紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

珍しき紋の棲み家?

2009年10月19日 18時09分39秒 | 墓石を訪ねて
  
左から「見本・梶に櫂」 「荒枝右五階松」 「抱茗荷に三星」
紋帖にも掲載されていなく、珍しい紋に加えられます。

これらの紋の姓は<姓と家紋と集落>の「姓からの検索」で調べる事が出来ますが?今のところは不問にして、この紋に近い墓石が見つかりました。


正確に一致する紋ではありませんが、「山本」姓で、岐阜市から西、牛牧(うしき)地区の墓地に多く見られ、墓石、墓石で形も少しづつ違った紋がありました。


これも同じ紋だとはいえませんが、「五階松」という点で、同じような紋が見つけられ、驚きました。
岐阜市から西北、高屋地区の「臼井」姓で五基の墓石がありました。


前の高屋から少し南の馬場地区の「堤」姓で多く見かけました。


紋入れで描いている時は、変った紋だな、どんな所の人か、と考えていましたが、少しづつ分かってきたような気がします。