地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

八丈島東方沖でM6.0 奄美大島北東沖でM5.1 国後島付近でM3.8 茨城県南部でM3.1

2020-10-04 03:11:51 | 日記
 まず、世界的にみると、昨日は、フィリピン海プレート周辺にM5クラスの地震が集中しています。日本近海以外にもマリアナ諸島でM5クラスの地震が起きています。
 また、日本エリアでは、今まで動きそうなところと書いていた場所で、ついに動いてきた、という感じです。

 北海道方面では、やはり、国後島付近でM3.8の地震が発生しました。もちろん、このまま引き続き、根室・釧路方面で注意が必要ですし、今回は、いつもの震源より、やや北寄りですから、網走方面や道東の内陸部でも注意していてください。

 東北方面では、動きが活発なエリアは、まず、青森県東方沖。そして、宮城・福島の沖合のプレート境界に近いところで、震源の浅い地震が集中して起きています。内陸に近いところであれば、有感地震になったのではないかというレベルなので、今後の動きに注意していてください。
 また、沿岸部でも宮城県沖、福島県沖では、動きが活発ですから、こちらも注意していてほしいと思います。

 関東では、茨城県南部でM3.1の地震がありましたが、これは、前に書いた地殻の滑りから起きた地震。八丈島東方沖のM6.0は、千葉県の南方と捉えておくといいと思います。2日に、震源の深さが300キロ以上という非常に深い地震がフィリピン海プレートの中央部で起きていますから、そこからの流れで起きた地震と考えています。
 内陸では、茨城県北部エリアと福島県南部~栃木県と群馬県の県境で南北に震源の浅い亀裂が入ってきていますから、このライン上で揺れてくるかもしれません。

 さらに、八丈島近海では、余震と思われる地震も数回起きていて、動きが続いていますから、影響が出やすいのは、東海方面です。愛知・三重で少し反応が出ているようです。注意していてください。
 長野・岐阜・北陸方面は、今までと同様です。

 近畿・中国・四国地方では、和歌山の沖合や徳島の沖合で、少し動きが活発になってきました。また、京都・大阪でも震源の浅い地震が増えてきています。フィリピン海プレートで動きが出ている以上、こちらの方でも揺れやすくなっていると考えていてください。

 九州・沖縄方面では、奄美大島北東沖と書かれていますが、場所的には、トカラ列島の東方、どちらかと言うと「種子島近海」と書いた方が正確ではないかと思われる地点で、M5.1の地震が起きています。ここもフィリピン海プレートの影響で、この位置であれば、影響が出やすいのは、九州の西方。熊本の天草・芦北地方や、鹿児島県西方沖などと表記される地震が起きやすくなっていると思います。注意していてください。
コメント
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