静岡から一人で帰って来た次男君は、土曜日の午後また愛車でむこうに帰っていきまし
た。二泊三日か・・・あわただしく過ぎてしまってゆっくり話をする間もなかった感。
わたしよりおとうさんのほうが あまり話をする時間がなかったやろな。でも 金曜日
には次男君の車を借り、出勤もできて嬉しかったみたい。給油と空気も入れて。土曜の
午後2時ごろ家を出て、帰りは三重県回りでゆっくり帰ると言っていた通り、着いたと
連絡があったのは、夜の11時。途中休憩をとりながら走ったみたいな計算です。
無事に着いて一安心。
次男君が帰省してあんなに喜んでいたこげも、二日目にはどうも自分の立ち位置が
次男君にとって代わられたように思ったのか、メダカの鉢から模造水草を引きずり出し
母屋の庭に咬み捨てるということをやってしまいました。いや、正確には以前にも二度
同じことをしたので、おばあちゃんが鉢の上に被せた金網をビニール紐でゆるく縛って
いたんだけど、今回はその縛った金網を鼻でこじ開けて水草をくわえ出したのです。
そのあと、母屋の台所に上がりこんで、こともあろうに犬が食べてはいけないチョコレ
ートを一個くわえて庭で食べにかかったのです。こげには運が悪く、現場を私にみつか
りこっぴどく、そうこげがこの7年間でここまで私に怒られたことがないくらいに首輪
をつかんで、ヒステリックに大声で叱られる・・というのは通り越して怒られたのです
たかだかチョコ一個とはいえ、この味を覚えてしまうととても危険だし、人間が口に
するものを何でも欲しがるようになってしまいます。それでなくてもおじいちゃんが
ルールを無視して隠れて、カリントウやら菓子パンをあげるので、もう人間の食べ物の
味は覚えてしまっているのだ。私は、そのあと一言もこげに声をかけずに、徹底的に
無視をすると、しょぼくれてひとつも近寄って来ません。次男君も出発し、おばあちゃ
んが三尾川にお寿司を持っていくから乗せてほしいというので、この間姫虎たちに
持っていくのを忘れたジャーキーを準備して三尾川まで行ってきました。また、あの
仔犬たちに会えるのも楽しみです。元66さんのお母さん(おばさん)に私の携帯アド
レスを書きこんだメモを渡し、庭に繋がれたオス犬エツと、小屋に繋がれたマルに
ジャーキーをあげました。エツは無愛想な犬で、知らない人から何かをもらっても
口にしません。それに人相も怖いので足元にジャーキーを置いて、マルのところに行き
戻ってくると、ちゃっかりジャーキーを食べていました。そして、じっと顔を見て
「くれ!」とアイコンタクトしてきます。ふつう、美味しかったら人間に対してシッポ
を振って、立ちあがったりするもんだけどエツは横になったまま、「くれてもくれなく
てもかまん。でもくれ!」というような顔をするのです。差し出すとパクリと私の指ま
で食べに来ました。賢い犬だから加減はちゃんとしているので痛くはないけど、
「もっと愛想よかったらええんやけどな~」とつぶやいたのでした。おばあちゃんと
姫虎(きこ)のところに立ち寄ると、もう姫虎は仔犬をほったらかしできょうこそは
ちゃんとジャーキーを持ってきたやろね?みたいな顔と、猛烈にシッポを真横に振って
忙しく走り回ります。屋敷のほうでエツやマルがジャーキーを貰っていることも、ちゃ
んと見ていて判っているので、自分にも早く早くとせがむのです。
私が姫虎の相手をして、ジャーキーをあげている間おばあちゃんは仔犬を見て、喜んで
いましたが「なんと~一匹が吠えてくる」と言います。二匹のうちの一匹、たぶんこの
間、もう一匹を枕にして寝ていた方でしょう。見たら仔犬だからよちよちと後ずさりし
ながらも、唸っています。なんて気の強い子でしょうか・・・
気の強いほう 仮に≪A≫
どちらもこげの色です。でも≪A≫は目もきつく、猟犬っぽい。もしかしたらこの目は
エツかもしれません。人に慣れ慣れするのは嫌いなのかも。
ずっとキュンキュン鳴いていた 仮に≪B≫
≪B ≫はずっとこの土の壁の奥まったところで キュンキュン鳴いていっこうに外に
むかって歩いてきません。どちらも手が届くところまで近寄って来ないのでまだ触って
いません。≪B≫の目は丸く、こげの目とよく似ていますが丸い目の犬は猟犬にはむか
ないといつもおばあちゃんが言っています。三尾川のおばさんが、一匹のもらわれ先が
決まったと言っていたので猟犬としていくのなら≪A≫かな。でもそうでないなら≪B≫
かなぁ・・・けど、オスメスどっちなんでしょう・・・。しかし、私の横では母犬の
シッポの風がブンブンと・・・。おばあちゃんからジャーキーを貰おうと、姫虎が必死
でまとわりついています。
仔犬はほったらかしの姫虎ちゃん
≪A ≫目線は下ですが、実は低く唸っているのです
≪B≫お腹がすいたのか眠りモードです
のそのそと≪A≫が歩きだしてどこへ行くのかと思いきや、やはり≪B≫を枕にしてるの
か、もしかして自分が守っているのか・・・どちらでしょう?
