ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

一般人

2015年07月21日 | 日記




     何度聞いてもしっくりこない言葉があるのです。

     「一般人」
     タレントや歌手や俳優、スポーツ選手など、いわゆる有名人が、
     ふつーの人と付き合っていたり婚約したり結婚したりすると、

     「●● 一般人と交際!」と言うらしいと、最近ようやく流行の言葉づかいに慣れてきました。


     一般人でないと認識されている人は、どうも芸能界スポーツ界系有名人らしいのだけど、
     私は少し古い人なので、
     一般人から区別される人種については、こだわりがあるのです。

       たとえば、素人  VS  玄人
              アマ  VS プロ
            
       
       プロや玄人という場合、確かに「その生きている世界や技術が、一般人には及びもつかない高い領域にあって」
       尊敬をともなった言葉だと思うのです。
       アマとプロの境目は隔絶していて、「プロはすごい」「やっぱり、プロになるのは大変だ)と、
       一般人をうならせるものがあるのです。


                              


       本来、
       一般人は、庶民を指していて、対応する言葉は、ハイソサエティの方々を意味したのではなかったのでしょうか。

       今の天皇陛下と美智子皇后のご成婚時の一番大きなキーワードは、 
       「皇室に、初めて、一般人の家庭のお嬢さんが嫁ぐ!!」だったような記憶があります。
       

       一般人に対比される人は、やっぱり、ある意味隔絶された地位にある人たち
       本物のプロフェッショナル、手の届かない世界に住んでいる人たちであってほしいと、
       思うのは、とりわけ、
       一般人の私だけでしょうか。