地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

宮城県沖でM3.7 千葉県北西部でM3.7 山形県沖では余震域が広がってきている可能性

2019-07-20 05:02:33 | 日記
 一昨日書いた内容からでは、宮城沖で地震がありました。また、有感地震にはなっていませんが、日向灘では細かな地震が頻発しています。たまたま、有感地震が起きなかったくらいに思っていてください。また、国後島近海の地震は、千島の地震との連動でしょう。

 また、千葉県北西部の地震ですが、震源は、ほとんど東京湾と言ってもおかしくないくらい、東京寄りです。そして、東京湾近辺の地震は、震源の深さが80キロ前後になることが多く、昨日の千葉県北西部の地震も震源の深さが80キロ。この周辺で考えると、比較的、地殻が厚くなっていると思っていていいと思います。
 ただ、気を付けたいのは、太平洋沿岸部は、以前、震源の深さが60~70キロで推移していたのですが、地殻の下部が侵食されているのではないかと思っているのですが、ここ数年は40~50キロとかなり薄くなってきています。この状況が東京湾方面にまで広がってきて、震源の深さが浅くなってくるとピンチ。ですから、東京に近いエリアでは、震源の深さに注目していてください。ちなみに、表層の震源の深さが10キロ前後の地震は、メカニズムが違うので、それは除外して考えてください。

 昨日の地震で一番気になっているのが、タイトルにも書いた、山形県沖の地震の余震域が、徐々に広がってきているようなんです。少し、新潟の方に広がってきています。となると、もしも、この近くで脆いところがあって、そこに余震が到達すると、再び、大きめの地震が起きる可能性があります。何もないのが一番なのですが、万が一のことを考えて、心づもりをしていてほしいと思います。
コメント
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