地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

遠州灘でM4.6 熊本で3回 静岡県中部でM3.4 その他有感地震2回

2020-10-08 03:26:30 | 日記
 昨日書いたものと同様、太平洋プレート境界で細かな地震が多数起きています。そして、ここでの注目は、震源の浅い地震と震源の中程度の地震が入り混じっているということ。
 想定では、太平洋プレートの下部が剥がれ落ちて、地殻が薄くなったため、耐性が弱まり、地殻の裏と表の両方で崩壊が起きていると考えています。これ、実は、非常に危ない状況で、一気に太平洋プレートが、おせんべいが割れるようにパリンと割れると、上に乗っていたユーラシアプレート(オホーツクプレート)が支えを失うため、一気に水没していく可能性があります。
 そして、おそらくは、元々大陸と陸続きだった日本で、大陸との間に海水が入り込んで日本海が出来た経緯が、この太平洋プレートの下支えがなくなったため、ユーラシアプレートの端から順に沈降~水没~していったため、と考えています。徳之島で見つかった海底鍾乳洞の説明でも、縄文時代は陸地だったわけで「温暖化による海水面の上昇」と言われていますが、実は、このように地盤の沈降によって生じたものと考えています。

 北海道方面では、今のところ、動きは落ち着いていますが、まだ、カムチャッカ方面のエネルギーが残っていると思われますから、昨日と同様、引き続き注意していてください。
 東北・関東方面も同様です。

 東海では遠州灘でM4.6の地震が起きていますが、震源は非常に深く310キロです。これは、下に入り込んでいる太平洋プレートの動きだと思われます。
 この地震の揺れが伝わっている地域は福島・茨城・栃木・東京。ここが震源の深さ中程度の領域に当たる太平洋プレートとの接触部分です。ただ、揺れている地域が、今回の地震で若干西にずれてきていますから、今後、太平洋プレートの動きで揺れてくる地域と考えていてください。
 長野県北部でもM1.9の地震が起きていますが、これは、どちらというと、昨日書いた新潟方面の地震が少しずれたと考えてください。また、東海の内陸では静岡県中部でM3.4の地震が起きていますが、これも、昨日書いた東海地方の動きによるものと考えています。

 近畿・中国・四国地方は、今までと同様に考えてください。和歌山・京都・岐阜方面では、いつ揺れてもおかしくない、と考えておくといいと思います。

 動きが起きたのは、九州で、まず、熊本県熊本地方でM3.4とM2.5、熊本県天草・芦北地方でM2.8、鹿児島県大隅地方でM2.2です。
 今まで、動きがあると書いていても、なかなか動きがありませんでしたが、それが一気に動いてきた形になっています。ただし、規模は、今までと変わらず。震源の深さの微妙な違いや地盤の関係で、今回だけ有感地震になったと考えていたほうがいいと思います。今後も動きが続いてきますから、いつでも有感地震になる可能性があると思っていてください。
 昨日の動きでは、やはり宮崎沖で動きが出ています。
 沖縄方面は、小康状態です。
コメント
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