悪気がナイのは、わかっている。
だけど、そこはかとなくムカつく行動や言動って、ある。
細かいことなのだけど、ハルトくんの行動や言動に、そんなのが続いた。
イライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライラ(-_-#
ハルトくんは私のイライラに気付いて謝ってくれたけど、そういうことじゃねえんだ。
しかし謝ってくれたので、それ以上イライラを前面に押し出しているのもどうかと思って、ごくりと飲み込んだ。
一緒に近所を散歩して、ハルトくんの希望で車のディーラーを見たり、マックでお茶してみたり、スーパーで買い物をしたりしているうちに、イライラは晴れた。
我ながら、つまんねぇ女だな、と思った。
イライラした理由も、解消していく経過も、くだらな過ぎる。
もっとカラッと、サバサバしていたいのに。