ういーくえんど・なちゅらりすと

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ギギ

2012-02-06 13:44:50 | 
妙な名前だが、これでもれっきとした魚の和名。
小形のナマズだ。

本来の生息域は関西以西くらい。
だが、淡水魚は放流によって国内帰化がぐちゃぐちゃに起っていて、意外な場所で捕れたりする。
このギギも本来の生息地ではない、伊豆のとある川で網に入った。
おそらく鮎の放流とともに入り込んでしまった外来種。



実は私も捕獲したのは2回目。
これだけ立派なのは初めてだった。

同行していた弟子が飼育したくて持ち帰ろうかどうかさんざん悩んでいたが、結局あきらめていた。
彼曰く、これだけ大きくなっていると魚食性が強いから、餌付かない可能性が高いのだという。
好きなことに関してはかなりしっかりと知識を貯えてきているようだ。
好きなことに関しては・・・

カマツカ

2012-02-06 13:43:24 | 
『カマツカ』と聞いて、樹木を想像するか、魚を想像するかでその人がいつも意識している自然がわかるかもしれない。
私がイメージするのは間違いなく後者だ。



砂底の川にすむカマツカ。
日を浴びると金色の輝きがあって、実に美しい。
カマツカが好むような砂底の清流には、そんな場所を好む珍しいトンボが生息していることがあって・・・ヤゴ探しの外道では実に良く現れる魚。
今回ももちろんそんな砂底好きのヤゴを狙ったのだが、あえなく敗退。
網に入ったのは大量のカマツカだけだった。

カモのメス

2012-02-06 13:42:10 | 
ヨシガモのオスは間違いなく同定できる。
問題は、メス。
しっかりその場で同定するスキルは私にはない。
結果、とりあえず適当に写しておいて、あとでなんとかと考えてしまうのだが、なにせオスに比べて特徴のはっきりしないメスたちのこと。
けっこういい加減に写す結果になって・・・わからなくなってしまう。

この時はヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモがいた。
ヒドリガモはくちばしがグレーだからそれなりに想像できる・・・はず。
カルガモもくちばしでわかるだろう。
だから想定すべき種は多くないはず、と思っていたのだが、そう甘くはなかった。

水面の反射で逆光になってしまっていて、何とも判別し難い。
もちろんRAWから現像すればそこそこなんとかなるのだろうが・・・




何枚か並べてみた。
上からヒドリガモ、ヨシガモ、ヒドリとヨシガモ、という風に思っているのだが、信頼度は30%くらいか。

ヨシガモ

2012-02-06 13:40:49 | 
ナポレオンの帽子のよう。
あるいはパーマンか。
独特のオスの雄姿が美しい、ヨシガモ。



あまり細い川は好きではないのか、地元ではなかなかお目にかかる機会のないカモ。
だから見かけるとつい必死になって追いかけてしまう。
本当はもっとアップで写したいところだが、このとき使っていたのは衝動買いした500ミリ。
さすがにこれ以上大きく写せる場所には近づいてこなかった。

カモはけっこう簡単に餌付けされてしまうから、そういった場所を狙えば手持ちでもドアップが写せるのだが、個人的にそういう環境で写すのは好きではない。
本当はこんな風に突然出会った時に大きく写せるセットを持ち歩きたいが・・・悩みは深いのだ。

オオバン

2012-02-06 11:37:10 | 
水辺のカラス、とでもいいたくなるようないでたち。
それでもころっとした姿とクリーム色のくちばしで私でも簡単に見分けられる鳥、オオバン。



最近はどこでもたくさん見るようになったな、と思う。
実際、私が鳥に意識を向け始めた頃には出会うだけでうれしい鳥だったが、なんだか今では出会えて当たり前になってしまった。
実際にどこでも個体数は増加傾向にあるのだと聞く。

日本では冬鳥、あるいは留鳥らしい。
となると関東南部では冬鳥か。
冬鳥であれば全体の個体数は変わらず単に飛来数が増えただけ、というのもありそうだが、日本のオオバンはさほど移動するわけでもないらしいので、どうやら根本的に増加しているらしい。
おそらく繁殖場所の環境がオオバンに適した状態となって、一気に増えてきたのだろう。
さらに1シーズンに2回繁殖するとの記載も見られるので、増殖能力も他の鳥に比べて高いことも原因にあるらしい。

滑らかな黒光りする体。
割と人を恐れない性格。
なんだかんだといっても私のように虫のついでに鳥を写したいものにとっては、けっこういい被写体なのだ。