シロヘリハンミョウ

台風のうねりも荒い岩場に出た。
激しい波飛沫で微妙に空も霞む。
うだるような暑さの中、友人とひたすら追いかけたのは・・・シロヘリハンミョウ。


海岸に生息するハンミョウでは例外的に岩場が好き。
必死に追い回して追い回して追い回して・・・やっと写った。
体に纏う水滴はしぶきだろうか。
相当、耐塩性は強そうだ。

トビイロハゴロモ

ハチジョススキの葉。
かなり厚くてマズそうな葉だ。
そこにとまっていたアワフキムシ？のなかま。




けっこう特徴的だし、簡単にわかるだろう。
そう思っていたのだが・・・
未だ、未同定。
アワフキのなかまだと思うんだけどなぁ。
アップしてから気がつきました。アワフキではなくハゴロモでした。
トビイロハゴロモ。

ハマオモトヨトウ

数日後、友人と同じ場所を訪れた。
ターゲットは変わらず。
先日のリベンジだったのだが・・・結論から言うと返り討ち。
かすりもしなかった。
二人でなのに・・・
ハマオモトに今年も派手なイモムシは乗っていたが。



ハマオモトヨトウ。
成虫はいたって地味なので、幼虫の方がきれいなガ。

カヤキリ

個々の狙いはズバリ、直翅類。
しかし、時期が早かったのか間が悪かったのか、出会うことはできず。
かわりにたくさん鳴いていたのがカヤキリ。







比較的生息地の限られる大形の直翅。
体の大きさに比例するように声も大きく、目的が発見できなかったような気配もなくはないのだが・・・

カニ

仕事帰りに時間ができた日。
芦原に到着した頃にはもうあたりは暗かった。
懐中電灯の明かりを頼りに歩いて行くと・・・がさごそとずいぶん足音が喧しい。
カニだった。
立派なクロベンケイガニはかなり毛深い。


オカガニは大形で派手に威嚇してくるが、追いかけるとたいていひっくり返ってしまう。



驚いたのは小形の個体。



かなりアシの上に登っていた。
がさつそうに見えてけっこう繊細な行動も可能らしい。