以前にもあったような気がしますが、崖から落ちる夢を見ました。
何かあるのかしら。夢診断的なものが。
夢の中では、団体で旅行などしているような雰囲気で、山の中のくねくねした道を車で昇っている途中で、開けた休憩所のような場所で休んでいるのです。
ファミリーカーを何台も出して、友達家族と旅行しているような。
そんな雰囲気しかワカラナイのは、夢がいきなり崖にへばりついた状態から始まったからでした。
サキタの友達らしい男児の腕を引っ掴み、自分も岸壁に辛うじて掴まっているような、「え、何で私こんなことになってんの」状態からのスタートです。誰か状況説明して。
崖の上では楽しそうな雰囲気だけが溢れていて、他の誰もこの状況に気が点いてイナイのです。
更によろしくナイことに、その崖は非常に脆く崩れ易いようで、指の間から岩がボロボロと崩れて落ちていきます。
強く力を加えたら、一気にぼそっと崩れるのだろう…。
とりあえず男児はサキタと同じくらいの年齢で、スポーツでもやってるであろう活発そうな少年だったので、私を足場にして自力で崖を登って貰いました。
「命綱代わりに服だけ引っ掴んでおいてやるから、自分で登れ、私が君を引き上げるのは無理」とか何とか言って。
無事に男児が崖の上に消えたところで、お約束に崩れる崖。
しかし全てが一気に崩れるわけではなく、ボロボロと乾いた土が削れていくように、少しづつ崩れていくのが無駄にリアル。
私は崩れる崖にへばりつきながら、「落ち着け落ち着け、どうせ私の腕力じゃ登れない、一気に落ちなければイイ、少しづつ下に下りる感じで足場のあるところを探せ、登らなくてイイ、救助が待てる場所に引っ掛かっておけば充分…」などと唱え、滑るように崖を下りて行くのでした。
男児が呼んでくれたのでしょう、大人の声が「大丈夫ー?!」「下を見るなー!!」「待ってろー!!」などと聞こえてきます。
全然大丈夫じゃナイし、下を見なければ足場を確保できないし、待ってられるほど崖に強度がナイよー…。
結局足場のあるところまでは辿り着かず、崩れる岩や土をやり過ごしながらじりじりと下っている途中で、目が覚めました。
何だろうね、ほとんど岩と土の壁だけを見ていた夢…。
ハルトくんに「こんな夢を見たよー」と話すと、「それでうなされてたのか。結構うなされてたよ。『うーん、うーん』って感じで」と。
「うなされてたんなら、起こしてくれ…。けど、一緒に落ちかけてたのがサキタだったら、サキタが助かった時点でホッとして『もうサキタが助かったならイイや』とかって手を離してしまったかもしれないなぁ。誰か友達っぽかったから、『さーて次は私か』と切り換えた気がする」
「サキタだったとしても、気を抜かないで助かってくれよ。子ども達残して死なれると、俺大変なことになるから」
それもそうだな、と思いつつ。
純粋に私の心配はしないのかこの野郎と思ったり思わなかったり。
何かあるのかしら。夢診断的なものが。
夢の中では、団体で旅行などしているような雰囲気で、山の中のくねくねした道を車で昇っている途中で、開けた休憩所のような場所で休んでいるのです。
ファミリーカーを何台も出して、友達家族と旅行しているような。
そんな雰囲気しかワカラナイのは、夢がいきなり崖にへばりついた状態から始まったからでした。
サキタの友達らしい男児の腕を引っ掴み、自分も岸壁に辛うじて掴まっているような、「え、何で私こんなことになってんの」状態からのスタートです。誰か状況説明して。
崖の上では楽しそうな雰囲気だけが溢れていて、他の誰もこの状況に気が点いてイナイのです。
更によろしくナイことに、その崖は非常に脆く崩れ易いようで、指の間から岩がボロボロと崩れて落ちていきます。
強く力を加えたら、一気にぼそっと崩れるのだろう…。
とりあえず男児はサキタと同じくらいの年齢で、スポーツでもやってるであろう活発そうな少年だったので、私を足場にして自力で崖を登って貰いました。
「命綱代わりに服だけ引っ掴んでおいてやるから、自分で登れ、私が君を引き上げるのは無理」とか何とか言って。
無事に男児が崖の上に消えたところで、お約束に崩れる崖。
しかし全てが一気に崩れるわけではなく、ボロボロと乾いた土が削れていくように、少しづつ崩れていくのが無駄にリアル。
私は崩れる崖にへばりつきながら、「落ち着け落ち着け、どうせ私の腕力じゃ登れない、一気に落ちなければイイ、少しづつ下に下りる感じで足場のあるところを探せ、登らなくてイイ、救助が待てる場所に引っ掛かっておけば充分…」などと唱え、滑るように崖を下りて行くのでした。
男児が呼んでくれたのでしょう、大人の声が「大丈夫ー?!」「下を見るなー!!」「待ってろー!!」などと聞こえてきます。
全然大丈夫じゃナイし、下を見なければ足場を確保できないし、待ってられるほど崖に強度がナイよー…。
結局足場のあるところまでは辿り着かず、崩れる岩や土をやり過ごしながらじりじりと下っている途中で、目が覚めました。
何だろうね、ほとんど岩と土の壁だけを見ていた夢…。
ハルトくんに「こんな夢を見たよー」と話すと、「それでうなされてたのか。結構うなされてたよ。『うーん、うーん』って感じで」と。
「うなされてたんなら、起こしてくれ…。けど、一緒に落ちかけてたのがサキタだったら、サキタが助かった時点でホッとして『もうサキタが助かったならイイや』とかって手を離してしまったかもしれないなぁ。誰か友達っぽかったから、『さーて次は私か』と切り換えた気がする」
「サキタだったとしても、気を抜かないで助かってくれよ。子ども達残して死なれると、俺大変なことになるから」
それもそうだな、と思いつつ。
純粋に私の心配はしないのかこの野郎と思ったり思わなかったり。