ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

せっかくの休日なのに何もしませんでした!

2016年02月11日 | 介護
2016.2.11
せっかくの休日なのに何もしませんでした。
家でダラダラ!
しっかり3食食べて過ごしました。
本当はやることたくさんあるのに、すべてさぼりました!
夕方やっと重い腰を上げてスーパーに買い物に行き、帰って来てさっさと夕食を作り、食べてテレビ見てくつろいでました。
ほとんど怠け者状態!
あれもこれもしたかったけど意欲低下!
見事な意欲低下!
情けない奥さんと化し、主人もあきらめムードで昨日渡したチョコレートブラウニーがお気に召したか、1日一つと言ったのに2つ目を食べる始末です。
これ、簡単で美味しいですよ!
どうも糖質制限も続かないみたい。
土曜日病院で検査ですが大丈夫でしょうか?
スマホのFacebookはしつこいくらいに誰かさんの誕生日をお祝いしろと…。
とっくに昨夜12時を回ってお祝いしたのに、何でしょう?
お祝いの仕方が悪かったかしら?
みんなのようにケーキとかお花のアップの仕方はわからないの!
たびたびしつこいからもう一度お祝いしておきますね。
Facebookがいけないのです。
お金がかかるので出かけられません。
お家の修理にお金がかかりました。
前の家の奥さんから母は「お家がきれいになりましたね」って言われました。
それでもGoogleで検索すると前の汚い家が写ります。
せっかくきれいになったのにGoogleさんは来ませんね。
日曜日だけはクミコさんの歌を聴きに行きます。
遠く群馬の玉村町です。
ちゃんとたどり着けるかしら?
無事に帰って来れるかしら?
今年初めてのクミコさんの生の歌を聴きに行きます。
交通費高いな!

「菊乃の気持ち」11

2016年02月11日 | 介護
2016.2.11
 菊乃は良夫の実家を後にした。腑に落ちないまま自宅に帰った。帰ってすぐに今日のことを母に話した。
「お母さん、私少しだけ付き合った人がいて、今日その人の実家に行って来たの」
「あら?菊乃も彼氏ができたのかい?」
「彼氏ってわけじゃあないけど、彼が正式にお付き合いしたいってご両親に紹介してくれたら、お父様の反対にあったのよ!」
「お父様の反対?なぜ?」
「良夫には菊乃さんはもったいない。って言われたの」
「良夫さんて言うの?」
「そう、佐久間良夫さん。新宿のデパートで働いていて月1でうちのサロンにワンちゃんを連れて来るお客さん」
「お客さんと付き合ったのかい?」
「まだ2回しか個人的には会ってないわ。今日で3回目」
「3回目でご両親に紹介するのかい?」
「彼はきちんとしているのよ!」
「お父様はサラリーマンでお母様はお花の先生です。お父様は健二さんで60ちょっと前です。お母様も美人でいい方に見えたんだけど、お父様が反対されて…」
母はそのとき「佐久間健二」と聞いてびっくりした。その名前に憶えがあった。もしかしたらと思った。母はとっさに
「そうよ!良夫さんのお父様の言う通りよ!菊乃にはもっと素敵な人がいるわよ。まだ若いんだから…」
「お母さん、良夫さん会えばわかるわよ。いい人なのよ。真面目で誠実で…」
「菊乃も24でしょ!もっと男の人を見る目を持たなくちゃあね!お母さんみたいになっちゃうよ!」
と、祖母が口出ししてきた。
祖母も薄々感じていた。「佐久間健二」と言う名に覚えがあった。
「大丈夫よ!」と、菊乃が言った。
「お母さんは反対です!もっといろいろ人生経験を積まなくちゃあね!仕事だってまだ半人前でしょ!」
 そのころ良夫も父に反対の理由を聞いていた。
とうとうしびれを切らした父が重い腰を上げて良夫に言った。
「良夫!初めて良夫と郁子に言うが、実は良夫と菊乃さんは本当は兄弟なんだよ!異母兄弟なんだよ!父さんが昔昔、若気の至りで浮気して出来た子供なんだ!ごめんよ!さっき菊乃さんからお母さんの名前を聞いてピンときたんだよ!」
「郁子!黙っていて済まなかった!職場に来た保険の外交員と浮気してたんだ。それが菊乃さんのお母さんさ!子供が出来たことは聞いたけど、僕にも家庭があったから、僕は郁子と良夫を選んだ!」
郁子はそれだけ聞くとその場に泣き崩れた。良夫も泣いていた。父は「ごめん!」と、何度も謝ることしか出来なかった。
 良夫はすぐさま携帯で菊乃に電話した。
「ごめん!僕と君は付き合えない運命にあるんだよ。この話はなかったことにしよう!」
「なぜ?私も母に反対されたのよ!
「理由は聞かないでくれ!とにかく君には君にふさわしい男がいるよ!」
良夫はそれだけ言って電話を切った。菊乃は泣いた。
「お母さん!私、今、良夫さんからも電話で断られてしまったの!悲しいわ!」
「ごめんよ!」母はそれだけ言うとしばらくして本当のことを言った。
「菊乃!気を確かにしっかり聞いて!実は良夫さんと菊乃は兄弟なんだよ!異母兄弟なんだよ。良夫さんのお父さんの健二さんがお母さんと浮気してお前が生まれたんだよ!ごめんよ!」
母はそれだけ言うとその場に泣き崩れた。
 それ以来菊乃の勤めるサロンに良夫は来なかった。
それから2年後、菊乃は母の勧めで母の保険会社の人と結婚する運びとなっていた。純白のウエディングドレスに身を包んだ菊乃に母は本当の意味での幸せを願っていた。
(いかがでしたか?お決まりの展開ですよね。私の乏しい人生経験で書けるのはこれくらいです!最後まで読んでくださってありがとうございます。)