めっちゃ手前の≪B≫、おっさん顔のこげだわぁ~
こげの小さい頃
た。二泊三日か・・・あわただしく過ぎてしまってゆっくり話をする間もなかった感。
わたしよりおとうさんのほうが あまり話をする時間がなかったやろな。でも 金曜日
には次男君の車を借り、出勤もできて嬉しかったみたい。給油と空気も入れて。土曜の
午後2時ごろ家を出て、帰りは三重県回りでゆっくり帰ると言っていた通り、着いたと
連絡があったのは、夜の11時。途中休憩をとりながら走ったみたいな計算です。
無事に着いて一安心。
次男君が帰省してあんなに喜んでいたこげも、二日目にはどうも自分の立ち位置が
次男君にとって代わられたように思ったのか、メダカの鉢から模造水草を引きずり出し
母屋の庭に咬み捨てるということをやってしまいました。いや、正確には以前にも二度
同じことをしたので、おばあちゃんが鉢の上に被せた金網をビニール紐でゆるく縛って
いたんだけど、今回はその縛った金網を鼻でこじ開けて水草をくわえ出したのです。
そのあと、母屋の台所に上がりこんで、こともあろうに犬が食べてはいけないチョコレ
ートを一個くわえて庭で食べにかかったのです。こげには運が悪く、現場を私にみつか
りこっぴどく、そうこげがこの7年間でここまで私に怒られたことがないくらいに首輪
をつかんで、ヒステリックに大声で叱られる・・というのは通り越して怒られたのです
たかだかチョコ一個とはいえ、この味を覚えてしまうととても危険だし、人間が口に
するものを何でも欲しがるようになってしまいます。それでなくてもおじいちゃんが
ルールを無視して隠れて、カリントウやら菓子パンをあげるので、もう人間の食べ物の
味は覚えてしまっているのだ。私は、そのあと一言もこげに声をかけずに、徹底的に
無視をすると、しょぼくれてひとつも近寄って来ません。次男君も出発し、おばあちゃ
んが三尾川にお寿司を持っていくから乗せてほしいというので、この間姫虎たちに
持っていくのを忘れたジャーキーを準備して三尾川まで行ってきました。また、あの
仔犬たちに会えるのも楽しみです。元66さんのお母さん(おばさん)に私の携帯アド
レスを書きこんだメモを渡し、庭に繋がれたオス犬エツと、小屋に繋がれたマルに
ジャーキーをあげました。エツは無愛想な犬で、知らない人から何かをもらっても
口にしません。それに人相も怖いので足元にジャーキーを置いて、マルのところに行き
戻ってくると、ちゃっかりジャーキーを食べていました。そして、じっと顔を見て
「くれ!」とアイコンタクトしてきます。ふつう、美味しかったら人間に対してシッポ
を振って、立ちあがったりするもんだけどエツは横になったまま、「くれてもくれなく
てもかまん。でもくれ!」というような顔をするのです。差し出すとパクリと私の指ま
で食べに来ました。賢い犬だから加減はちゃんとしているので痛くはないけど、
「もっと愛想よかったらええんやけどな~」とつぶやいたのでした。おばあちゃんと
姫虎(きこ)のところに立ち寄ると、もう姫虎は仔犬をほったらかしできょうこそは
ちゃんとジャーキーを持ってきたやろね?みたいな顔と、猛烈にシッポを真横に振って
忙しく走り回ります。屋敷のほうでエツやマルがジャーキーを貰っていることも、ちゃ
んと見ていて判っているので、自分にも早く早くとせがむのです。
私が姫虎の相手をして、ジャーキーをあげている間おばあちゃんは仔犬を見て、喜んで
いましたが「なんと~一匹が吠えてくる」と言います。二匹のうちの一匹、たぶんこの
間、もう一匹を枕にして寝ていた方でしょう。見たら仔犬だからよちよちと後ずさりし
ながらも、唸っています。なんて気の強い子でしょうか・・・
気の強いほう 仮に≪A≫
どちらもこげの色です。でも≪A≫は目もきつく、猟犬っぽい。もしかしたらこの目は
エツかもしれません。人に慣れ慣れするのは嫌いなのかも。
ずっとキュンキュン鳴いていた 仮に≪B≫
≪B ≫はずっとこの土の壁の奥まったところで キュンキュン鳴いていっこうに外に
むかって歩いてきません。どちらも手が届くところまで近寄って来ないのでまだ触って
いません。≪B≫の目は丸く、こげの目とよく似ていますが丸い目の犬は猟犬にはむか
ないといつもおばあちゃんが言っています。三尾川のおばさんが、一匹のもらわれ先が
決まったと言っていたので猟犬としていくのなら≪A≫かな。でもそうでないなら≪B≫
かなぁ・・・けど、オスメスどっちなんでしょう・・・。しかし、私の横では母犬の
シッポの風がブンブンと・・・。おばあちゃんからジャーキーを貰おうと、姫虎が必死
でまとわりついています。
仔犬はほったらかしの姫虎ちゃん
≪A ≫目線は下ですが、実は低く唸っているのです
≪B≫お腹がすいたのか眠りモードです
のそのそと≪A≫が歩きだしてどこへ行くのかと思いきや、やはり≪B≫を枕にしてるの
か、もしかして自分が守っているのか・・・どちらでしょう?
めっちゃ手前の≪B≫、おっさん顔のこげだわぁ~
こげの小さい頃