地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

岐阜県美濃中西部でM3.6 新潟県霜越沖でM3.5

2019-07-11 05:29:44 | 日記
 昨日書いた内容からでは、岐阜県美濃中西部でM3.6の地震がありました。そして、まだ、大阪・京都方面でも、細かな地震が起きていますから、関西方面で揺れがあるかもしれません。念のため、注意していてください。

 新潟県下越沖は、山形県沖地震の余震域です。まだ、余震が続いていることがこれで分かると思いますから、決して、油断しないでいてください。ここにきて有感地震が増えていますから、今後、中規模の揺れがあるだろうという想定でいた方がいいと思います。

 また、海外では、フィリピンのミンダナオ島周辺で、M5クラスの地震が2回連続で起きています。ということは、フィリピン海プレートの動きが出てくるだろうと思っていたほうがいいでしょう。紀伊水道で地震がありましたが、細かな地震の状況でいうと、やはり、日向灘の方が多く、こちらの方が危ないと思います。
 そして、フィリピン海プレートの動きがあった場合、瀬戸内海~山陰方面で震源の浅い地震が起こる可能性も高くなりますから、そちらの方でも警戒していてほしいと思います。
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オホーツク海南部でM5.8 山形県沖でM3.5

2019-07-10 05:23:47 | 日記
 カリフォルニアでは、まだまだ、余震の回数が減らない状態で、世界全体の地震の占める割合だけでいうと、今まで以上です。それと同様に、まだ余震が収まっていないのが山形県沖。昨日、M3.5を観測しています。
 また、オホーツク海南部でM5.8の地震がありましたが、この地震の震源の深さは480キロ。そして、今回もこの地震で揺れている場所を確認してみてください。
 (気象庁のHPはこちら http://www.jma.go.jp/jp/quake/20190709113928395-09203438.html)

 このあたりで震源の深い地震が起きると、根室方面と岩手県沿岸から青森方面に揺れが出ているのがわかると思います。ここが連動してくる場所です。
 ただ、先日の北海道上川地方南部の震源の深い地震のときと今回の揺れの場所を比較してほしいのですが、上川のときは胆振東部~岩手沖だったのに対し、今回は渡島半島の東から岩手の内陸部に向かっていることがわかると思います。要するに、太平洋プレートとの接触面が、西にシフトしているんです。当然、連動する場所が徐々にずれていくという現象が起こるんです。
 そうなると、地表に近いところの歪みがたまる場所も少しずつ西にシフトしていくことになります。ですから、今後、北海道の西方沖から秋田沖にかけて、歪がたまっていくことになるだろうというのが、自分の予測です。

 そして、昨日の地震で怪しい場所は、長野南部・岐阜・愛知方面で、フィリピン海プレートの動きによる歪みが細かく出てきています。有感地震が起きる可能性があります。また、宮崎沖あたりでも、フィリピン海プレートの動きの影響が出ています。長崎・熊本方面で細かな地震が頻発していますから、このあたりでも揺れが起きる可能性があります。
 注意していてください。
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モルッカ海周辺でM5の余震が数回 神奈川県西部でM4.3 与那国島近海でM4.7

2019-07-09 05:29:11 | 日記
 カリフォルニアの余震は、勢いが全く衰えていません。また、モルッカ海の地震の方が余震の規模が大きく、昨日も周辺ではM5クラスの地震が5回起きています。そのため、昨日の日本での地震も気象庁が発表したものは、ほとんどフィリピン海プレートがらみのものです。その中でも規模の大きかったものが、タイトルに書いた神奈川県のものと与那国近海のものです。ただ、これではまだまだ収まらないと思います。

 日本の西南部で震源の深い地震は、鹿児島と沖縄本島近海。熊本県では、熊本地震で余震が起きていたところで、きれいに列をなすように震源の浅い地震が起きています。前に書いた大分の県境から阿蘇~熊本~島原・天草~九州西方沖のライン上では、まだ、これからも動きがあると思います。気象庁が発表する規模の地震が起きることも想定して、揺れに備えてください。
 また、福岡県沖でも再び地震が起きています。豊後水道でも地震が起きていますから、フィリピン海プレートの力は、九州方面に向かってかかっていると考えられます。北九州から山陰の日本海側は危険区域ですから、今まであまり大きな地震が起きていない山口県沖や長崎県の沖合の少し離れた場所などでドンと大きな地震があるかもしれません。心づもりをしていてください。

