地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

オーストラリア西部でM6.8 モルッカ諸島近海でM7.3

2019-07-15 05:06:27 | 日記
 昨日は、海外で大きな地震が2回。
 一つは、オーストラリアの西部。ただ、発表は西部ですが、実際は、北西部の海岸で、オーストラリアを四国に見立てると愛媛県のあたり、と思ってください。
 もう一つは、インドネシアのモルッカ近海。新聞ではハルマヘラと記載しているものもありますが、同一の地震です。場所は、フィリピンの南方と思ってもらえればいいと思います。要するに、ここはフィリピン海プレートがらみの地震です。余震もM5クラスが数回起きていますから、プレート自体もかなり大きな動きになっているはずです。ですから、今後、日本への影響は避けられないと思っていたほうがいいと思います。

 さらにもう一つ。こちらはあまり話題になっていませんが、アラビア半島の南海上でM4クラスの地震が起きています。ここはアラビアプレートがらみですね。ただ、ネットで調べてもなかなか出てこないのですが、マダガスカルの北方の海底で海底火山が噴火したというような噂があります。確定情報ではないのですが、ひょっとしたら、インド洋の西方で地震が続いていたのは、このせいではないか、という話もあります。詳しいことがわかったら、ブログに書こうと思っていますので、こちらの方は、情報が入るまでお待ちください。ひょっとしたら、この噴火がアラビアプレートに影響を与えているかもしれません。

 日本についてですが、昨日書いた中では、長野で地震がありました。新潟の方が細かな地震が多かったので、茨城の震源から見て45度の角度の上の方をより危険と判断したのですが、実際はほぼ真西の長野で起きました。
 また、北海道で震源の深い地震が続いています。今までは有感地震になっていなかったものが、最近では有感地震として気象庁が発表するようなレベルになってきています。昨日は、十勝地方中部でM4.3、震源の深さ110キロです。そして、その他にも釧路と十勝で1回ずつ、青森県東方沖でも1回、震源の深い地震が起きています。ただ、こういう状況であるにもかかわらず、胆振東部などでは動きが全くありません。ですから、地殻の圧力がかかってくる場所が変わってきているかもしれません。北海道の西方沖が徐々に危険度を増している感じがします。

 それから、今回のフィリピン海プレートの動きでは、台湾から沖縄にかけて最初に影響が出てくるのではないかと思います。急に大きな地震があるかもしれませんから、注意をしていてください。
コメント
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