キヌバリ

子供の頃、海の生き物を紹介した絵本で見て以来、好きになった魚だ。
ハゼの仲間、キヌバリ。



サーモンピンクの体にはっきりとした黒のストライプ。
こんなに目立つ姿でどうするのかと思ってしまうが、水中では意外に保護色。
同じような模様で色違いのチャガラというのもいる。

ちなみにこの縞模様、横縞。
魚の縞は頭を上にして縦か横かを区別する。
だからキヌバリは横縞模様。
だから画像を縦にしてみると・・・なんだかにやりと笑っているようにも見えてきた。

ギンポ

薄日に誘われるように近くの磯へ。
潮溜まりの中をのぞいていると、妻が見つけてくれた。
なにやら蛇のような姿。
ウツボか？いや、ギンポだ。



江戸前の天ぷら好きなら一度は口にしたことがあるだろう。
今年はウナギも高騰しているし、いっそ蒲焼きにでも・・・
邪念が伝わってしまったのか、すごいスピードで消えてしまった。

トウキョヒメハンミョウ

小雨の舞う、肌寒いくらいの週末だった。
それでも出歩けばいろいろな出会いがあったはずなのだが・・・あまりの体調不良で結局ほとんど寝て過ごしてしまった。
この一ヶ月で財布の中に増えた診察券は4枚。
ようやくついた診断名は『百日咳』
子供の病気と思われつつも、最近は感染者の半数が大人。
しかし、発症したのは6月下旬。
100日って・・・いつまでだよ、おい・・・

自宅の玄関先、小さな虫が元気だ。
トウキョウヒメハンミョウ。
ハンミョウの仲間は地面を走るものが多いが、これは葉の上が好きなようだ。



他のハンミョウほど美しくもないし、帰化昆虫という話もあるし。
今ひとつ魅力にかけるのだが、アップにすればやはり気合いの入った顔つき。