 また、関東方面は、さらに怪しい動きになっています。東京都と神奈川で震源の深い地震が起きていて、今まで茨城県の海上で起きていた滑りが半分以上内陸に入り込みました。福島県の茨城県との県境から茨城県一帯にかけて、滑りが起きています。さらに千葉県に関しては、沖合での滑りはほとんどなく、東京湾方面にまで滑りが入り込んできているかもしれません。この辺では細かな地震自体が減少していますから、今後は、M4クラスの地震が断続的に起きて、茨城方面で起きている滑りの歪みを解消していくような動きになるのではないかと考えています。
 フィリピン海プレートも絡んできますから、今後も神奈川から静岡、愛知方面や、やや内陸に入った長野南部や岐阜方面でも動きが出るのではないかと思います。
 注意していてください。
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福岡県北西沖でM3.0 モルッカ海でM6.9

2019-07-08 05:29:25 | 日記
 昨日、一昨日と、世界での動きが活発になっています。
 まず、カリフォルニアの地震ですが、M3以下の地震を含めると、おそらく、世界で発表になっている地震の6~7割を占めるくらい頻発しています。熊本地震のときと非常によく似ています。
 ところが、昨日はモルッカ海でもM6.9の地震が起きていて、M4以上の地震でみると、圧倒的にこちらの余震の方が回数が多く表示されます。こちらの方は、フィリピン海プレートと直結する地震ですから、日本に影響があるとしたら、こちらの方がより強く出ると思います。
 そのせいなのか、九州方面で、動きがありました。

 少し前からお話ししている熊本から九州の西方にかけての地震が再び勢いづいています。また、大きな地震があるとしたら、こちらの方が危ないのですが、福岡県北西沖でM3.0の地震が起きています。フィリピン海プレートの影響が今後も続くと思いますから、九州は、北部まで含めた全体で注意していてください。

 そして、もう一つ、かなり気になっているんですが、北海道では、震源の深い細かな地震がパラパラと起きているのですが、通常、北海道の西方沖で連動があるのに、昨日は、まったく起きていません。
 以前、このブログでも「起きるはずの地震が起きていないときの方が危ない」ということで、かなり注意をしていたのですが、そのときに起きたのが「胆振東部地震」です。ですから、この動きがこれからも続くようであれば、本当に危ない状況になってくると思います。
 今後の情報に注意していてください。
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種子島近海でM3.3 カリフォルニアではM7.1

2019-07-07 03:18:14 | 日記
 日本でもニュースで取り上げられたのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、カリフォルニアでM7.1の地震がありました。さらに、その後も余震が続いていて、M5以上の地震も4回起きています。いずれも震源が浅く、震源に近い地域では揺れが大きくなっていると思われます。
 それとは逆に震源の深い地震がパラパラと目につくのが、インドネシア。ひょっとすると、太平洋プレートの南側で沈み込み、北側で押し上げの動きになっているのかもしれません。
 今回のカリフォルニアの地震は、震源が浅く、最初にM6クラスの前震があって、そのあとM7以上の本震がある、というパターンですから、熊本地震と同じ傾向のような気がします。

 日本では種子島近海で地震がありました。フィリピン海プレートで、少し動きが出てきているようです。沖縄本島近海でも細かな地震が再び起きています。全体的な傾向としては、気象庁の発表していない地震では、日本海側で、今までよりも大きめの地震になってきていて、特に、佐渡島近海、島根県沖、日向灘あたりのものは、気象庁が発表していてもおかしくはない規模のものになっています。

 震源の深い地震は、十勝と岩手県で起きていて、例の胆振東部から岩手県までのラインで動きがありそうです。
 また、カムチャッカ半島近海ではM5クラスの地震が2回。北海道東方沖から十勝沖にかけて動きがある可能性が高いです。
 関東では、ついに震源の深さ50キロ前後の地震が埼玉県の下部でも起きるようになってきています。ですから、今まで長野県で起きていた地震も少し西側にシフトしていくようになると思います。すぐにではありませんが、岐阜や北陸方面で揺れる回数が多くなってくるだろうと思います。
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東海地方で動きあり 太平洋岸でも

