資格を取り、夫の代わりに働いたんじゃないかしら? 子供たちにはお金や物を与える代わりに、心の持ちようを与えることができたんじゃないかしら? 私の妄想は脹らみます。

心のあり方とか、幸せとは何かとか、精神世界を追求したり自分を再考するためにオウムに頼ったのだとしたら、そこが彼女の躓きの始まりでしょう。
大きなボタンの掛け違いになってしまったなあと思うのです。

オウム事件で逮捕された元信者たちは、口々に「教祖からマインドコントロールを受けた」と言いました。が、無差別殺人の計画が教祖の口から出た時点で、この宗教はおかしいと思わないのが、皆、おかしいのです。
無差別に殺人をしていいと説く宗教なんて、まやかしです。

菊地直子は、生きる力はありそうですが、宗教とカルトとの判別する力がなかった。ただのアホです。

多くの犠牲者に対し、償うことが今後の彼女の人生です。
できると思います。彼女には、これまでの経験で研ぎすまされた精神力があります。今度こそ正しい方向に自分の全てを使うべきです。“正しい方向”は彼女にとって、一つしかありません。犠牲者一人ひとりへの祈りです。
 
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なかのひと

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2 コメント

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Unknown (kei☆)
2012-06-06 21:52:38
いやはや、人って、痩せたらあれほど人相が変わるんだなぁと、妙に感心してしまいました。
そして、この不況にも仕事して生活費を稼いでいるとは、、、
これからは、犠牲になった人のため償いに費やしてほしいものです。
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生命力は強そう (ノエル)
2012-06-07 20:55:26
ほんと、この不況下で仕事までしていたとは。オウムに入信しなければ、もっとよい職に就いていたのか。それとも入信したからこその生命力なのか。

匿った男性には自主を勧められたようですが、今の生活を壊したくなかったと言い、潜伏生活を続けたそうです。人並みの幸せを味わい、それはすばらしい物と気づいたとしたら、、、彼女は多くの犠牲者のそれを奪ったのだから、罪は重いです。
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