ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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城崎香住 巡礼・グルメ・温泉の旅  巡礼編

2010-03-11 09:24:04 | 西国薬師四十九霊場
とーっても満足したランチの後は、ずずずいっと進んで温泉寺さんへと向かいます。

いざ、29番薬師霊場温泉寺薬師堂へ。

門にいらっしゃる仁王像も非常に良いお顔。
寄木で作られているからか、多少欠けているところもありましたが、やっぱりね、迫力満点。
門の細工もごっつスンバラでございました。
門をくぐれば正面左手側に薬師堂が。

人を拒むようでいて、がっつりウエルカムなやさしいお堂。
不思議やなぁ~
しっかり中に上がり込んで般若心経を読む。
お薬師様~来ましたで~(笑)
オイラがブツブツ拝んでいる間、京ちゃまとKちゃんはお堂の周りをコツコツ歩いておりました。

こちらのお堂で、お薬師様のご宝印と本殿の観音様のご宝印を頂きました。

薬師堂の近くには、閻魔様かな~?がいらっしゃいましたぞよ。


さて、ここからは腹ごなしにロープウェイを使わずに参道を歩こう!(と、オイラが言った。京ちゃまとKちゃんには申し訳ない^^;歩くの好きでごめんよ)
参道は山道って感じ。雨上がりだったので、足元がかなり悪い目でした。(更に更にごめんよ^^;)

茅の輪みたいにまあるく穴のあいた根っこが、小さなお社の向こう側にあったり。

こぉんな階段を上ったりしながら、参道を進む。

15分ほど山道を登ると、大悲殿・本堂が。

このころには、汗だくなオイラ達(笑)

息を整え、ご本尊様とご対面。
ご住職様がお寺の成り立ちから、仏様の説明まで。細やかにして下さいます。
一つ一つゆっくり拝ませて頂く。
こちらのご本尊観音様は秘仏でいらっしゃいます。
33年ごとに御開帳がございまして、次回の御開帳は平成30年だそうです。
33年ごとの御開帳以外に、毎4月23・24日の開山忌にはお厨子の扉が開き、観音様に会う事が出来ます。
十一面観世音菩薩様の立像なのですが、普通の安置と違います。
お身丈2メートルを超えるお体は、基壇の上のお厨子の中にすっぽり入っていらっしゃるのではなく、床からすっくと立たれているそうな。
なので、毎4月23・24日の御開扉で拝める観音様は胸から上のみ。
全身のお姿を拝するためには、33年に一度の御開帳の時に行かなければいけないのです。
御姿を隠している(?)前の部分全部を取っ払っての御開帳。
33年に一度しかお姿を拝する事が出来ない訳ですが、いったん御開帳すると3年間開帳しているんです。(大仕事ですからね・笑)
次のご開帳の平成30年4月23日からの3年間の間に、是非全身を拝みに行きたいなぁと思っておる次第です^^♪

さて、本堂は山の中腹でございます。
やはりここまで来たからには、山頂を目指さねば。
さすがに山頂まで歩くのは、アレなので(笑)ここからはロープウェイを利用する。

山頂からは、城崎の街が一望できます。
そして、ガッツリ蟹を食べる街だけに、大師堂の横に蟹塚がございました。

帰りもロープウェイにてスルスルスルっと下山。
ロープウェイ乗り場のすぐ近くが薬師広場。そこに薬師の湯の湯元がございます。

コポッコポッと熱い温泉が湧いておりました。

カニ!カニ!カニ!編へ続く。