ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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2009-10-16 17:03:30 | おさるさんの事
5匹のお猿さんが、梅の花のように寄り集まって、五猿と書きます。
そしてそれを、ご縁と読みます。

よく一般的に言われるお猿は、三猿。
「見ざる・言わざる・聞かざる」が有名ですね。

このお猿たちに2匹のお猿が増えまして・・・
「見ざる、言わざる、聞かざると、思わざるこそ勝るなりけり」

そこそこに、思わざる・持たざるだったり、怒らざる・見てござるだったり・・・ござるの意味が違ってますが、四天王寺さんの庚申堂では、何事にも揺るがない心に勝るものなし。と言っております。
マサルには、「勝」という意味と「魔去る」という意味と両方を兼ね備えてます。
言葉遊びとも駄洒落とも思える言葉なのに、なんだか深いですよね^^
その言葉を一つ一つにお猿に乗せて、庚申堂によくあるくくり猿を、キュッと結ぶことでご縁を結ぶお猿のお守りとなっておるんですな。
ご縁とは、男女の縁のみならず、縁(えにし)全てを指しているそうです。


おや?斜めから見ると、お猿の背中に何やら書かれておりますぞ。

近寄ってみてみると・・・


青面金剛童子様の梵字でございます。
そうです。
庚申堂では、青面金剛童子様をお祀りしているんですね。
お猿さんは、童子の御使いなのです。
童子と名がつくくらいなので、15~16歳の若いお姿の神様なんだって。

このご縁お守り、めっちゃ可愛いのでお気に入りなのです。