Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

会話の迷宮。

2017-02-02 23:03:15 | Weblog
夜、大人だけの時間。
いそいそとPCに向かっていると、背後のダイニングテーブルで食後のコーヒーなど飲みながらスマホを見ていたハルトくんが、アレコレ話し掛けてきました。
ハルトくんはもともと声が通るタイプではなく、私は単に慣れで声を拾えるようになっただけなので、私とは別方向を向いたまま更に下に向かって発せられた声を聞き取るのは至難の業。
聞き返しても嫌な反応はされませんが、会話はスムーズではナイし、言い直してくれてもまた聞こえなかったりしてな。
そりゃあ私がハルトくんに向き直って会話をすれば良いのでしょうが、いつ何時でも私が合わせなければならない理由って何? とも思うので、そこは無理して合わせたりはしないよ。
私が今何をしているかはちょっと顔を上げさえすればわかるだろうし、相手のコンディション関係なく俺様都合で来られてもなあ。

そんなわけで、目はPC画面の文章を追いながら、耳は背後から微妙な角度で飛んでくる声を拾い、脳内はダブルインプットからのアウトプット(ハルトくんへの回答)というマルチタスク。
その上背後で立ち上がる気配がしたと思ったら、スマホで商品画像など見せながら確認作業にとリビングから連れ出されました。
ハルトくんも別に私に対する嫌がらせとかいうつもりはナイのですが、思い立ったらすぐ実行の人なので、私がそのページ読み終わるまでとかは待てナイんでしょうねー。(´ω`;

「俺、面倒臭いでしょう」
「自分で選んだ夫だから仕方ナイ」

一通りの話を終えてリビングに戻り、読み掛けのコンテンツに戻ります。
今みたいな「インプット(ネット目読)+インプット(背後からの唐突な声)+アウトプット(回答)」は何とかなるけど、「アウトプット(ブログ入力)+インプット(背後からの略)+アウトプット(略)」は厳しいんだよね。
さすがにそういう時は「それ今じゃなくちゃ誰か死ぬ?」とか意地の悪いことを聞きたくもなるのだけど、やっぱり「自分で選んだ夫だから仕方ナイ」と唱えて悟りを開きましょう。
そうして得る平和、プライスレス。(-_-)無。

その後も結局アレコレと話し合いに発展し、今日もブログ書けなかったっつーね。(読むのが限界で書くのは無理よ)
所謂「金」の話は苦手なんだけど、その中ではっきりしたのは、意外にも「ハルトくんに捨てられたら生きていけない状況に陥るのが怖いので、仕事は辞めたくない」と自分が切に思っていることでした。
ハルトくんは驚いたようにポカンとしていましたが、「シビアで結構だがその心配は要らナイ」とツッコむことは忘れませんでした。さすが。

「死別を考慮するならともかく、何でまたそんな発想…」とぶつぶつ言っていたので、内心「まーたちやの思考回路はぶっ飛んでるんだから… (溜め息)」とでも思っていたのでしょう。
けれど私は、自分が一般的な「愛され妻」とはかけ離れてる自覚はあるのです。
能力的に、今の職を手放せば、再就職の際はに収入減の危険が大きいという残念な自覚もある。
そりゃ自分だけならどうとでも生きようはあるでしょうが、そのような事態に陥った時に親権を譲る気は毛頭なく、かといって経済的困窮にサキヒナを陥らせるわけにもいかないじゃナイですか。

口にしてみると、あれ、私ってこんなこと考えてたんだなあというようなことがポロポロと出てきて、そこから家族のライフプランについての話に進んでいきました。
ハルトくんはそういうのをすごくしっかり考えてくれていて、家計を把握・管理しているのもハルトくんなので、私でもわかりそうな範囲でざっくりと現状と今後の予定(?)を話してくれましたが、私はやっぱり「何となく大丈夫そう」ということしかわかりませんでした。
私は家計を把握してイナイだけに、ハルトくんは幾らでも私を騙せるし裏切れるのだけど、例えそれをやられても、やっぱり自分で選んだ夫だから仕方ナイのだろう… と思っていることは黙っておきましょう。
そんなことしないと、信じてはいますけどね。
でもハルトくんは、たまにぞっとするほどドライなことを言ったりやったりするので、私のこともいつバッサリ切られてもおかしくナイと感じることはあるのよ。(怖)

しかしオカシイな、どーして話の展開がこうなったのだろう。
最初は「バスタオル何枚買おうか? サイズはこれがイイと思うんだけど、色は何色がイイ?」って話し掛けられただけなんだけど。