地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

茨城県沖でM3.9 青森県津軽南部でM3.3 宮古島近海でM3.0 宗谷地方南部でM2.7

2020-10-11 03:43:52 | 日記
 北海道では、宗谷地方でM2.7の地震がありました。実は、この前に、震源の深さが100キロ以上の地震も、宗谷地方で起きていて、その関係で、太平洋プレートが少し入り込んできて起きた地震ではないかと思います。
 また、東北北部では、青森県東方沖では全く動きがなく、実際に揺れたのは津軽南部でM3.3。ということは、青森県東方沖では、地殻がしっかりと噛み合って動きずらい状況になっているので、歪みが内陸方面に出てきたという可能性が高い。もしも、今後、動いてくるとしたら、少し規模が大きくなるのではないかと思います。警戒していてください。

 また、東北方面でも、動きが減少。滑りによる震源の深さ中程度の地震も、宮城県沖から南でしか発生していません。このあたりも、青森県東方沖でのしっかりとした噛み合いによるものではないかと思います。福島の沖合では、震源の深い細かな地震がやや多め。東北北部で動きが無い分、次は、このあたりで動きが出てくるかも知れません。

 関東方面では、茨城県沖でM3.9の地震がありました。千葉の沖合でも、震源の浅い細かな地震が増えてきています。中部・北陸方面は昨日と同様。
 東海から近畿にかけては、フィリピン海プレートの滑り込みによると思われる地震が愛知~奈良で起きています。今後、和歌山・大阪・京都方面で動きが出てくるかも知れません。

 中国・四国地方では、鳥取でやや動きが活発になってきています。また、ここ数日は、高知でも震源の浅い地震がパラパラ。まだ規模はかなり小さいのですが、南海トラフの歪みが、徐々に地表に出てきているという状況だと思われます。

 九州から沖縄にかけてでは、細かな地震が全体的にばらけている状況。宮古島近海でM3.0の地震がありましたが、これは、昨日書いた、プレート境界付近の地震の影響だと思われます。
 現在の動きとしては、奄美大島近海から、九州全域にわたって、動きがでていますので、いつも起きている熊本以外の、大分・福岡・長崎方面でも注意をしていてください。
コメント
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