朝5時半起床!
だらだらっと時間を潰した後ホテルのレストランで朝食をとりトイレ行ったり(×3)といつもの準備。8時過ぎにホテルを出てタクシーで空港へ行き飛行機で多良間島へ。
空港から会場までは村のバス。役場で受付を済ませ小学校体育館で準備。いつもの事だがなんせ参加人数が少ない、広い体育館はほぼ貸し切り状態。
暑くなりそうだなぁ(既に暑い)と思いながら「桃色ちんすこうに袖を通し気合い注入!」、「柏崎の時のようにおさえればキロ5でいけるよな…暑いから…」なんてシュミレーション。
スタート時間の12時が近付くも会場の雰囲気同様「のんびり」、気合いゼロ。スタート10分前にスタート地点へ行き佇んでいると男性から声を掛けられる。この方は去年走っている時に声を掛けてくれた方で「ポポロAC」のTさん、覚えていてくれていた。健闘を誓う。
そして12時、夏の太陽?のもと
よ~い、どん
スタート~5キロ:24分07秒
頭の中は「おさえる」、無理せず走る。暑い!汗が…最初の給水は5キロ手前だから…まだ先だ…
息苦しい…いつもの事だが苦手の「暑い」「昼スタート」と頭の中は超ネガティブシンキング。
エイドで水を取り飲んでかぶる。
周回道路へ。
5~10キロ:25分45秒
胸が苦しい…同じく「暑い」「昼スタート」の伊江島でもいつもでる症状。
脱水?熱中症?なんか胸のカラータイマーが点滅を始めて死へのカウントダウンみたい…ペースが落ちるのがわかった。
なんとなく目標にしている女子トップの姿が徐々に遠ざかる。
日陰を選んで走る。(ちょっとしかありませんが)
10~15キロ:25分31秒
給水するうちにカラータイマーが落ち着いてきた。
後ろから来た胸に「多良間」と書いたランシャツのおじさんランナーに声を掛けられながら先行を許す。やっぱり地元は余裕があるな。
やはり徐々に遠ざかる。女子トップは時々姿が見えなくなるくらい遥か彼方へ。
エイドで塩と黒糖をとり栄養補給。やっぱりミネラルだ。
15~20キロ:25分57秒
頑張ったつもりだがタイムが全然ですね。ほとんど一人旅だからペース走ができない私にはつらい。
沿道からの「○○さ~ん、頑張って」の声に手を振ってこたえる。ローカルならでは、こういうの好きです。
エイドで頭に水をかけてもらう時におばちゃんが
「綺麗に散髪してきたね」
私
「剃ってます」
と
20~ゴール:21分03秒(4.3キロ)
周回道路から島中心部を目指す。ここからが長い…
遠くに「多良間」のおじさんが見えてきた。間違いなく近づいてる、抜けるか?俄然やる気が!
抜きざま「やっと追いつきましたよ」と声を掛けると笑顔でこたえてくれた。
かなりペースがあがったと思っていましたがこれでやっとキロ5をちょっと切ったくらいでしたね…情けな。
集落に入りゴールが近づく。
そして
ゴール!
2時間02分23秒
やはりキロ5切れなかったか…スタート前に「ポポロAC」さんと「キロ5で行きたい」と話していたがダメだったか。やはり「暑い」「昼スタート」は
鬼門だ
ゴール後はのんびり着替えて「牛汁」「おむすび」でお腹を満たす。おむすびは食べ放題?
こんなタイムでも参加人数が少ないので「セミおじぃの部」で2位、総合でも11位でした。いつものように惜しいというより相変わらず詰めが甘い順位ですね。
空腹を満たし村営バスで空港へ。夕方便で宮古島へと戻りました。
アクセス、キャパが限られていて参加人数の少ない「日本一ローカルな大会(だと思う)」ですが好きな大会で今年も楽しませていただきました。
参加されたランナーの皆さん&村の皆さん、お疲れ様でした!
…「ちんすこう」地元沖縄なので普及宣伝活動は必要ありませんでしたが、「ちんすこう」絡みで声を掛けていただきました。さすが「ちんすこう」パワーだ!