ツリフネソウ

湿地に生えるツリフネソウ。
ここではようやくこれから咲き初めだった。



何度見ても面白い造形だ。
そういえばこの花は湿った場所に生える。
今度、自宅裏に種をまいてみようかな。
しかし・・・それで元気に育ったら、なんか嫌かも・・・

ゴマフボクトウ

薄暗い林の下。
ヤブランの花に何かがくっついている。



ごま塩模様のガ。
ゴマフボクトウだった。
普通種ではあるが、なかなかこの模様は面白い。
それにしてもなんでこんなところを雨宿りの場所に選んだんだろうか。
ま、そのおかげで見られたのだが。

ノコギリカメムシ

カラスウリの葉の上にカメムシ。
ギザギザスタイルが面白いノコギリカメムシだった。


妙に色が白っぽい気もするが、類似種も聞かないしノコギリでいいんだろう。
珍しいものではないが、さほど出会う機会が多いわけでもない。
雨でも気温がそこそこ高ければ無理矢理歩いてみるものだ。

ヒメクロホウジャク

雨が小降りになってきた。
すると目の前に素早いガの姿。
ヒメクロホウジャクだ。


目で追っているとアカネに産卵している。
一眼レフならそれほど苦労しないが、手元は全部お任せのコンデジ。
適当に数を狙って、なんとか一枚、ピントが来ていた。
しかし、この緑がかった体を見ていつも思う。
どこが『クロ』なんだろうか？

シロテンハナムグリ

農家の庭先から伸びた栗の枝に大きなイガ。
もうそんな季節なんだな。
眺めると、何やらついている。
ん？これは・・・



シロテンハナムグリだった。
はじけた実に顔をつけている。
こんなものの汁まで吸うとは思わなかった。