ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

たまには普通のブログもね!

2016年02月08日 | 介護
2016.1.8
朝方割烹着のポケットからスマホが落ちた。
床に落ちた。
落ちたのを拾い上げたらスマホのカバーがちょっと壊れた。
午後の買い物がてらにスマホのカバーを探した。
ところがどこへ行っても私のスマホに合うカバーがない。
そこでコジマ電気で注文をする。
今度はシリコンタイプ。
1週間かかると言う。
スマホに直に例のシールを貼ったのでお店の人もスマホの番号を見るのが大変。
カバーは注文になりました。
でもスマホは壊れなくて良かったです。
スマホのFacebookのクリップボードの問題も解決しました。
去年から今年は柚子生姜茶のおかげか湯たんぽのお世話にならなくても寝れるようになり、今年はまだ花粉症もならず、デブで軽い脂肪肝と不整脈があるだけで、元気ですよ。
痩せられませんね。
結局食べちゃうみたいです。
身長のわりに食べすぎなようです。
63歳の主人はあっちこっちガタが来たのか最近はそこら中に湿布を貼っています。
肩は見事にシップでかぶれ、エレキバンにしました。
夕食は見事に手抜き。
短時間に3品作って残り物をプラスして母と早めにいただきました。
キャベツの炒め物と人参シリシリと、鶏肉の塩レモン焼き。
みそ汁作るって言ったら母が「もういいわよ!」で、みそ汁はなしになりました。
6時前に夕飯は終わっていました。
ところで14日のクミコさんのバレンタインライブはちょこっとチョコレートのプレゼントがあるそうです。
玉村町はかなり遠いけど楽しみだな!
この際高崎からタクシーでも行きますよ!
お土産持ってね!
お土産はチョコじゃあないよ!

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「菊乃の気持ち」10

2016年02月08日 | 介護
2016.2.9
「森澄子」という名前に健二は覚えがあった。そういえば心なしか菊乃は澄子に似ているところが見受けられた。もしやと思った。健二が言った。
「すみません。菊乃さん、今日会って今日良夫とのお付き合いを許すわけにはいきません。もう少し時間をくれませんか?菊乃さんには菊乃さんにふさわしい男性がいると思います。良夫より素敵な男性を見つけてください!」
「あの、それって交際は認めてくださらないと言うことですか?なぜですか?」
良夫の父の健二は少し間を置いて「良夫には菊乃さんはもったいないな。あなたみたいな美人ならもっと素敵な人が見つかるはずですよ」
健二はそれだけ言うと黙っていた。
「父さん!なんでだよ!僕と菊乃さんがふさわしくないなんて!僕は父さんが反対しようとも菊乃さんと結婚を前提にお付き合いしたいんだ!いいだろう?」
「良夫には菊乃さんはもったいないよ!菊乃さんにはもっと良夫より素敵なふさわしい人がいるはずだよ!」
「すぐにとは言いません!お友達から…」と、菊乃が言った。そばで話を聞いていた母の郁子が口をはさんだ。
「お父さん何もそこまで言わなくても…。良さそうなお嬢さんじゃあないですか?」
「いやあ、良さそうなお嬢さんだから良夫にはもったいないと…」
「とりあえずお友達って言っているからお友達でいいじゃあないですか?」
「良夫と結婚したら菊乃さんが不幸になるだけだよ!」
「良夫なら大丈夫ですよ!」
父は本当のことを言えずにいた。本当は菊乃は健二の実の娘だった。あの日澄子との間に出来た子供であった。24年以上も前の出来事だった。健二はそのことは妻の郁子にも言わずにいた。このことは健二の胸の中にしまっていた。健二は認知もせず、養育費も澄子に送らなかったことを心の中でずーっと詫びていた。その娘が今、こうして目の前に現れた。菊乃はどこか澄子の面影を漂わせていた。良夫と菊乃は異母兄弟だ。そんなことがわかったら大変なことになる。良夫に本当のことを言ったら良夫も妻の郁子も菊乃も驚くことだろう。このことをなんと言おう?健二の中で葛藤があった。
 しばらく4人の中で沈黙が続いた。菊乃が言った。
「お父さん、私このことはあきらめます。良夫さんは大事なサロンのお客さんですから…。この話はなかったことに…」
「菊乃さん、あなたからそう言ってもらえるとありがたい。あなたならきれいなんだからきっといい人が見つかるはずですよ」
「父さん!僕はどうしても菊乃さんと…」
母の郁子が口をはさんだ。
「お父さん!いいじゃあないですか?菊乃さんは優しそうだし、美人だし…。どこがいけないって言うんですか?」
「良夫は優しいだけで頼りない男です。男は優しさだけじゃあダメなんですよ!時には強さも必要です!」
「良夫はお父さんに似たんですよ!お父さんだって優しいだけじゃあないですか?」
「菊乃さん、今日のところはお帰りください。きっとあなたにふさわしい人が現れますよ!」
「父さん!反対されても僕は菊乃さんと付き合うよ!」
「お邪魔しました!」
菊乃はそう言って礼を言うと佐久間の実家を出た。
「僕、駅まで送るから!」良夫が追いかけて来た。
「大丈夫よ!一人で帰りますから…」と、菊乃が言った。菊乃は足早に歩きだした。空は菊乃の心とは裏腹に晴れていた。

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