紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

珍しき紋 ~ 墓石から

2011年07月02日 15時57分25秒 | 珍しい紋
尾張の国に入っての墓地巡りが続いていますが、予想通り変った紋・珍しい紋に出会う事ができました。

「五五の桐」

    永瀬姓                  三津原姓
五三の桐、五七の桐はよくありますが、この紋は初めてです。

   
「亀甲に三つ追い藤」  小塩姓
紋帖には「二つ追い藤」「右追い藤」が掲載されていますが、「三つ追い藤」は掲載されていなく、これまた初めてです。

  
    「団扇」  丸井姓 (他の形もあり)
紋帖に載らない「団扇」紋は描いた事がありますが、このような「団扇」紋は初めてです。

  
 「五三の桐に雁金」  石原姓
この紋も描いた事はありません。
この木曽川に接した地方=愛知県北部の墓地には、あとで紹介する<梶浦>姓、<今井>姓に見られるように、「雁金」紋が多くあので、その事と関連するのでしょうか?

  
「中陰州浜に三雁金」  梶浦姓

この紋は今まで梶浦姓でも描いた事がありましたが、この狐塚地区が本家本元の一つだと分かりました。
下の雁金の向きが、墓石によって違います。


6月末の撮影ですが、卵が孵り、餌を運んでいるようです。鳴き声は聞こえません。


今日は小学校のクラス同窓会。

「六三会」といって、六年三部の集まりで、今年で皆その年になりましたので、記念に集合をかけました。
呑みますよ~!!!