2019-07-06 04:00:43 | 日記
 昨日の地震の傾向として、全体的に細かな地震が大幅に減って、規模も小さくなっています。やはり、昨日は太平洋岸に集中した形。

 東海方面では、静岡、伊豆と続き、それが少し内陸部に入って岐阜の地震となっているようです。昨日書いた、東京都と神奈川の下部で起きた震源の深い地震ですが、自分は太平洋岸の方に影響が出る可能性が高いと予測し、千葉・茨城と書きましたが、どうやら、西方の方に出たようです。

 宮城沖での空白地帯の影響は、福島沖に出たようです。M4.6で震源の深さはごく浅い。太平洋プレートの対岸に当たるカリフォルニアでも、震源の浅い10キロ以内の地震が頻発しています。となると、今回の福島沖の地震は、滑りによって起き、太平洋プレート自体は日本側で少し沈み気味。それに対して、カリフォルニアの地震は、プレートの押し上げによって起きている地震ではないかと考えられます。

 また、昨日の状況で怪しいところは、福島県の下部。震源の深い地震が起きていて、さらに、浦河沖~青森県東方沖のライン上で、やや大きめの地震が観測されていますから、北海道の胆振東部や岩手県の太平洋沿岸に揺れが広がっていく可能性があります。ただ、可能性は低いのですが、この浦河沖~青森県東方沖のエリアで大きめの地震が起きる可能性もあります。万が一のことを考えて、津波も警戒しておいてください。
 山形沖の地震もまだ余震が続いています。今回の福島の下部の地震の影響がこちらに出る可能性もあるので、まだまだ、安心しないでください。

 さらに、今回の東海の地震を見る限り、フィリピン海プレートも、また動き出してきているようです。和歌山県の沖では震源の深さ50キロあたりの地震が頻発しているので、注意していてください。
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千葉県北西部でM3.3 北アメリカでM6が2回

2019-07-05 03:41:42 | 日記
 昨日、気象庁が発表したのはタイトルに書いた千葉県北西部の地震のみ。ただ、その分、太平洋プレートの対岸に当たる北アメリカでは、カナダの沿岸部でM6.2、アメリカのカリフォルニアでM6.5の地震が起きています。アラスカでの地震の影響が北アメリカに出たのかもしれません。そして、太平洋プレートの対岸に当たりますから、当然、このあと、日本にも何らかの影響が出るものと思われます。北海道から東北・関東にかけての太平洋沿岸での動きに注目です。

 また、東京都と神奈川県の県境で震源の深い地震が起きています。これで、千葉方面の太平洋プレートがさらに、内陸に寄ってくるのではないかと思います。ですから、千葉・茨城の方で動きがある可能性が高いです。注意していてください。
 東北では、宮城県の沖合で、不自然な地震の空白帯があります。というのは、東北から関東の太平洋沿岸では、太平洋プレートの滑りによって、常に細かな地震が多数発生しているんです。ところが、一時、この細かな地震が切れるときがあって、この空白ができると、そのあとに少し大きめの揺れが起きるようです。たぶん、大きめの障害物があって、滑りを一時的に止めるため、その分、エネルギーがたまった状態になるのではないか、ということですね。
 少し、注意しておいてください。

 熊本方面では、昨日の様子では、地震が起きているのは西方海上になっています。内陸部では、揺れはありませんでした。徐々に亀裂が西方に広がっていくような状況になっているようです。
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根室半島南東沖でM4.2 アラスカでM4クラスの地震が頻発

2019-07-04 04:31:27 | 日記
 昨日の地震は、こちらのブログで昨日・一昨日で書いた内容と一致しているので、起きたときに「あ、やっぱりな」と思った人も多かったのではないでしょうか。

 昨日のブログのあとに気象庁が発表した地震は5つ。そのうち、島原・天草と天草灘のものは、昨日、書いた通りですね。また、カムチャッカ半島の関係で、根室半島南東沖の揺れがありました。M4.2で震源の深さ50キロ。岩手県沖の地震も「胆振東部~岩手沖」の内容ですし、新潟県上越地方は、一昨日かいた栃木県の集中地震の影響だと思います。

 それで、気を付けたいのは、やはり、熊本近辺の地震。気象庁の発表があったということは、地震の規模が大きくなってきたことを意味します。それで、実際に、細かな崩壊の規模が少し大きくなってきています。今後、まだ、揺れが起きる可能性は高いと思いますし、可能性はちょっと薄いのですが、大きめの地震が起きることも想定しておいた方がいいと思います。

