紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

硯・続き

2005年02月07日 20時22分29秒 | つぶやき
そう言えば、私はあまり物に拘らないものですから、この硯は多分弟か妹が書道の時に使っていた硯をそのまま拝借して使ったと思います。
硯のある部分だけ擦り込んで深くなっているのは、上絵の場合多くの墨は必要なく、スプーンで3、4滴の水を落として墨で擦るので、又いつも同じ所で擦るからその場所だけ深くなる訳です。(書道の場合はある程度の墨が必要ですから硯の受けの所?に溜めておきますが)

写真は、先日ブログの人から書店に「紋グッズ」なる物があると聞いて買ってきました。「紋切り型」というものです。七夕に紙を切りこんで飾るものに似てます。うまく切れましたら後日掲載します。

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