ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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寧楽の都に春を告げる行事

2014-03-11 15:56:35 | 奈良
今年の土日はブッチして、家でグダグダしてたんですが・・・こんなことではイカン!と、10日の月曜日、会社帰りに東大寺さんの修二会・お水取りへ行ってまいりました。

ピンポンダッシュよろしく、キンコンダッシュで会社を退社し奈良へ向かう。
頑張れば、お松明の最後の方からの参加が可能なハズ!ってね。

3月に入りようやく三寒四温になったといえども、お水取りの頃には寒さがぶり返していることが多いのです。
10日はぐっと冷え込んでました。
んが、なんとかお松明を見ようと奈良の街を急ぐオイラは、お松明以上にメラメラ燃えてます。
早足にガスガス歩いていると(←坂道上りなので走る気は無い)、暑いくらいでございました。(季節感ゼロなヤツ)
10本上がるお松明の、残り3本を無事見ることができました。


ブレブレですが^^;
火の粉を散らしながら、お堂をめぐるお松明。


角でグンっとお松明を掲げて、最後にぐるんと動かすと一斉に粉が散って火が下火になります。(で、ここの見せ場おわり)
お松明の真下には入ることが出来ませんでしたが(早く来て場所取りをすれば入れます。場合に寄っては整理券が出ているそうです)、遠くからでも炎の勢いや粉の散り様がよく見えました。

さて、修二会の本番はお松明ではございません。
お松明は悔過法要を行う練行衆の足元照らす明かりです。
お松明を見てハイサイナラって帰っちゃうのは、映画を見に行って予告だけ見て帰るようなもの。(あってる?この表現^^;)
オイラの一番のメインは悔過法要を聴聞することです。
この穢れ切った心の塵を、履き清めていただかなければ!

昨年は北の局で聴聞いたしました。
今年は反対側の南の局で聴聞です。
いやー。お松明が終わって30分くらいは・・・観光の方のおしゃべりがアレですね。
30分を過ぎたあたりから聴聞の方だけになっていくので、比較的堂内のお声が聴きやすくなります。(←悔過しに行ってるくせに文句言うアタリ、ドップリ凡人です。)

南無観コーラス。。。去年こんなだったかなぁ。。。記憶してたのとイメージが違った(笑)
でもこの南無観部分は個人的に最もグイグイ気持ちが引っ張られます。
あとね、神明帳。これ、チョー好き。聴いてると楽しくなってきます。
今回は前回みたく最前列に行かず戸口付近にいたから、ちょっと神明帳も聞き取りにくかったな。
座り位置、大切だねぇ。。。


今回は神明帳を聞いてから局を出る。


冴々とした空気の中、お堂の中の声が漏れ聞こえます。
灯籠を観ながらぼんやり聴く。そんな人がチラホラいました。


しばらくして初夜半夜の法要が終わり、練行衆の方々が退堂されました。

7時15分くらいに到着して、9時半くらいかな。
オイラはこれにて帰路につく。

帰りの心配がなければ、10時以降の法要もしっかり聴聞したいんだけど。
下堂が4時前後の日だったら、そこから始発までなら時間も潰しやすいんだけどなぁ(←宿を取る気がないヤツ)。
さっくり調べたら、やはり12日が4時頃下堂の日らしい。。。あと、最終日も遅いとか。
来年は12日に行こうかな。西の局にも入りたいし。


そんなこんな、まだまだ悔過足りないオイラです。

お水取りで寧楽に春が来る。
花会式で寧楽に春が来た。
そう言われる脈々と続く修二会。

残りの穢は花会式で落としてきます。(落としきれるか?)












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