 もう一つ気になるのは、アラスカでM4~5の地震が多発しているということ。M4.2が2回、M4.9が2回、M5.3が1回です。これだけ頻発していると、太平洋プレートに何らかの影響があるはずですが、プレートの上下の動きや回転のかかり方は全く未知数ですから、太平洋プレートで何らかの動きがあるだろうとしか、今の段階では言えません。ひょっとすると、今まで揺れていなかったところで突然地震が起きる、ということも考えられますので、日頃、地震のあまり起きない地域でも注意していてください。
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新潟県下越沖でM3.4 

2019-07-03 06:07:21 | 日記
 青森県東方沖の地震の余波だと思いますが、東北から中部・北陸にかけて、気象庁の発表になっていない地震の規模が、だんだん大きくなってきているようです。その関係もあって、新潟県霜越沖でM3.4の地震が発生しています。いわゆる、山形県沖の地震の余震ですね。この余震、まだ続いています。一番、嫌なパターンは、こうやって、規模の小さめの地震がちょくちょく起きているうちに、だんだん、地殻の崩壊が進んで、再び、大きめの地震がドンと来る、というもの。ですから、山形県沖の地震は、油断してはいけません。海上で起きているため、直接揺れを感じる地震が少ないので、安心してしまう人がいるのではないかと思いますが、このままいくと、熊本地震のように、余震が長引く可能性があります。

 もう一つは、青森県のちょうど真ん中あたりで震源の深い地震が起きているということ。ここで地震が起きると、胆振東部から岩手県へのライン上か、日本海側のライン上で地震が起きる可能性が高いと思います。実際に、気象庁の発表にはなっていませんが、積丹半島の西方でM3規模の地震が発生しています。

 一昨日の宮城県沖や昨日の宮城県沖・福島県沖の地震は、太平洋プレートの動きから、少し大きめの滑りが起きたと考えていていいと思います。青森県の下部で震源の深い地震が起きているということは、太平洋プレートも活発に動いてくるはずですから、福島・宮城沖ではその都度揺れが起きると思います。

 一つ怪しいところは、熊本から九州西方沖。この一帯、震源の浅い細かな地震が密集して起きています。一つのエリアが形成されている感じです。昨日も書きましたが、ここで何らかの動きがあるかもしれません。ちょっと注意していてください。
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青森県東方沖でM5.1 宮城県沖でM4.1

2019-07-02 05:13:02 | 日記
 昨日書いた胆振東部から岩手県沖へのラインを気象庁のホームページで確認してくださった方も多いと思います。今回、M5.1の地震が起きた青森県東方沖も、そのライン上ですね。実は、昨日、カムチャッカ半島近海で、再びM5.0の地震が起きています。となると、再び、千島~根室方面で揺れが起きた後、この胆振東部から岩手県沖のライン上で地震が起きる、という流れになる可能性が高くなっています。今後、注意が必要ですね。
 また、これと関連して内浦湾でも地震が起きていますが、こちらは震源が浅く、下に入り込んだ太平洋プレートが地殻を押し上げて起こした地震だと思います。そして、この内浦湾の地震のように、下に入り込んだ太平洋プレートが徐々に西方にずれていって、北海道から東北にかけての日本海側での地震が起きるだろうと予測しています。ただ、日時を特定することは今の段階では不可能です。

 また、昨日書いた内容との関連では、新潟と和歌山で揺れが起きたということ。こういう地震は、実際に起きていても気象庁の発表になる規模に届かなかったりしているので、思った以上に地殻が薄くなってきているか、もしくは、緩んできているか、そういう現象が起こっているかもしれません。今回の集中豪雨も、嫌な感じがします。

 昨日の状況で怪しいところは、栃木県。震源の深い地震が起きていて、福島・群馬との県境で、気象庁の発表になるかならないかのギリギリくらいの地震が頻発しています。ですから、新潟など北陸方面で揺れがあるかもしれません。
 また、熊本では、以前の熊本地震の余震域で、再び、細かな崩壊が集中しています。阿蘇~熊本~島原・天草地方で直接動きがあるか、それよりも西方の海上で動きがあるか、どちらかで揺れてくるのではないかと考えています。 
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