地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

台湾付近でM4.9 宮城県沖でM4.5 神奈川県西部でM3.0 新潟県下越地方でM2.7 長野県中部でM2.1

2020-10-01 03:58:47 | 日記
 昨日の地震で一番規模の大きかった地震は、台湾付近のM4.9です。震源の深さが100キロと深めですから、今後、宮古島近海でも動きが出てくる可能性があります。現状では、奄美大島・トカラ列島方面での動きの方が活発になっています。熊本では、熊本地方から天草・芦北地方にかけて、まっすぐ列をなすように、細かな地震が起きていますから、こちらで、動きが出てくるかも知れません。注意していてください。

 また、昨日の状況で、一番おかしな動きをしていたのが、北海道から東北北部にかけての太平洋沿岸方面。日高・十勝沖あたりから青森県東方沖、岩手県沖にかけて、震源の浅い地震が集中しています。場合によっては、大きめの地震が起こる可能性もあるので、注意していてください。

 東北方面では、宮城県沖でM4.5の地震が起きましたが、これは、滑りの起きている範囲の地震。秋田県内陸部で震源の深い地震も起きていますから、これからも宮城県沖、福島県沖で動きが出てくるものと思われます。また、福島県沖から茨城県沖にかけても震源の浅い地震が集中していますから、北海道の太平洋上と同様、注意していてください。

 関東方面では、昨日、細かな地震が起きていると書いた神奈川県西部でM3.0の地震がありました。東京や千葉方面、いわゆる東京湾近辺で、まだ、滑りが続いています。

 中部・近畿では、長野県中部でM2.1の地震がありました。群発地震帯のやや南側が震源です。また、北陸方面では、新潟県下越地方でM2.7の地震がありました。昨日の状況では、長野県に細かな地震が集中しています。その他では、石川方面で少し動きがあるくらいです。

 中国・四国地方は、昨日書いたように、山陰方面に歪みの力が逃げているようで、細かな地震は山陰が多くなっています。

 全体的にみると、やはり、細かな地震が集中している北海道から東北、関東の沖合で、規模の大きな地震が起こりやすくなっていると思って、注意していてください。
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