ういーくえんど・なちゅらりすと

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イズササキリ

2014-09-22 15:22:54 | バッタ
さて本命は、時々それっぽい声も聞こえてくるものの、夜の芦原ではなかなか姿も見つからない。
なんかいた、と思えばでっかいヤブキリのメス。


いよいよ今日もダメか。
そう思い始めたとき、懐中電灯の光の中に怪しい影が。
慌ててカメラを向けたその姿。


ホシササキリのようだが星がない、色が薄い、ちょっと大きめ・・・
本命でたぶん間違いなかろう。
やっと出会えたイズササキリだった。





潮の影響のあるような芦原やマングローブ林に生息するササキリのなかま。
生息環境が特殊だからかなり局地的な分布を示す。
まずは地元、神奈川で写せたことが何よりうれしい。
この秋の大きな懸案の一つが解決した(と思われる)瞬間だった。

カネタタキ

2014-09-22 15:21:11 | バッタ
海岸のカネタタキといえばイソカネタタキ。
ところがこの日見つかったのは全部普通のカネタタキ。





確かに鳴き声はかなり響いていたが、ちょっと意外。
いやまぁ本当はもう一つ、大穴を狙っていたのだが、そっちも撃沈。

ヤコウチュウ

2014-09-22 15:18:28 | その他の動物
あるエリアにたどり着いた時のこと。
潮溜まりがオレンジ色に染まっていることに気がついた。



釣り餌の投棄か?鉄イオンの流入か?
いや、違う。
これはもしや・・・
明かりを消す。
しばらくして闇に目が慣れてくると水面が瞬く星のように光っている!
試しに足を踏み込むと、水面に青白い光が広がった。
まるで雪の女王が地面を凍らせるように・・・
これはヤコウチュウだ!
なんとかこの輝きを写そうと試みるも三脚もない。
ならば、手持ちでピントを合わせ、適当にシャッターを切りつつ、かき混ぜてみると・・・






見事な青白い光。
三脚と広角レンズでいずれ狙ってみたい輝きだ。
そしてこれは翌日、顕微鏡で映した姿。




これが光っていたヤコウチュウそのもの。
まぁ・・・ジャガイモ?

マツバガイ

2014-09-22 15:17:57 | その他の動物
磯では水際にも目を配る。
本命が見つからないならとりあえず対抗で、という狙いは基本だろう。
だが、出ない。
先日、姿は確認したウスモンナギサスズだが、個体数は相当少ないのかもしれない。
仕方なく、蠢くマツバガイやヒザラガイを写す。



本当に、仕方なく・・・

ベンケイガニ

2014-09-22 15:16:11 | その他の動物
土曜日。
三浦半島では昼過ぎまで雨がしとしと降っていた。
仕事が終わったのは夕方。
それから愛車で向かった入江にはもう夜が訪れようとしていた。


懐中電灯の明かりを頼りに足場の悪い海岸を歩く。
本命は直翅類。
そう簡単に見つかる獲物でないことは百も承知だが、探さなければ永遠に見つけられない。

水辺ではけっこうカニが目についた。
これは真っ赤な顔のベンケイガニ。


アシハラガニは水の中で仕事中。


懐中電灯の明かりに目が眩むのか、昼間の素早さを考えると驚くくらい逃げない。
さて、本命は・・・どこだ?