諺。

毎日毎日、サキヒナがあれやこれやと小競り合いをしています。
殴り合いとかには絶対にならない2人なのでマシかもしれませんが、口が達者なサキヒナは、結構面倒臭い言い合いを延々繰り返していたりします。女子か。
しかもその大半は、超くっだらないことだったりするわけですよ。
もうちょっと言い方を変えれば、そんな言い争いに発展するわけもナイようなことだろうが…。
そこで上げ足を取る様な切り返しをするから、火に油を注ぐんだよね…？

もうイヤ。（´д｀；

あまりにくだらなくて何を言い争っていたのか覚えていませんが、とにかくどっちもどっちだというような内容であったのは間違いナイ。
そこで、止めに入った際に、迂闊にも言い放ってしまったのですよ。私。

「ええい、どっちも悪い！！　そういうのをなぁ、『目くそ鼻くそを笑う』と言うんだ！！」

一瞬ポカンとした表情を浮かべたサキヒナでしたが、私の台詞が脳に達すると、当然ながらの大爆笑。
目くそだの鼻くそだの、男児の魂を揺さぶるワードをぶつけてしまった…。（´▽｀；
「五十歩百歩」でも「どんぐりの背比べ」でも、何でも良かったのに！

しかし、2人してお腹を抱え、悶絶するほど大喜びしていたので、それまで充満していた険悪ムードもどこへやら。
私がそれ以上何をいうまでもなく、笑いを堪えながらお互いに謝って、許し合っていたサキヒナでしたとさ。
下品な笑いは、いかなる時でも男児に響く…。