主人が出掛けたい日

主人が出掛けたい日がいつも地元の高齢者大学と重なる。
主人には悪いが、諦めてもらうか日付を変更してもらつている。
私の行きたいところも地元の高齢者大学と重なることが多い。
私は泣く泣く自分の行きたいところをあきらめる。
ついには母の病院の付き添いまでも先生に変更してもらう始末です。
本当に主人には迷惑のかけ通しです。
コンサートに行く。
シャンソニエに行く。
浪曲を聴きに行く。
これらが唯一の楽しみになった私は寸暇を見つけては行く。
それに比べ、映画館に行きたい。
大型書店に行きたい。
等の主人のささやかな願いは変更せざる得ないのだ。
上映期間が2週間と言う映画も期間中に時間を作って行く。
主人が指定した日にちが無理なのだ。
昨日も私のわがままでライブに行く。
好きな歌手と好きな歌を聴きに行く。
自分だけ楽しんで悪いが、どの歌も良かった。
シャンソンと言うものは他人によって訳詞が違うのだ。
メロディーが同じでも解釈が違えば違うのだ。
私は主にクミコさんの歌でシャンソンを覚えた。
どの訳詞が正しいとは言えないが、クミコさんのイメージがあるので、思い浮かぶのはクミコさんの歌う訳詞だ。
昨日のライブは振り返ったら後ろの席に芸能人やシャンソン歌手がたくさんいた。
名前こそ度忘れしたがYouTubeなどで聴いたシャンソン歌手が多かった。
さんざん考えて思い出した名前の歌手は金子睦さんしかいなかった。
おそらく私の知り合いのシャンソン歌手の方なら皆さんの名前もわかると思われる。
このところ主人には迷惑のかけとおしです。
とにかく地元の高齢者大学を卒業するかやめなければ主人との時間は思うようには作れません。
私も行きたいところをセーブしています。
やりたいことも我慢しています。
一つだけ入っている公民館の歌声サークルは月2回ありますが、人数が多いので休んでも大丈夫です。
このところ主人が家にいると言うのに、一日中家にはいない日が多いのです。
認知症の母も徘徊することが無いので、一人で留守番の日が多くなりました。
家族は多くの犠牲を強いられています。
いつかこの穴埋めはしたいと思います。