地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

種子島近海でM2.6

2020-10-20 04:18:53 | 日記
 昨日のブログから今までの間に起きた有感地震は、タイトルの一つだけ。
 世界的には、大きな津波が襲ったスマトラ島沖地震の震源の付近で動きが活発です。太平洋プレートとインド・オーストラリアプレートの接触部分ですから、日本に影響があるとしたら、やはり太平洋プレートの方。
 そして、10月18日の動きを見ると、北海道では、震源の深さ100キロ以上の地震のラインと、太平洋沿岸の震源の深さ中程度の地震が、きれいに平行に並んでいます。また、愛知・三重の沖合の震源の深さ300キロ以上の地震も、東西に横並びになっています。ここから、太平洋プレートは、今まで通りの南東から北西寄りの動きに戻ったと考えていいのではないかと思います。
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/daily_map/20201018.html

 北海道では、18日のデータでは、やはり根室方面から太平洋沿岸にかけて、きれいに動いていますから、今まで通り、根室半島方面から浦河沖を通って、青森県東方沖、岩手県沿岸までの部分で動きやすくなっていると考えてください。
 東北から関東にかけても、一番、動きが出やすいのは、従来通り、福島沖~茨城沖。
 中部・近畿方面では、能登半島から、福井県を通って、京都、大阪、和歌山につながるラインで動きがありますから、揺れてくるとしたらこのライン上ではないかと思われます。
 四国、九州では、宮崎沖に当たる周防灘~日向灘~トカラ列島のライン上で動きやすくなっていると思ってください。種子島近海のM2.6の地震も、そのライン上です。
 沖縄では、石垣島近海で少し大きめの動きがありましたし、台湾でも、やや大きめの動きが出ています。

 そして、この地震が起きやすいラインを見てみると分かると思いますが、
 能登~福井~京都~大阪~和歌山
 宮崎沖からトカラ列島
の2つのラインは、ほぼ平行で、太平洋プレートが北西方向に動き出すと、地震が発生しやすいラインです。
コメント
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